著者 村上 春樹
これも図書館で借りました。
随分昔に読んだ記憶があるのですが、ストーリーはほとんど覚えていなかったです。
最後どうなったかさえ覚えていませんでした。
ただ、読み進んでいる内に、思い出した部分もあります。
正直、こんなに自殺者や死人が多い話だとは思っていませんでした。
それもはっきりとした自殺の理由がわからないところとか、少し違和感を感じました。
ここまで殺さなくてもいいんじゃないと思ってしまいました。
最後のあとがきで村上春樹が個人的な小説だと書いていたので、死んだ友人の事を思い出して書いていたのかもしれませんね。
それと性描写も結構あるのですが、どうなんでしょう。
こんなに簡単に関係を持っていいのかな?
村上春樹の周りでは当たり前だったのでしょうか?
話自体は決して嫌いではありません。
主人公のワタナベ君と直子の関係が純愛と言えるかもどうかは別として、
直子を失った時の喪失感はとても良くわかりました。
これは感性としてのレベルの話ですね。
死別とは限らず、何かを失った経験がある人には、共感出切る部分が多いのではないでしょうか。
あと、レイコさんの頭がおかしくなる原因を作った、13才の悪魔的な美少女の話も面白かったです。
ここまで悪魔的でなくとも、こんな人いるいる、とね。
そして、主人公の僕(ワタナベ君)が死を纏っている直子ではなく、つらい事があっても生命力溢れた緑に惹かれていくのは、仕方ないことなんだけどちょっと複雑でしたね。
放っておいても物事は流れるべき方向に流れるし、どれだけベストをつくしても人は傷つく時には傷つくのです。
この言葉に限らず、レイコさんはとても素敵な言葉を言う人だったんですね。
年齢を重ねて改めて読み返してみると、最初に読んだ時よりも理解できる部分が多くなったなあと思いました。
これも図書館で借りました。
随分昔に読んだ記憶があるのですが、ストーリーはほとんど覚えていなかったです。
最後どうなったかさえ覚えていませんでした。
ただ、読み進んでいる内に、思い出した部分もあります。
正直、こんなに自殺者や死人が多い話だとは思っていませんでした。
それもはっきりとした自殺の理由がわからないところとか、少し違和感を感じました。
ここまで殺さなくてもいいんじゃないと思ってしまいました。
最後のあとがきで村上春樹が個人的な小説だと書いていたので、死んだ友人の事を思い出して書いていたのかもしれませんね。
それと性描写も結構あるのですが、どうなんでしょう。
こんなに簡単に関係を持っていいのかな?
村上春樹の周りでは当たり前だったのでしょうか?
話自体は決して嫌いではありません。
主人公のワタナベ君と直子の関係が純愛と言えるかもどうかは別として、
直子を失った時の喪失感はとても良くわかりました。
これは感性としてのレベルの話ですね。
死別とは限らず、何かを失った経験がある人には、共感出切る部分が多いのではないでしょうか。
あと、レイコさんの頭がおかしくなる原因を作った、13才の悪魔的な美少女の話も面白かったです。
ここまで悪魔的でなくとも、こんな人いるいる、とね。
そして、主人公の僕(ワタナベ君)が死を纏っている直子ではなく、つらい事があっても生命力溢れた緑に惹かれていくのは、仕方ないことなんだけどちょっと複雑でしたね。
放っておいても物事は流れるべき方向に流れるし、どれだけベストをつくしても人は傷つく時には傷つくのです。
この言葉に限らず、レイコさんはとても素敵な言葉を言う人だったんですね。
年齢を重ねて改めて読み返してみると、最初に読んだ時よりも理解できる部分が多くなったなあと思いました。