ＥＸＯ出身のタオ、ジャッキー・チェン主演映画で大暴れ／芸能ショナイ業務話

Ｋ－ＰＯＰの人気男性グループ、ＥＸＯを離れた中国出身のタオ（２４）が、「ファン・ズータオ」として映画で大活躍している。タイトルは「レイルロード・タイガー」（６月１６日に日本公開）封神伝奇 DVD。アジアだけでなく世界中の映画ファンから愛されているジャッキー・チェン（６３）が主演し、中国で１００億円を超える大ヒットを記録しているアクションコメディーだ。

　舞台は１９４１年。日本軍の物資輸送を阻止するため橋の爆破計画に挑む、“いたって普通”の町の職人たちの土壇場ミッションをドタバタ風に描いている。タオが演じているのは服の仕立屋ダーハイオペレーションメコン DVD。“レイルロード・タイガース”のメンバーに加わりジャッキー演じるリーダーと大暴れ。窮地に陥ると鋭くて大きなハサミを取り出し武器として振り回すのだ。中国武術を１１年間習ってきただけに、汽車でのアクションシーンにはキレがあり抜群の運動神経を感じさせた。

　実は同作の試写会ではジャッキーよりもタオに注目した。日本でもタオのファンは多く、その動向が注目されているからだ。中国を拠点としたタオは映画「ユア・マイ・サンシャイン」（２０１５年）で俳優デビュー第3の愛 DVD。以来、「レイルロード・タイガー」や「Ｅｄｇｅ　ｏｆ　Ｉｎｎｏｃｅｎｃｅ」（２０１６年）、テレビシリーズなどに次々と出演している。
シチリアの恋 DVD

　韓国のウエブニュースによると、タオが所属会社「ＳＭエンタテインメント」を相手に２０１５年８月に提起した専属契約効力の不存在確認訴訟でソウル中央地裁は４月２５日、原告敗訴の判決を下している。

　ＥＸＯ初のユニットとなるＥＸＯ－ＣＢＸ（エクソ－チェンベクシ）は６月７日に関東近郊にてフリーショーケース「Ｃｏｌｏｒｆｕｌ　ＢｏＸ」を開催する。そして同１６日に「レイルロード・タイガー」が公開。ファンは複雑な心境だろうが、せめて映画館のスクリーンに向かって心の中で声援を送る手はあるかも！？