ウィーン夢の街・その6(最終回)

2011-02-19 01:27:34 | 旅行 ・ 装飾吊り看板

    こんにちは!

ウィーンの旅行記も今日で最終回(その6)です。

11月中旬でしたのに、わたしが行った2、3日前に大雪が降ったそうで、到る処に雪が

積み上げられていました。ウィ―ンは予想していたよりも寒かったです。

北緯は北海道の上の樺太と同じくらいです。樺太ほど寒くはありませんけど。 

下の写真は有名な観光スポットの一つ、世界遺産にもなっているシェーンブルン宮殿です。

1700年代、女帝マリア・テレジアの代に完成したハプスブルグ家の離宮です。

14歳でフランスのルイ16世に嫁いで、処刑されたお嬢さんのマリー・アントワネットもここで

育ちました。6歳のころの神童モーツァルトがマリー・アントワネットにプロポーズしたという

エピソードもこの宮殿の中だったそうです。

全部で1441部屋あるそうです。豪華なお部屋も見学しましたけど、撮影禁止でした。↓

     

宮殿のほうから、入り口の門のほうを見て。

                        

下の写真は、王宮庭園の中に立っているモーツァルトの像です。

前の芝生には、有名なお花のト音記号が描かれているはずなのですが、お花が枯れている

上に雪が残っていてよく見えませんので、もう一枚ほかから綺麗な画像をお借りしました。

季節によってお花が変わり、ト音記号も黄色になったりピンクになったりするそうです。↓

         

           
             (Yahoo!画像より引用)

寒い朝に、街の中で子供たちの賑やかな行列に出会いました。見学にでも行くのでしょうか。

           

後姿も可愛かったので。

       

ただひたすらトラム(路面電車)に乗って移動しました。↓

トラムは、一日券を買えばどこへでも何回でも乗り放題。いま手元にその時の切符

(24hours Vienna ticket)がありますけど、5.7ユーロー(現在で627円くらい)。

Vienna(ヴィエンナ)というのはご存知かと思いますが、英語でウィーンのことです。

                     

一風変わった、繁華街の吊り看板です。カジノとか、ムーラン・ルージュという電気文字も。

   

              

街をぶらぶらしていますと、グーテンベルクの像がありました。

ルネッサンス三大発明の一つと言われる活版印刷を発明した、ドイツの偉大なる発明王。

何故ウィーンに・・?と、あちこちの旅行ブログでも疑問の声が。結局、この辺りは印刷所が

多かったから、ということのようです。

印刷によって、楽譜が一般の市民にも見れるようになり、音楽が発展したからじゃないの?

というご意見も。なるほど・・楽都にとっても功労者というわけです。

手書きから印刷の時代へ、世界はとてつもない飛躍を遂げたのでした。↓ 

      

ビルのバルコニーに、何故かペンギンの飾り物が・・。なぜ? ↓                             

          

↓下の写真、誰が何と言おうと、自分では気に入っています。観光スポットよりも、こういう

何げない街角の日常的な風景のほうに、どうしても魅力を感じてしまいます。

           

↓下の写真は楽友協会です。ウィーンフィルハーモニー管弦楽団の本拠地であり、毎年NHK

でも放映される、ウィーンフィルによるニューイヤーコンサートが行われる処でもあります。

     

↓ ウィーンの目抜き通り、ケルントナー通り。街にはすでにクリスマスのイルミネーションの

準備ができていました。正面には飾り付けを待っているモミの木が見えます。

吊り看板を撮りたかったのですけど、ご覧のとおり、そんなお洒落な看板はありません。

         

ウィ―ンは不思議な街で、驚くほど立派でも豪華でもないし、ヨーロッパの中でもやはり

地方都市かな、と思っていたのですけど、帰ってきてから、じわ~っとその癒されるような

良さが解ってきました。旅行のリピーターが多い街というのも頷けます。

また行きたくなる、やはり「ウィーン、我が夢の街」の歌のとおりでした。

歌のほうは1月26日にYouTubeからアップしています。ウィーンの名所もいろいろ映って

いますので、よろしかったらご覧になってください。

 ウィーンを終わります。

                      

 

 

 

 

 

 

  


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