またまた気に入った名言を並べてみました。
絵であれ、詩であれ、音楽、演劇であれ、つくった人、演じる人たちだけでできているのではない。
その人たちから発信される記号をうけとり、それを自分にとって意味のある情報に翻訳しなおす公衆の想像力があってはじめて、完成し、一つの全体になる。
吉田秀和『響きと鏡』
急いではいけないのである。
めいめいの花にそれぞれの咲く季節があるように、人間にも花をつける時が違っている。
やっかいなのは花の季節はあらかじめわかっているのに、人間の開花はいつなのか、咲いてみないとわからない点である。
外山滋比古『空気の教育』
「感じの良さ」は一流学歴やスゴい経験にまさる。
菊原智明『面接ではウソをつけ』
言葉を知っているだけでは知識ではない。このことが、そのまま技術にもいえる。
優れた技術者とは、知識が豊富なのではなく、ものの道理を知っている人のことだ。
森博嗣『創るセンス工作の思考』
ムラの掟と場の空気を最優先し、とりあえず無難に生きた人間が歴史を変えることなどあり得ない。
山田玲司『非属の才能』
東日本大震災の際、新宿駅でタクシーの列に500人以上の人間が並んでいる光景を見て私は心底驚きましたが、
自分で答えを出せるようにならないと、本当に行列に10時間並ぶだけの人生になってしまいます。
瀧本哲史『武器としての決断思考』
表現者が、不可解な現実や現像に挑んでいって、それを凌駕するためには、
ゴキゲンなユーモアのセンスが絶対に必要なんです。
佐野元春