サラ☆の物語な毎日とハル文庫

初めて読んだ本

子供のころ、初めて読んだ本って、覚えてますか?
わたしの場合は、『スイスのロビンソン』だったと思います。
それで、えっ、本って面白いんだと発見して、
同じ本に入っていた『若草物語』を読んだのだったと思います。
それ以来、本のファン。

講談社の世界少年少女文学全集というのがあって、
兄が親にとってもらっていました。

それが本棚に並んでいたので
小学校3年のときに、本を取り出して読んでみた。

最初は、なにげなく、ただちょっと本を開いたのでした。
そおしたら、文章を読んでいくと、
話が頭のなかで動き出し、イメージが広がり、
作家のいしいむつみさんが言っていたように
自分は違う世界にトリップしていたのです。

不思議な感覚。
本って面白い。

『スイスのロビンソン』も面白かったけど
『若草物語』には夢中になりました。
女の子の気持ちがこんなに細やかに表現されてるなんて。

わたしを取り巻く日常生活とあまりに違っていて
その違いが、なんともいえず面白かった。
ジョーを中心に、四姉妹の人物像も新鮮。
まあ、小学三年生の女の子が、
十五歳くらいの女の子たちの(昔は十五歳で、もっと大人だった)
いろいろな心情など、もってるはずもなく
あこがれたわけです。

とにかく、そのときから、わたしは本が読み出しました。
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