マンゴーの花咲く頃に

ラオスに暮らして数年目、何の縁があってかラオス人と結婚することに。結婚手続き、結婚式準備などのドタバタの備忘録。

「ジャオパープ」を立てる(2)

2012-12-15 07:54:34 | 結婚式
12月(結婚式まで1ヶ月半)、決まったと思っていた「ジャオパープ」ですが、私の曖昧な物言いが災いして、少し面倒なことに。

あまり大げさにしたくなかったので、親族と親しい知り合いから「ジャオパープ」を選んだつもりだったのでした。ところが、一緒に仕事をしているラオスの某機関に用事があって訪れたついで、お世話になっている人たちに、結婚の報告と、披露宴の日程、改めて招待状を届ける旨を口頭で伝えたところ、世話好きのおばさんが「それなら、ジャオパープはA氏に頼んだらいいわ」とアドバイス。

A氏はその機関の副代表にあたり、これまで関わってきた事業のアドバイザーを勤めてくださっている方で、当然招待状はお送りするつもりでいたのですが、あまりに「お偉いさん」なので彼に頼むのは遠慮して、もっと気楽にお願いできる方々を選んだところでした。その場で、「もう決まっているので、今回は遠慮しておきます」と言っておけば良かったのですが、つい「そうですね。検討しておきます」と曖昧に返答してしまいました。これが大混乱の原因に。

その日の夕方、おばさんから電話があり、「たまたま会議でA氏に会ったから、私からも頼んでおいてあげたわ。あなたの結婚の知らせをとっても喜んで、受けてもいいって言っていたわよ」とのこと。

こうなったら、もうA氏にお願いするしかありません。問題は、「ジャオパープ」は花嫁側・花婿側で人数を揃える必要があり、奇数が良いようなので、まさか7人ずつに増やすわけにもいかず、これまでお願いしていた私の方の「ジャオパープ」を一人減らす必要があります。

ラオスの「家族」として世話を焼いてくれているラオス人と、二人の出会いのきっかけを作ってくれた日本人の友人にはぜひお願いしたいし、彼の義理のお兄さんも「新しい服を作らなくちゃなあ」と言いながら、喜んでくれているようだし(ラオス人にとって「ジャオパープ」を頼まれるというのはそれなりに誇らしいことのようです)、今更「やっぱり他の人にお願いすることにしたので」とは言えません。

急遽、叔母の名前をリストからはずすことに。まあ、叔母にとっては何のことやらという感じなので、問題はないと思いますが。やはりラオスの重要な場面では、最初から仕事関係のお偉いさんの顔は立てておくべき、というのが今回の教訓です。

さて、なんとか「ジャオパープ」の変更はできたものの、お偉いさんにお願いしてしまったので、仕事関係者をさらにたくさん招待せねばならなくなりました。A氏の指示のもと、先ほどの世話好きおばさんにリスト作成をお願いしたところ、30名近い名前が送られてきました。そのうち、私が仕事上の付き合いがあり、元々招待しようと思っていたのは5名ほど、顔と名前が一致するのはその他10名ほど、あとは廊下ですれ違えば挨拶する程度か、事務所の建物が違うので、ほとんど知らない人、ということになります。

こうして膨れ上がった招待客リストは、相方の関係者も含め、400名分に。2倍は来ないにしても、どんどん大規模になっていくことに不安は高まります。

そうは言っても、淡々と準備をこなすしかない状況ですが、私は現在、仕事のため、残りの準備は相方に押しつけ、極寒の日本に帰国中です。来週、ラオスに戻ったら、招待状が仕上がっている「はず」なのですが、どうなることやら。

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