こんにちは
ただ今旅行に出かけていまして、これは出かける前に日時をセットしておいた予約投稿です。
「早春今日この頃」と題をつけましたけど、さて何を書こうかな・・と考えながら今パソコン
のキイを打っているところ。
たまには即興演奏みたいなブログ記事もあってもいいかもしれません。
そうでした。
憶えているかたもいらっしゃるのではないかと思いますけど、去年の7月のブログに白鳥の
子供が親鳥と泳いでいる写真を載せたことがありました。
先日また用事ができて公園の近くに行きましたので、子供のその後を見たくて池まで行って
みました。
たった一羽の子供でしたけど、生きていれば相当大きくなっているはず。
その姿が撮れたらブログに載せようとカメラも持参したのですけど。
冬の池には、親鳥が二羽泳いでいるだけでした。
やっぱりカラスに食べられてしまったのかしら・・
公園の管理室で尋ねますと、カラスではなく夏に病気で死んでしまったということでした。
あっけなく死んでしまった、ということです。
そうなんだ・・・
一方、やはり去年の6月ブログに載せたカルガモの子供のほうはすっかり成長していました。
10羽ほど元気に泳いでいましたので、あの時お散歩していた子供たちはほとんどが大人に
なれたようです。良かった良かった。
自然界もいろいろです・・
去年から体調がすっきりしないので、病院に行きました。
お腹の腫瘍マーカーの検査を受けた結果、肝臓のリンパ節が腫れているそうなんです。
胆汁の出かたも良くない。肝臓に赤信号。
CT検査を受けたところ、それはただの炎症だったのでホッとしました。
でも、お薬が出てしまいました。
お酒も飲まないし肝臓が悪くなるほど働いてもいないし、これ以上気を付けようがない
じゃないの、わたしの肝臓さん。
話は飛びますけど、2月27日放送のEテレ「ららら♪クラシック」という初心者向けの音楽
番組で、素敵なピアニストを見つけました。
聞いたことのない名前なのですけど、ケマル・ゲキチという男性ピアニスト。
もっともわたしは、ピアニストの知識はさほどありませんので。
番組では、リスト作曲の「エステ荘の噴水」という曲を弾いていたのですが、その何とも言
えず潤いのある活発な音色にぞくっときて、名前をメモしました。
こんなことは今までになかったこと。
言葉でうまく表現できないのですけど・・一つ一つの響きが生命力を持っているという感じ。
この人どういう人・・?調べますと、クロアチア出身のピアニスト。54歳。
1985年の第11回ショパン国際ピアノコンクールに出場した時、あまりに強烈な演奏に
審査員の評価が分かれ、彼はファイナリストに選ばれませんでした。
その時、ケマル・ゲキチを高く評価した審査員たちが審査結果に抗議して次々に審査員を
辞退する前代未聞の事態になったということです。
ああ・・!そういえば、その話は記憶にあります。何かで読んだのかもしれないけれど。
抗議して審査員を辞退したということに感動した覚えがあります。
↓下に、そのケマル・ゲキチの演奏をYouTubeから載せましたので、よろしかったらお聴きに
なって下さい。ピアノ演奏をパソコンのYouTubeを通して聴くのは音質に無理があるのです
けど。聴いて下さるかたが性能のいいイヤホンかヘッドホンを付けていらっしゃることを期待
して。 リスト作曲の「ラ・カンパネラ」。カンパネラはイタリア語で「鐘」という意味。
比較的ポピュラーな曲ですので、ご存知のかたが多いのではないかと思います。
わたしはケマル・ゲキチのこの演奏を聴いて初めて、リストが主題にしたかったのは、鐘の
鳴り響く音や鐘の鳴る心象風景などではなくて、ピアノの最もピュアな音そのものの追求
だったのではないか、と思うようになりました。
さて、そろそろパソコンを閉じましょう。
ホーチミンから帰ってきたら、またレポートいたしますね。
ありし日の白鳥の子供・・