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晴れ時々曇り 希に雨

日々の事、気ままに綴っています

麒麟の翼 映画

2013-01-11 18:42:08 | 映画
東野圭吾 原作の「麒麟の翼」をテレビで録画してあるのをようやく昨日観ました。

本は未読です。TBSドラマの「新参者」は観ていました。
このドラマは良かったですね。推理ドラマというより人情ドラマのようで面白かったです。


今回は新参者の続編という事で、おなじみのキャストが出ていましたね。

日本橋にある翼のある麒麟像。そこに一人の男青柳(中井貴一)がナイフで刺されて倒れ込んでしまいます。
彼は刺されてから8分の間、誰にも助けを求めずこの麒麟像まで歩いて来て亡くなったのです。

そして、近くを捜索していた警官が怪しい人物(八島)を見つけ尋問しようとすると、道路に飛び出してしまい事故に遭い瀕死の重傷を負います。
八島と同棲している香織(新垣結衣)は、八島は人を殺すような人物ではないと信じています。



捜査を担当した加賀恭一郎(阿部寛)は、何故青柳が麒麟像まで歩いて行って亡くなったのか、事件の前にどこに行っていたのかなど背景にある物を探り始めます。



犯人が唐突に現れたような感じで、犯人推理の部分では今ひとつですが、被害者の謎の行動を読み解いて行く過程は面白かったです。

残念なのは加賀と松宮の絡みがあまりなく、テレビドラマにあったようなコミカルな雰囲気があまりなかった事でしょうか?



「死者の声を聞く事が、生きているものの勤め」というのが、この物語の重要なメッセージだったのだろうと思うのですが、
被害者の青柳は死んでメッセージを伝えるのではなく、生きている時に息子さんときちんと向き合って欲しかったですね。


色々突っ込み所はあるのですが、それでも最後まで目が離せなくて面白かったです。

日本橋や人形町に行って見たくなりましたね。





風が強く吹いている 映画

2013-01-10 12:12:56 | 映画
これもテレビで観ました。

原作は三浦しをんで本も読んでいます。感想はこちらです

寛政大学の陸上部を引っぱって行くリーダー役のハイジを小出恵介。天才ランナーのカケル役を林遣都が演じています。



それほど期待してなかったのですが、意外に面白かったです。


箱根駅伝の話なので当たり前なのですが、とにかく走っているシーンが多いのです。

そして本当に役者の方々が一生懸命走っているんですね。

それを観ているだけでも心地よい気分になれます。

ロケはきっと大変だったに違いないと、変な所でも感心してしまいました。

原作を読んで内容も分かっているのに、最後の箱根駅伝の場面はハラハラしながら観ていました。


欲を言えば、もう少し陸上部の部員それぞれの個性を引き出して欲しかったです。




とにかく、箱根駅伝ファンの人なら面白いと思うはずです。

爽やかな青春ドラマですよ。


あなたは私の婿になる

2013-01-10 09:41:13 | 映画
これもテレビで観ました。

明るく元気になるラブコメですね。


ニューヨークの出版社のやり手編集者の40才のマーガレット(サンドラ・ブロック)は、ビザの関係で国外退去しなければならなくなる。

とっさに、ちょうど居合わせたアシスタントのアンドリュー(ライアン・レイノルズ)と婚約すると嘘をついてしまう。

そのため、週末アンドリューの実家アラスカまで一緒に帰省することになる。

実は彼、実家は裕福な一家の一人息子。
マーガレットは婚約者として歓迎され結婚式をすぐに上げろと言われてしまう。


アンドリューの母親と祖母がとても暖かくて感動しますね。

普通、突然息子がニューヨークからすごく年上の婚約者を連れて帰って来れば、揉めそうな気がするのですが大歓迎されるのですよ。

住んでいる人もとてもフレンドリーで暖かく、マーガレットもこんな良い人達をだます事が出来ないと結婚式の当日、本当の事を告げてカナダに帰国することにしたのです。

しかし、ニューヨークの会社で荷物をまとめていたマーガレットにアンドリューが正式にプロポーズします。



昔サンドラ・ブロックが出演した「あなたが寝てる間に」にとても似てますね。

この映画も恋愛よりも家族愛の方が前面に出ています。

笑わせてくれて、心がほっこりと暖かになる映画です。

それにしてもサンドラ・ブロックはプロポーションも抜群で綺麗ですね。




お買い物中毒な私!

2012-12-29 21:54:44 | 映画
これもテレビで観ました。

ソフィー・キンセラのベストフレンズ・ウェディングが原作だそうです。

お買い物大好きで、カード破産寸前のレベッカ(アイラ・フィッシャー)は、一流ファッション誌の記者になるのが夢なのですが、ひょんな事から経済誌の記者に採用されます。

彼女目線の記事が受けて一躍有名人になるレベッカ。

しかし、買い物中毒は収まらず、借金とりが現れたり数々の嘘がばれてしまい、親友と恋心を抱いていた上司の信頼を無くしてしまいます。

家族の支えもあり、ようやく改心してブランド品などを売りさばき借金を返済。

親友とも和解。恋も仕事もうまく行くという、お気楽な映画でした。




ところで、買い物に限らず何かに依存してしまう気持ちは私にはよく分かります。

物を買った瞬間の快楽、幸福感、アドレナリンが出る感じが忘れられずにまたいらない物も買ってしまう。

買っても紙袋から出す事もない品々、物が溢れた部屋にいるレベッカは頭が麻痺した状態なのですね。




自分でもこのままだとどうしようもない状態になると分かっているのに、現実から目をそらしたまま、いや現実逃避のためにまた買い物に走ってしまうという悪循環。

こればっかりは誰かに言われたり、自分でもなんとかしないといけないと頭では分かっているのですが、心では納得出来ていないです。


中毒から抜け出すには、今の自分の状態をはっきり認識することが一番大事なのです。

そして、こんなことはもう嫌だと心から思う事。そこで初めて改善に向かうのですね。



このところ正月が近い事もあり、ついついお菓子などを大量に買い込んで食べたりしていたのですが、このままだといけない、また肥満への道だとこの映画を観て気づきました。


そういう意味では私にとってはとてもためになった映画です。

映画を観て何を感じるのかは人それぞれですね。




ファッションもカラフルで楽しいですよ

「プラダを着た悪魔」も手がけた(この映画もとても面白かったですね)スタイリストのパトリシア・フィールドは、原宿のファッションを参考にしたそうです。




恋愛適齢期

2012-12-26 18:18:58 | 映画
これもテレビで観ました。

最近、映画館まで出かける気力がなくて、テレビで放映している映画などを観ています。

実業家のハリー(ジャック・ニコルソン)は若い女性に目がない年配の男性です。

脚本家でキャリアウーマンのエリカ(ダイアン・キートン)は、もうすっかり恋愛から遠ざかっています。

ある日、エリカの別荘に娘が連れて来たハリーが心臓発作で倒れ、仕方なくエリカが面倒みることになります。



実はハリーも女たらしではありますが、きちんとした恋愛をしたことがない不器用な人。

2人はいつしかお互いを意識しあう仲になります。



この2人が海辺を散歩したり、物を読む時にお互いに老眼鏡を出したりと本当に気があっていて微笑ましいです。


ダイアン・キートンはとてもチャーミングで素敵な女性ですが、さすがにキヌア・リーブスとの恋愛は無理があるかなと思いました。

最後は、落ち着く所に落ち着いたという感じでしょうか。


ジャック・ニコルソンのお尻丸だしのシーンやダイアン・キートンの裸のシーンも笑えます。

軽いノリの楽しい映画ですね。