サラ☆の物語な毎日とハル文庫

物語のページをめくると…

物語を読むと「違う世界にもっていかれる」という話。

『キャベツ』などの本を書いた、作家の石井睦美さんの
物語についてのエッセイを朝日新聞で読みました。

うまいこと言うなー
本当にそうだなー
と思ったので、抜粋を書きます。

「本を手にしてページを開く。わたしはいる。読み始める。わたしはいる。どんどん読む。わたしはだんだんいなくなる。

初めてその感じを味わったこどもの日のことを忘れられない。そして今も同じ経験をする。もっていかれる本を読むたびに、もっていかれるのは、意識というか、こころなのだけど、感覚としては断然からだごとそっくり違う世界にいる。」

本当にそうだ。
作家って、やっぱり作家だなぁと、ちょっと感心した。

ちなみに、最近もっていかれたのは、『シーオグの祈り』(ジェイムス・ヘネガン著・ランダムハウス講談社)なんだそうですよ。

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