↑巣鴨のとげぬき地蔵商店会にある赤パンツ専門店「マルジ」の来年の干支柄
今年の秋から年中行事関連本の仕事に追われた。
関心がなかったわけじゃないけど、それほど深く入り込んでたわけでもない。
きっと、けっこう多くの人がそうじゃないかな。
お正月の「年神さま」からしておどろいた。
新しい年の夜明けに、生まれ変わってパワーチャージした年神さまが
各家庭にやってきて鏡モチに宿り、
その鏡モチをお雑煮にして食べると、年神さまの「お年魂」を分けてもらえる。
つまり新しい年の「運」をもらえるそうだ。
知らなかった、年神さま。
門松は、自分の家がここにあることを年神さまにお知らせするもの。
そうと聞いたら、飾らなくちゃ。
素通りされたらザンネン。
来年に出るこの本の著者は、井垣利英さんというマナー講師で人材教育家。
つい古めかしく感じてしまう年中行事を、懐かしく、面白く、新鮮なものとして紹介してくれる。
テレ東などにときどきマナー関連の情報で出ておられる。
12月26日にテレビで話しておられたのが、縁起担ぎの赤パンツ。
新年を迎えるにあたって、大晦日の夜に、入浴してから赤いパンツを履いて寝る。
赤いパンツは「魔除け」の効果があり、お腹を温め、しかもエネルギーが湧くそうだ。
厄払いをして、元気になって、新年を迎える。
そういう縁起担ぎがあると知ったからには、やってみなくっちゃ。
そんな感じで、年中行事は毎月厄払いをし、縁起担ぎをし、運を招いている。
仕事をしながら、運がよくなることばかり学んでいたので、
なんだか自分まで運がよくなった気がする。
赤パンツ、さっそくAmazonで取り寄せました(笑)!!