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真夏の方程式

2017-09-05 14:55:25 | 映画
きれいな海に面した玻璃ヶ浦で計画されている、海底鉱物資源の開発。
その説明会に招待された物理学者・湯川学(福山雅治)は、緑岩荘という旅館を滞在先に選ぶ。
そして、そこで夏休みを過ごす旅館を営む川畑夫婦(前田吟、風吹ジュン)のおい、恭平と知り合う。
次の朝、堤防下の岩場で緑岩荘に宿泊していたもう一人の客・塚原の変死体が発見される。
図らずも事件に直面した湯川は、旅館廃業を考えていたという川畑夫婦や、夫婦の娘で環境保護活動に奔走する成実(杏)らと塚原の思わぬ因縁を知る。



テレビで放送されていたガリレオシリーズと違って、とても落ち着いたトーンの映画でした。
ちなみに2014年にテレビで放送されていたものを録画してて、ようやく観たのです


殺人の動機に関してはどうも納得出来ないし、結局真相もうやむやになったまま
それでいいのかと疑問が残って終わりました


家族愛をうたってたけど、父親(実の父と育ての父)が娘の犯罪を庇う(罪を被る)のが本当の愛情なのかしら?
それも2人の人間が殺されているのに、加害者側の立場でしか描かれてないから被害者は死に損みたいだなと思った


でも、湯川と恭平がペットボトルでロケットを作って海中の景色を見せるシーンはとても良かった
この映画は映像などとても丁寧に作られていて、海の景色がとにかく綺麗




恭平が知らずに殺人に加担してしまったのは本当に気の毒だけど、湯川も恭平の心に寄り添う気持ちが分かって
それだけが救いかな


これは父性愛と言う物を描きたかったんだろうけど
湯川の恭平に関する気持ちも父性愛に通じる物があるんだろうか?
夏の終わりに観ると、物悲しい感じがして心地良い映画だと思う




ちなみにロケ地は西伊豆の浮島海岸です。素敵な所ですよね


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