いきなり「弥々」のラストシーンから始めちゃったものだから(汗)
これで、終わっちゃうんじゃないかって(汗)
で、3枚目は、「弥々」の冒頭シーン(笑)
写真の右側、オレンジのしみみたいなのが見えますけど、実際はないですっ!
光りの加減で、実際は紫です。
「弥々」は、亡くなった私の父が、1992年に書き下ろしてくれました。一人芝居。
父はよく、歴史上実在した人間とフィクションの人間を絡めて戯曲を書いていたのだけれど、
弥々もそう。ここに描かれた詩は、実際に良寛が書いた詩です。
で、この「柳娘二八歳」を、16才の弥々と設定して、お話がはじまってくのね。
あ。28歳じゃないです。昔は、かっこいいですね。かけ算ですよ。読み方。フランス語みたいね(笑)
この戯曲が出来上がった日の事、よーく覚えてる。
書斎に呼ばれたんですね。父から。
で、生の原稿用紙の束を私の前に差し出して、「おい。読んでみろ。」って。
読みましたとも!声に出して!「やなぎむすめ28さい」って。
そしたら父が、「え”ーーっ?!..「りゅうじょう にはちのとし」って読むんだよー。もう、やだー。がっかり.....」
あえなく、本読み、これにて終了でした。(笑)
この詩をね。私は初演の時から、いきなり舞台上で書き出す ってゆう演出を取り入れてますね。
一人語りや朗読で、物理的に無理な場所では、曲をつけて歌っちゃった事もありますね。
襖に墨で書いた事もあるし、布に書いてた事もあるし。
あはは。1番たくさん書いてる漢字かもしれない。へたくそね。いいんです。味よ。味。
左手で書きますからね。(言い訳)
で、「にはちのとし」の弥々さんが、手鞠を持って、下の方で遊んでます。(笑)
あ。詩の内容を知りたい方は、いつか是非、実際の「弥々」を観にいらしてください!