大晦日から元旦にかけて、琵琶湖の北小松にて、4人で竿を出しました。
メンバーは,大ゴイ研究所の高橋さんと、地元滋賀のKさん、そして豊田のTさんと私の4人です。
31日の朝に到着すると、廻りの山は雪化粧で,砂浜にも雪があるという状況です。
30日から入っている、高橋さんに聞くと,やっと雪時雨が収まったところでした。まだ、当たりはなく,準備を始めて暫くして,TさんとKさんも到着され,
高橋氏の準備された大型の小川テントの中で、鯉釣り談義開始でした。
今回は、私の車(アウトランダーPHEV)の電源を使って,石油ファンヒーターも使いながら温かいテントで寒さも感じない程の時間となりました。テント内のライトは,車の電源を利用しての明るいLEDライトとコールマンのガソリンランタンを使いながら,ガスコンロで,鍋を作りました。また、餅やモニーングトーストはオーブントースターを車の電源を使って焼き,適宜電子レンジも使うという個人での釣行よりキャンプに近い形態でした。寝るのは各自の車と高橋さんはテントという形態でした。
大晦日の31日でもバスマンは入れ替わり立ち替わりの状況で,2回程糸を引っ掛けられることもあり、琵琶湖での釣行では、その対策にも頭を悩まされますが,私自身はあまり気にしないようにしています。
このメンバーのタックルと仕掛けに関しては,高橋さんとKさんは,石鯛竿と両軸リールでダンゴ餌仕掛けで、龍王と発砲一本ハリ仕掛けで,Kさんと私が,ユーロスタイルで、ボイリー仕掛けでした。水深は15m程で,かけ下がりになっている為、仕掛けを上げる時にオモリやハリが根がかりする確率が高く,悩まされることになります。湖北等では考えないといけないことですが、根がかりしてから気がつくことになるのでした。
私は2本の竿をだして、1本はボイリーでもう1本は龍王の発砲一本仕掛けにしました。日が暮れて、鍋をつついている頃だったでしょうか,目の前のバイトアラームが当たりを知らせてくれます。私の竿の発砲1本ハリ仕掛けの竿からです。ラインが出て行く感じで,バイトアラームは鳴りっぱなしの状態で大型の期待が膨らみます。テントから釣り座まで100m程の距離です,一部雪が残っていたり、砂場もありの状況で,足を取られつつ、釣り座につくと、依然として糸はスプールから出て行っている状態です。さらに、ちょうど隣にいたバスマンがそのラインにルアーを引っ掛けてやり取りもしています。まず、鯉を上げることを主眼にして,竿を持ち、鯉の引きを感じながらも,かけ下がりの石にラインが擦れている状況です。鯉は横走りをして、石にラインを擦っている状態です。バサーには少し待機してもらって,やり取りを優先します。しかし、石を幾つも擦りながらで結局ラインブレイクになりました。その間、バスマンには糸を緩めて,ルアーを回収してもらってのやり取りでしたが,大晦日の今年最後の鯉の顔を見ることができず,残念な結果に終わりました。今回はダンゴ仕掛けとボイリー仕掛けを比べる機会になりましたが、当たりが出るのはダンゴ仕掛けの方が早く,当たりが出だすとボイリー仕掛けの方が連続の当たりが出やすいようです。したがって、初めてのポイントではダンゴ餌で最初は攻めつつ、当たりが出始めたらボイリーを追加フィーディングディながら攻めるのも一つの方法です。
除夜の鐘を聞きながら各自の寝床につき、元旦を迎えます。
初日の出を拝もうと思う気持ちからか,5時半には目が覚め、暫くして,少し明るくなり始めた頃に車外に出て、カメラをセットしながら初日の出を待ちます。その頃には,同じように初日の出を写真に収めようとまた初日の出を観ようとするひとが集まって来て、大晦日のバスマンから元旦の初日の出と湖は結構人が来ている状況です。もっとも、元旦でもバスマンはいましたが。
その後当たりもなく、初日の出を見ていた人もいつの間にやらいなくなり,その代わりバスマンが来るという状況になりました。天気は穏やかで陽射しも眩しいくらいでした。
昼前後にTさんと私が納竿して、後半を高橋さんとKさんに期待して琵琶湖の釣り納め初釣りの帰路につきました。年寄りが寄ると昔話に華を咲かせて,Tさんにはご迷惑をかけたのかと反省しています。とは言え,長く鯉釣りをしていることで、鯉釣りに関しては尽きることなく話しのネタもありで、また最近の釣りに関しても色々情報が得られて、楽しいひと時でした。参加された方にお礼申し上げます。ありがとうございました。