空気が冷たくなった冬のはじまりの日です。
ハル文庫の庭は、空が曇って陽が射さないせいか
何だか白っぽく見えます。これ、冬景色のはじまりですね。
よく文庫のカフェに寄ってくださる
健康についてのお仕事をしているジュンコさんから、
昨日、とても興味深い表を見せていただきました。
体温の働きについてのお話なんですが。
こんな表です。
【体温のはたらき】
40.0゜C ほとんどのがん細胞が死滅する
39.6゜C 乳がん細胞死滅
38.0゜C 白血球が病気と戦う
37.5゜C 菌やウイルスに強い状態
37.0゜C 体内酵素が活性化する
36.5゜C 健康体、免疫力旺盛
36.0゜C 熱生産が増加
35.5゜C 自律神経失調症になる
35.0゜C がんがもっとも増加する温度
34.0゜C 生命の回復がギリギリの体温
ジュンコさんが言うには
「発熱は、自分でウィルスと戦っているのです。
熱が出たからと、解熱剤を使ってしまうと、
免疫力は下がるだけです。
体は熱を上げて、ウィルス退治をしていますから、
温めて、水分とって、できるだけ安静に。
そしてビタミンCを2~3時間置きにとるといいのです」
ということでした。
ちなみにビタミンCは体内で合成できないので
外から取ってあげるのが大事だそうですよ。
すると、ビタミンCの働きも加わって、
うまくウイルスを退治できるそうです。
なるほどねー、と思いました。
発熱って、健康の敵のような気がしていましたが、
体を守るための大切な働きだったんですね。
(40度なんて高熱が出ようものなら、
それこそ生きるの死ぬのの大騒ぎですが、
無事に乗り越えられたら、がん細胞が消えているのかと思うと、
体に感謝です。)
こんど風邪をひいて熱が出たら
ジュンコさんに教えてもらったとおりにやってみようと思います。
物事って、自分が思っているのと正反対だったりするから、
興味深いです。