<ゼニアオイ(銭葵) 野草 アオイ(葵)科 2006.5.21撮影>
きみは何者! 紫がアメーバ状のこの花は
そんなに強く言わないで!
わたしはもう みなさんの
近くに住んで300年
ふるさとはヨーロッパ
遥かシルクロードの国々から?
帆船で大海原を乗り越えて?
生薬で人の助けもしています
注記:アオイ3兄弟!?
・ハナアオイ(花葵) 草丈0.3~0.6mほど 淡紅色 5弁花
原産地:南ヨーロッパ (地中海沿岸)
・ゼニアオイ(銭葵) 草丈0.6~1.0mほど 淡紫紅色 5弁花
原産地:ヨーロッパ (上記写真の花径3.0~4.0cm)
・タチアオイ(立葵) 草丈2.0mほど 紅・白・紫色 一重・八重咲きあり
原産地:小アジア・トルコ (シリア・中国は伝播地か)
きみは何者! 紫がアメーバ状のこの花は
そんなに強く言わないで!
わたしはもう みなさんの
近くに住んで300年
ふるさとはヨーロッパ
遥かシルクロードの国々から?
帆船で大海原を乗り越えて?
生薬で人の助けもしています
注記:アオイ3兄弟!?
・ハナアオイ(花葵) 草丈0.3~0.6mほど 淡紅色 5弁花
原産地:南ヨーロッパ (地中海沿岸)
・ゼニアオイ(銭葵) 草丈0.6~1.0mほど 淡紫紅色 5弁花
原産地:ヨーロッパ (上記写真の花径3.0~4.0cm)
・タチアオイ(立葵) 草丈2.0mほど 紅・白・紫色 一重・八重咲きあり
原産地:小アジア・トルコ (シリア・中国は伝播地か)
<ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟) 野草 ケシ科 2006.5.17撮影>
薄紙のような花びらよ 春の風に揺れていた
わたしのふるさと ヨーロッパ(※1)
知らない間にニッポンへ 気候もいいぞ永住だぁ
前世紀 61年東京で(※2)見つけられて有名に
果実が長くて“長実”だよ
花弁4枚 雄しべは多数 雌しべの頭に筋が付き
葉は羽状に深裂し 花はパステルカラーのうす橙
中ほどに紅差して キレイ! それとも奇妙かナ!?
(※1)地中海沿岸・中欧
(※2)東京・世田谷
薄紙のような花びらよ 春の風に揺れていた
わたしのふるさと ヨーロッパ(※1)
知らない間にニッポンへ 気候もいいぞ永住だぁ
前世紀 61年東京で(※2)見つけられて有名に
果実が長くて“長実”だよ
花弁4枚 雄しべは多数 雌しべの頭に筋が付き
葉は羽状に深裂し 花はパステルカラーのうす橙
中ほどに紅差して キレイ! それとも奇妙かナ!?
(※1)地中海沿岸・中欧
(※2)東京・世田谷
<ウマノアシガタ(馬の脚形) 野草 キンポウゲ科 2006.4.30撮影>
だんだんに 己かがやき 金鳳花
中村汀女
中村汀女 (なかむらていじょ) 1900-1988
熊本県熊本市生れ
「ホトトギス」同人となり、戦後「風花」を創刊・主宰
熊本市名誉市民(1979)
注記1.キンポウゲ(金鳳花)について
この名称は、キンポウゲ科全体を指すもので、この写真の花はウマノアシガタと言わ
ないと種を特定することにはならないそうです。
注記2.ウマノアシガタ(馬の脚形)の名称由来について
キンポウゲは花がキラキラ金色に光る(反射する)ところから来ているようですが、ウ
マノアシガタは根生葉(上の写真で花の右後ろの深い切れ込みのある葉)の形が馬
の足(蹄)に似ているので付けられたものだということです。しかし、これが似てないの
で議論になります。それでいろいろな説があります。
①馬の足形、②トリノアシガタ(鳥の足形)を間違えて記載した、③馬の足跡、④馬の
足に馬わらじを履かせた形、です。
この議論の中で注目しなければならないのは、この名称が江戸時代(か、それ以
前?)に付けられたということです。むかしの道路はほんの一部の石畳を除いて、すべ
て未舗装道路です。そして当時、馬の蹄鉄はなく、足に馬わらじを履かせていた、とい
うことになります。そう考えてくると先の③か、④から付けた名称ということになるので
はないでしょうか。
だんだんに 己かがやき 金鳳花
中村汀女
中村汀女 (なかむらていじょ) 1900-1988
熊本県熊本市生れ
「ホトトギス」同人となり、戦後「風花」を創刊・主宰
熊本市名誉市民(1979)
注記1.キンポウゲ(金鳳花)について
この名称は、キンポウゲ科全体を指すもので、この写真の花はウマノアシガタと言わ
ないと種を特定することにはならないそうです。
注記2.ウマノアシガタ(馬の脚形)の名称由来について
キンポウゲは花がキラキラ金色に光る(反射する)ところから来ているようですが、ウ
マノアシガタは根生葉(上の写真で花の右後ろの深い切れ込みのある葉)の形が馬
の足(蹄)に似ているので付けられたものだということです。しかし、これが似てないの
で議論になります。それでいろいろな説があります。
①馬の足形、②トリノアシガタ(鳥の足形)を間違えて記載した、③馬の足跡、④馬の
足に馬わらじを履かせた形、です。
この議論の中で注目しなければならないのは、この名称が江戸時代(か、それ以
前?)に付けられたということです。むかしの道路はほんの一部の石畳を除いて、すべ
て未舗装道路です。そして当時、馬の蹄鉄はなく、足に馬わらじを履かせていた、とい
うことになります。そう考えてくると先の③か、④から付けた名称ということになるので
はないでしょうか。
<ドイツスズラン(独逸鈴蘭) ユリ科 2006.5.9撮影>
うつむいて咲く清純な
乙女の香り漂わせ
幸せ贈るメイフラワー
花も葉も 赤い実も
キケン隠す 君の影
注記:ドイツスズラン(スズラン属)には、全草に毒があります。
特に花の部分が最も毒が強いそうです。有毒物質は、
コンバラトキシンとコンバロサイドというものです。
うつむいて咲く清純な
乙女の香り漂わせ
幸せ贈るメイフラワー
花も葉も 赤い実も
キケン隠す 君の影
注記:ドイツスズラン(スズラン属)には、全草に毒があります。
特に花の部分が最も毒が強いそうです。有毒物質は、
コンバラトキシンとコンバロサイドというものです。
<カキドオシ(垣通し) 野草 シソ科 2006.4.30撮影>
花の後 茎が倒れ地面を這い
垣根を通って“垣通し”
つるの節から根を出して
だんだん だんだん 広がって
草むらで こんにちわ
道端や土手でも こんにちわ
薬用にもなります るー・・・・
花の後 茎が倒れ地面を這い
垣根を通って“垣通し”
つるの節から根を出して
だんだん だんだん 広がって
草むらで こんにちわ
道端や土手でも こんにちわ
薬用にもなります るー・・・・