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晴れ時々曇り 希に雨

日々の事、気ままに綴っています

シン・ゴジラ

2018-01-06 10:59:17 | 映画
これもテレビで視聴しました。
かなり話題になっていた映画らしいですが、内容を全く知らずに観たのでストーリーを追うのが精一杯でした

東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。
首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)が、
海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘する。
その後、海上に巨大不明生物が出現。さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していく。
政府の緊急対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが……。




まず政府内での会議の話の内容が、あまりにも早口で専門用語が多く、最初から全く把握出来なかった
これは出来るだけ沢山の情報を盛り込みたいが、映画の尺を短くするためのものだったらしい
実際、役人達の会話も早口で淡々と交わされるとか。

そのためか何度も映画館に足を運ぶ人も多かったらしい。私もこの映画2回観ました。
何回か観ると全て理解する事は無理でも会話の内容が何となく分かる様になってきます



この映画は東日本大震災を具現化したものである事は誰がみても明白でしょう
映像にもリアリティがあって、自分が住んでる町やビル、見慣れた光景が簡単に壊されて行くのって
どんな気分がするんでしょうかね?
人には破壊願望があるらしく、私も怖いと思いながらも目が釘付けになり2回も観てしまったのはそのせいなのかしら?

最後まで何故ゴジラが短時間にドンドン大きくなって、更にパワーアップしていったのか
よく分からなかったし、その上まだまだ進化していくようですね
ゴジラ誕生にかかわっている牧教授のことなど様々な謎を抱えたままでこの映画は終わります
とりあえずゴジラを冷結することに成功したのに、淡々と任務終了しました的に終わる所が日本人らしかったし
最後にゴジラとともに生きていくと言う言葉はとても重いなと思いました

君の名は。

2018-01-05 22:10:19 | 映画
2016年に大ヒットした映画、君の名は。テレビで視聴しました



実は先に本で読んだので、最後のオチまで分かってしまっていたので、、、
やはり映画を先に観るべきでした。

魂が入れ替わる話はよくあるんですが、3年もの時間差があったんですね
で、結果的に過去を変えてしまったんだけど、では元々あった世界はどこに行ってしまったんだろう??

そんな疑問も生まれました。



最後のシーンは東京で出会う(再会する)んだけど、女の子の方が3つ年上だし
よく男の子が気づいたなと思った

でも、これは名前も何もかも忘れてる訳だから魂で気づいたって事なのか?


映像も綺麗だし、感動的に作られた物語でした。

この映画が何故ここまでヒットしたのか?色々な人が語っているのも面白かった

そこで私も自分なりに考えて見たんだけど、きっと人は大きな悲劇を受け入れて厳しくて寂しい現実を生きる事よりも
出来るなら過去に遡ってやり直したい、未来を変えたいという希望があるんだと思う
そして、もう2度と会う事のないであろう人と、また再びどこかで巡り会いたいと気持ちを叶えてくれる
そんな夢の様な映画だったのかな?と思いました



単純に美しいもの、懐かしく感じるもの、感動出来る物語は
人の心に心地よさを与えるものなのかもしれませんね



長々と書いてますが、本を先に読んだせいなのか、感動が薄かったので色々分析してしまいました

真夏の方程式

2017-09-05 14:55:25 | 映画
きれいな海に面した玻璃ヶ浦で計画されている、海底鉱物資源の開発。
その説明会に招待された物理学者・湯川学(福山雅治)は、緑岩荘という旅館を滞在先に選ぶ。
そして、そこで夏休みを過ごす旅館を営む川畑夫婦(前田吟、風吹ジュン)のおい、恭平と知り合う。
次の朝、堤防下の岩場で緑岩荘に宿泊していたもう一人の客・塚原の変死体が発見される。
図らずも事件に直面した湯川は、旅館廃業を考えていたという川畑夫婦や、夫婦の娘で環境保護活動に奔走する成実(杏)らと塚原の思わぬ因縁を知る。



テレビで放送されていたガリレオシリーズと違って、とても落ち着いたトーンの映画でした。
ちなみに2014年にテレビで放送されていたものを録画してて、ようやく観たのです


殺人の動機に関してはどうも納得出来ないし、結局真相もうやむやになったまま
それでいいのかと疑問が残って終わりました


家族愛をうたってたけど、父親(実の父と育ての父)が娘の犯罪を庇う(罪を被る)のが本当の愛情なのかしら?
それも2人の人間が殺されているのに、加害者側の立場でしか描かれてないから被害者は死に損みたいだなと思った


でも、湯川と恭平がペットボトルでロケットを作って海中の景色を見せるシーンはとても良かった
この映画は映像などとても丁寧に作られていて、海の景色がとにかく綺麗




恭平が知らずに殺人に加担してしまったのは本当に気の毒だけど、湯川も恭平の心に寄り添う気持ちが分かって
それだけが救いかな


これは父性愛と言う物を描きたかったんだろうけど
湯川の恭平に関する気持ちも父性愛に通じる物があるんだろうか?
夏の終わりに観ると、物悲しい感じがして心地良い映画だと思う




ちなみにロケ地は西伊豆の浮島海岸です。素敵な所ですよね

ハリー・ポッター死の秘宝part2 

2014-01-30 18:00:07 | 映画

録画をしていたハリーポッター死の秘宝ようやく見終わりました。

シーズンが始まって10年。役者も大人になりましたね。

子供の頃の映画は、魔法とか色々面白かったのですが、大人になるにつれ段々シリアスになってきて、見るのが面倒くさくなってきたのですが、最後はうまくまとまって良かったです。




特にスネイプのハリー母リリーに対する純愛は感動ものですね。

スネイプ役の俳優さんだけは、最後のシーンを教えられていたそうです。
ハリーポッターの物語の中で謎の多い人物、キーパーソンだったからです。

ハリーに対する複雑な想い、ずっと悪役に徹しながら密かにハリーを守っていたのです。
そしてハリーの容姿は憎い父親ゆずりだけど、瞳は母リリーそっくりだったのですね。





この映画を観た後に、ダンブルドア校長の吹き替えをしていた永井一郎さんの訃報を知りました。
サザエさんの波平さんでもおなじみですよね。
子供の時から慣れ親しんだ声が聞けなくなるのはとても寂しいです。
ご冥福をお祈りします。






シークレット ウィンドウ

2013-05-17 08:19:38 | 映画

ジョニー・デップ主演のシークレット ウィンドウを観ました。

原作はスティーヴン・キングの「秘密の窓・秘密の庭」。映画は2004年に公開されたそうです。


これはテレビで録画していたものを消そうかどうか悩んで一応観てみる事にしたのです。

ところで、ストレスなどの解消には古い映画ばかり観ないで、時には新しい映画を観に行くといいんですって。

私としてはたまには映画館に行きたいのですが、面倒だし行きたいと思った時に限ってあまり観たい映画がなかったりするんですね。



映画のほうですが、私は結構面白かったです。

元々ジョニーデップは好きだし、もっと暗くて陰鬱な映画かと思っていたのですが、画像は綺麗だし舞台となった湖畔の別荘もとてもおしゃれで素敵でした。

それにデップはよれよれのローブを着て小汚い格好をして、大きな眼鏡をかけ、間が抜けた感じも可愛いですね。

ところでこのローブは離婚調停中の奥さんのエイミーが昔着ていた物ですが(未練タラタラですね)、それもこの映画の核となっています。





ミステリー作家のモート・レイニー(ジョニー・デップ)は妻の浮気による離婚調停中で、心身ともに疲労してスランプに陥っていた。

滞在中の湖畔の別荘に、ある日シューターと名乗る男が訪ねて来て、自分の作品を盗作しただろうと言い、自分の名前での発表と結末の変更しろと脅される。

身に覚えのないモートだが、過去に盗作をしたことがあるようです。

そして、このころからモートの周辺では不可思議な出来事が起こるようになる。




たぶん、妻の浮気によって信頼していた人間から裏切られたことによる憎悪や妬み、過去に盗作したことによる罪の意識。

それによって現実と幻覚の区別がつかなくなり、人格が崩壊してしまったというのがオチなのでしょうね。


最後にモートが歯を治して、トウモロコシをいっぱいゆでて食べているシーンはちょっと怖かったです。


ジョニー・デップファンにはお薦めです。