薔薇の魅力

2016-05-18 21:20:46 | 日記

             

  こんにちは

  五月・・わたしが育ててきた薔薇が今年もまた咲き始めました。

  正確に言いますと、四季咲きですので今年に入って二度目の開花です。

  一月にも弱々しく何輪か咲いていました。

 

  でも、薔薇はやはり五月が旬。

  次から次へと今、たくさん蕾をつけています。

  ところが、今年の薔薇にはちょっとした異変が・・

             

            

                     

  去年からわたしの体調が悪かったりしてお庭も薔薇も放ったらかしにしていた結果、ご覧の

  ように、短い茎に枝分かれして咲く、いびつな薔薇になってしまいました。↓

  例年は、もっと長くて太い茎の先に一輪大きく咲くので、花瓶にもさしやすいのですけど。

  お花も例年より小ぶりですし、花瓶に入れても長くもちませません。

 

            

            

  先の嵐の時に、伸びすぎた枝が折れて、壁にへばりつくようにしてかろうじて身を支えていた

  茎の先にも、沢山の蕾をつけました。↓

  それにしても、こんな子沢山では大変そう。

  やはり放任はいけませんね。手のかけ過ぎも良くないのですが。

 

             

           

  それでも、わたしの愛する薔薇は今年も窓辺にすがすがしく咲いてくれました。

           

           

 

 

  ところで、薔薇の花を愛でた詩や絵画や音楽などは、世にあふれるほど沢山ありますけど。

 

  偶然にも一昨年の今日、ブログにやはりお庭の薔薇の写真を載せて、薔薇の詩人として有名

  なリルケの薔薇の詩をご紹介しました。

  リルケは「薔薇 おお 純粋な矛盾・・」という詩が墓碑に彫り込まれるほど、生涯薔薇の

  詩を書き続けた詩人。

 

  今回は、薔薇を描いた水彩画を載せました。 

  男性はまずご存知ないでしょうけど、ちょっとお花や絵の好きな女性なら誰もが知っている

  橋本不二子さんの薔薇は、独特の野生美を感じさせて、魅力的です。

 

 

            

 

 

  現在80歳。50歳になって描き始めた植物画だそうです。

  もちろん薔薇ばかりを描いていらっしゃるわけではありませんが、このかたの薔薇がいいと

  思います。

  

  三男の息子さんが亡くなられた一週間後に生まれた白い愛犬を抱いて、命を抱いている、そん

  な気持で息子さんのことばかりを考える毎日、愛犬を散歩に連れて歩く道々に地面に生えてい

  る植物に気づき、そこに命を感じて植物画を描くようになられたということです。    

 

  水彩画が多く、毎年カレンダーになっていて、それは女性の間ではかなり有名なカレンダー

  ですので、使っているかたもいらっしゃることでしょう。

 

 

           

 

 

 

                   

 

 

  詩でも絵画でも音楽でも、薔薇の魅力は語って尽きることがありません。

  (橋本不二子さんの絵はYahoo画像より引用しました。)

 

 

                          

 

      

  

  

  

  

   


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