対馬には、「対州馬」という在来馬がいます。
対州馬=たいしゅうば・たいしゅううま
対馬馬=つしまうま
などと呼ばれています。
日本には8種の在来馬がいますが、一番大きいのは北海道、南にいくほど体は小さくなります。
対州馬はほどほどに小さく、「乗馬するのにちょうどよい大きさ」です。
昔は、農耕作業、交通の担い手としてたくさん飼われていましたが、器械や車の出現でその数は激減。
現在はなんと27頭しかいない、絶滅寸前の種です。
なんとか絶滅させまいと、保護活動や普及啓発事業が行われていますが、まだまだ世の中に知られていません。
色は濃い茶色の「鹿毛」(左)の子と赤茶色の「栗毛」(右側)の子がいます。
馬というとサラブレッドを想像してしまい、肌ざわりはベルベットのようなのかと思っていましたが、対馬は気温の差が激しく
冬はとても寒いので毛がモコモコしています。
その手触り、まるでぬいぐるみ☆馬がこんなにホコホコしているなんて知りませんでした。
気性はおだやかで優しい。じ~~~~っと見つめられているだけで癒されてしまいます。
大人しいですが、いきなり手を出したりするとびっくりして噛んだりすることがあるので、触るときはルールを守りましょう☆
上島には「馬事公園(ばじこうえん)」という宿舎があり、そこで飼育・調教されています。
引き馬や乗馬レッスンもあり、随時見学は自由です。
対馬でしかできない対州馬乗馬!私も毎週レッスンをしています。
馬と呼吸を合わせる、ということがこれほどまでにドキドキして楽しいものなのかと、一度体験して完全にはまってしまいました。
指示した通りにピタッと伝わると、ものすごくうれしいのです。おりこう!
今はヘタクソすぎて、いつもお尻パンチをして馬に申し訳ないですが、早く上手に乗れるようになりたいです。
乗馬レッスンのパートナー「広美ちゃん」
はんけしくんハガキサイズ
まずは広美ちゃんをはんこにしました。
馬にはそれぞれ名前があり、性格や顔つきもみんな違います。もっと仲良くなりたいな~~☆