マリとダックスの寺務所日誌 

今の社会の問題から映画ドラマのはなしまで、いろいろな話題について、はなします。

被災地の報道について

2011年04月30日 12時15分59秒 | ひとり事
先日、お付き合いのある葬儀会社
極楽堂はなやさんの、代表取締役の中島浩盟さんが訪ねて来て下さいました。
ずっと、東北地方太平洋沖地震の被災地に行っていたそうです。

私もニュースで、亡くなられた方の人数を見て思いました。
あんなにたくさんの棺あるの?どうするの?納棺は?

中島さんは、何百・何千という棺を作って、納棺して下さったようです。

札幌でも、棺を作れて、たとえ御遺体がどんな状態でも、
ちゃんと、きちんと納棺できる、
本物の葬儀屋さんは、少ないと思います。
会員制の葬儀屋さんが多いのですが、
本物の葬儀屋さんを、きちんと選んでほしいです

写真も見せていただきました。
ニュースでは放映できない、被災地の真実が写っていました。
ニュースでは、同じ映像ばかり・・・・
同じ津波の映像ばかり・・・・何度も・・何社でも・・・

先日紹介しました、丸森町出身の石龍さんも、
「山の方も写してくれ~」と言っていました。

ニュースは必ずしも、真実の姿を、写しているのではありません。
(たまには本当の事もあるかも・・・・)
放映できない場所もあります。

福島の原発のニュースもそうではないでしょうか?
あまりにも、悲惨で放映できないそんな地域があると思います。
本当はもっと、むごい状態ではないでしょうか。

本当の事を報道して下さい。

被災地へのボランティアについて

2011年04月01日 09時45分17秒 | ひとり事
大宥寺で1番若くて大きいお坊さん、
石龍(せきりゅう)さんというのですが、
宮城県丸森町の西円寺の息子さんです。
震災当時は連絡がとれず、ずいぶん家族やお寺を心配していましたが、
お彼岸が始まり、一生懸命に、励んでいました。
お檀家のお宅の先祖供養・枕経・通夜・葬儀・・・
毎日走り回って、がんばっていました。

最近はだいぶ落ち着いて、家族と連絡がとれて、
石龍さんは、安心しているようです。
(原発については、まだ気がかりでしょうが・・・)

先日は現金と水を送ってあげたようです。
(1番送ってあげたかったのはガソリンだったらしい)
本当に家族思いの良いお坊さんです。

北海道は東北出身の人が多いようです。

地元で震災がおきてしまった時、
両親・兄弟にしてあげられる事を、良く考えて行動するべきです。
ボランティア活動への参加も・・・・

ボランティアに行っても、現地の人に迷惑をかけてはいけません。

ふつうの会社で社員に、
「震災地にボランティアに行きますので仕事を休みます。」
と言われたら、会社はどうするのでしょう?固定給はもらえるでしょうか?
忙しくなった他の社員はどう思うのでしょうか。

格差ですね。
仕事がなくて困っている人。
地元に帰りボランティアに、参加したいけど仕事を休めない人
ボランティアをしても、給料をもらえる人
ボランティアに行った人のかわりに、その分仕事が忙しくなってしまう人。

阪神大震災の時に、他の地域の、仕事がなくて困っている人や、ご飯が食べられない人が集まって、
震災のボランティアに参加して、炊き出しのご飯を食べていたとか、
ボランティアの人が病気になってしまい、貴重な薬を使ってしまうとか・・・
悪い話もありましたよね。

今、自分が出来ること
他の人に迷惑をかけずに出来ること
よく考えて行動してほしいです。