マリとダックスの寺務所日誌 

今の社会の問題から映画ドラマのはなしまで、いろいろな話題について、はなします。

被災地へのボランティアについて

2011年04月01日 09時45分17秒 | ひとり事
大宥寺で1番若くて大きいお坊さん、
石龍(せきりゅう)さんというのですが、
宮城県丸森町の西円寺の息子さんです。
震災当時は連絡がとれず、ずいぶん家族やお寺を心配していましたが、
お彼岸が始まり、一生懸命に、励んでいました。
お檀家のお宅の先祖供養・枕経・通夜・葬儀・・・
毎日走り回って、がんばっていました。

最近はだいぶ落ち着いて、家族と連絡がとれて、
石龍さんは、安心しているようです。
(原発については、まだ気がかりでしょうが・・・)

先日は現金と水を送ってあげたようです。
(1番送ってあげたかったのはガソリンだったらしい)
本当に家族思いの良いお坊さんです。

北海道は東北出身の人が多いようです。

地元で震災がおきてしまった時、
両親・兄弟にしてあげられる事を、良く考えて行動するべきです。
ボランティア活動への参加も・・・・

ボランティアに行っても、現地の人に迷惑をかけてはいけません。

ふつうの会社で社員に、
「震災地にボランティアに行きますので仕事を休みます。」
と言われたら、会社はどうするのでしょう?固定給はもらえるでしょうか?
忙しくなった他の社員はどう思うのでしょうか。

格差ですね。
仕事がなくて困っている人。
地元に帰りボランティアに、参加したいけど仕事を休めない人
ボランティアをしても、給料をもらえる人
ボランティアに行った人のかわりに、その分仕事が忙しくなってしまう人。

阪神大震災の時に、他の地域の、仕事がなくて困っている人や、ご飯が食べられない人が集まって、
震災のボランティアに参加して、炊き出しのご飯を食べていたとか、
ボランティアの人が病気になってしまい、貴重な薬を使ってしまうとか・・・
悪い話もありましたよね。

今、自分が出来ること
他の人に迷惑をかけずに出来ること
よく考えて行動してほしいです。