FLOWER’S PHOTO&POEM 【季節の花の写真館】

 季節の花の表情を取り上げ、その花の持つ個性!を表現できたらとおもいます。
 短詩を添えて花のつぶやきもお届けします。

キバナコスモス - メキシコから

2006-11-29 15:32:37 | 季節の花の写真館
                             <キバナコスモス(黄花秋桜)  キク(菊)科  2006.11.17撮影>
                                        〔園芸品種  原産地:メキシコ〕

       先祖はメキシコの碧空の下
       高原の風にそよいでた

       いま 海辺の公園でこんにちは
       コスモスなの? ダリアなの?
       不思議の花は 長い歴史じゃニューフェース

キク - 聖なる希望の証し 〔2枚組の2〕

2006-11-28 16:05:05 | 季節の花の写真館
                                       <キク(菊)  キク(菊)科  2006.11.13撮影>

        秋のひかりを浴びて
        黄金色(こがねいろ) 不思議のひかり放つ
        聖なる希望の証しぞ
        静けき夕べに あしたへの
        あなたのゆく道に 幸いあれ

キク - 不思議のひかり  〔2枚組の1〕

2006-11-27 20:52:12 | 季節の花の写真館
                                        <キク(菊) キク(菊)科 2006.11.16撮影>


        秋のひかりを浴びて
        黄金色(こがねいろ) 不思議のひかり放つ
        聖なる希望の証しぞ
        静けき夕べに あしたへの
        あなたのゆく道に 幸いあれ

キク - 一句ひねって菊の風

2006-11-26 19:16:36 | 季節の花の写真館
                                        <キク(菊)  キク(菊)科  2006.11.13撮影>


        競い合うほど 咲いた花
        こころ清ら 輝く白さ
        季節の中に想いはめぐる
        菊の香や~  菊咲けり~
        好事家や一句ひねって菊の風

ポーチュラカ - こころ安らぐひとときを

2006-11-25 15:09:19 | 季節の花の写真館
                            <ポーチュラカ  スベリヒユ(滑莧)科 2006.11.10撮影>
                         〔和名:ハナスベリヒユ(花滑莧)  原産地:世界の温帯・熱帯の各地〕


      公園の植え込み 混沌として
      一際目立つ小さな彩り
      あざやかに 艶やかに輝いて
      訪れる人に こころ安らぐひとときを

サザンカ - 小さな旅路

2006-11-24 16:12:44 | 季節の花の写真館
                                 <サザンカ(山茶花) ツバキ(椿)科 2006.11.22撮影>


        赤い花たち わが世の春か
        もみじ色づき 秋深まりゆく
        午後の散策 山の公園寂として
        水流れ ときは過ぎ行く
        橋を渡る 小さな旅路
        終りあり そして終りなし

中国カシア - 夢の国へ

2006-11-23 22:12:20 | 季節の花の写真館
                                       <中国カシア  マメ(豆)科  2006.11.10撮影>


        あなた 何者!
        中国はビルマに近い 雲南省
        庭にあり 街路樹にも
        花が長く咲いてます

        日本では夏の終わりから秋にかけ
        たくさん花を咲かせます
        わたしを見たら 天女舞う
        夢の国へ想いを馳せて
        失われた地平線の彼方 シャングリラ

キク - 菊咲けり

2006-11-19 14:19:16 | 季節の花の写真館
                                         <キク(菊) キク(菊)科 2006.11.8撮影>


       菊咲けり陶淵明の菊咲けり
                              山口青邨



                   山口青邨(やまぐち せいそん) 1892-1988
                      俳人・鉱山学者・工学博士
                      岩手県盛岡市生れ  本名:山口吉朗(やまぐち きちろう)
                      1922年 高浜虚子に師事
                      1929年 『ホトトギス』同人
                      1930年 宮野小提灯とともに俳誌『夏草』を盛岡で創刊・主宰
                      句集に「雑草園」「雪国」「花宰相」など
                      (1916年 東京帝国大学工科採鉱学科卒業 その後、同大学教授)

                   陶淵明(とう えんめい) AD365-427
                      中国の代表的詩人  東晋時代の人
                      菊の花は『飲酒二十首』で詠まれている。

                     * 陶淵明という人は後半生、役人を辞めて故郷の田園で晴耕雨読の生
                      活を送りました。しかし、それは表向きの後世の人の言葉。実際には
                      窮乏生活の中で好きなお酒も十分に飲めなかったらしいのです。そん
                      な中、「飲酒二十首」でも、自然と酒と人生を、そして、そのときの心境
                      と詠嘆を詠んでいます。

キョウチクトウ - 夏の忘れもの

2006-11-18 11:56:53 | 季節の花の写真館
                         <キョウチクトウ(夾竹桃) キョウチクトウ科 2006.11. 5 10撮影>
                                               〔原産地:インド〕

      秋遅く 夏の忘れもの探しですか
      輝く太陽 あの強い日射し 熱い情熱
      繰り返す波をじっと見ていた あの夕暮れ 透明のこころ

      しばし休息のときを経て 再生のちから取り戻し
      静かに精気満ちて 希望のひかり頭上に輝く
      道を求めて歩みだす 一歩 そしてまた一歩

ホクシア - 新たなともしび

2006-11-17 13:23:52 | 季節の花の写真館
                                    <ホクシア アカバナ(赤花)科 2006.11.5撮影>
                                   〔和名:ツリウキソウ(釣浮草)  原産地:熱帯アメリカ〕


        異形の風鐸 熱き国の生れ
        春から秋にその姿 人に好かれ
        その情熱 溢れる色彩
        花が語る 温かいこころ
        新たなともしび あなたの胸に