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魚のあぶく。oO

日々の他愛もない日記と写真などの公開です

衆院選投票日

2012年12月16日 | abuku
色んな考えの人がいるでしょうが、まずは投票に行きましょう( ゜ロ゜)ノ

後は、応援するなり、文句を言うなり、ネットで語るなり、色々とやっていきましょう( ゜ロ゜)ノ

願わくば、少しずつでいいのに、良い日本になりますように。

そのためには、僕らのふるまいも大切やね。改めて、自覚しなければ。

世論調査考

2012年01月15日 | abuku

野田政権が内閣改造をおこなったけど、それについての世論調査が芳しくないそうな。

まぁ、それはそれとして、前から世論調査は、質問でかなりの程度、調査する側の好きな結果が出る様に誘導できるという話があるんやけど、今回の世論調査で自分なりの考察をしてみることにしてみた。

次の世論調査の結果は、2012/01/14の朝日新聞配信によるもの。



(数字は%。小数点以下は四捨五入。質問文と回答は一部省略。◆は全員への質問。◇は枝分かれ質問で該当する回答者の中での比率。〈 〉内の数字は全体に対する比率。丸カッコ内の数字は12月10、11日の前回調査の結果)◆野田内閣を支持しますか。支持しませんか。

支持する  29(31)

支持しない 47(43)

◇それはどうしてですか。(選択肢から一つ選ぶ=択一。左は「支持する」29%、右は「支持しない」47%の理由)

首相が野田さん22〈6〉 1〈0〉

民主党中心の内閣22〈6〉 18〈9〉

政策の面22〈7〉 38〈18〉

実行力の面20〈6〉 38〈18〉

◆いま、どの政党を支持していますか。

民主19(20)▽自民18(16)▽公明1(2)▽共産1(2)▽新党きづな0(―)▽社民0(0)▽みんな3(4)▽国民新0(0)▽新党大地・真民主1(―)▽たちあがれ日本0(0)▽新党日本0(0)▽新党改革0(0)▽その他の政党1(1)▽支持政党なし44(50)▽答えない・分からない12(5)

◆野田首相のこれからの仕事ぶりにどの程度期待しますか。(択一)

大いに期待する8

ある程度期待する35

あまり期待しない42

まったく期待しない15

◆野田内閣の改造についてうかがいます。野田首相は、参議院で問責決議を受けていた、一川保夫防衛大臣と山岡賢次消費者担当大臣を退任させました。野田首相のこの人事を評価しますか。評価しませんか。

評価する 51評価しない 28

◆野田首相は、民主党の岡田克也さんを副総理に起用し、税と社会保障の一体改革や行政改革を担当させることにしました。野田首相のこの人事を評価しますか。評価しませんか。

評価する 50評価しない 33

◆政府は、社会保障の財源にあてるために、消費税を2014年4月に8%に、2015年10月に10%に引き上げる案をまとめました。この政府の案に賛成ですか。反対ですか。

賛成 34反対 57

◆野田首相は、消費税引き上げの前に、国会議員の定数削減や、公務員の人件費削減を実施する考えです。野田首相は、こうした削減ができると思いますか。できないと思いますか。

できる 19できない 67

◆消費税を引き上げる場合には、景気の状況をどの程度考慮する必要があると思いますか。(択一)

大いに必要がある32

ある程度必要がある48

あまり必要はない13

まったく必要はない4

◆野田首相は、消費税を引き上げる法案を国会で成立させる前に、衆議院を解散して、総選挙を実施するべきだと思いますか。その必要はないと思いますか。

実施するべきだ49

その必要はない38

     ◇

〈調査方法〉 13日夕から14日夜にかけて、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、全国の有権者を対象に調査した(福島県の一部を除く)。世帯用と判明した番号は1588件、有効回答は941人。回答率59%。



では、気になるところをいくつか。

1.◆野田内閣の改造についてうかがいます。野田首相は、参議院で問責決議を受けていた、一川保夫防衛大臣と山岡賢次消費者担当大臣を退任させました。野田首相のこの人事を評価しますか。評価しませんか。 評価する 51評価しない 28

これ、今頃退任させるんやなくて、もっと前から退任させろよていう意見は、どっちにすればいいんや?

この質問だけからすれば、「評価しない」=「退任させる必要がなかった」ととられてしまうから、退任させるべきと思っている人は「評価する」と答えざるをえーへんけど、更迭が遅すぎて評価できひん人からすると、なぜ野田政権に肯定的な評価をしていると誤解させてしまう「評価する」という選択肢を選ばされなあかんのか、非常に不本意やと思うよ。

あるいは、そもそも、こんな輩を一度でも大臣に就けた人事自体が評価できひん人はどう、意見表明すればいいのか?

「評価する」ていう意見は、一見、野田政権に肯定的な印象を与えるから、この辺りは新聞社の誘導に見えるな。

選択肢として挙げるなら、

退任させるべきであり評価する、退任させるべきではないが政治の安定のため評価する、退任させるべきでなく評価しない、退任させるべきだが遅すぎて評価できない、就任させたこと自体が評価できない

ぐらい並べてもらえれば、政権支持者も不支持者も、割と正確に意見表明できると思うんやが。

2.◆野田首相は、消費税引き上げの前に、国会議員の定数削減や、公務員の人件費削減を実施する考えです。野田首相は、こうした削減ができると思いますか。できないと思いますか。 できる 19できない 67

これは、良心的な聞き方やと思う。例えば、

◆野田首相は、消費税引き上げの前に、国会議員の定数削減や、公務員の人件費削減を実施する考えです。野田首相の、こうした考えを評価しますか。評価しませんか。

てな設問も可能なはず。そして、この設問なら、まず間違いなく、ほとんどの人が評価すると答えるはず。なぜなら、「評価しない」と答えたら、定数削減や人件費削減をするべきでないということになってしまうから。まぁ、逆に言えば、こんな設問は無意味なんやが、やろうと思えばできる。

結局、マスコミが、肯定的な結果を発信したければ、いくらでも設問で誘導できるから、数字だけではなくて、設問の方もきっちりと見なあかんよねぇ。

ちなみに、今回はたまたま朝日新聞の例をやり玉に挙げたけど、朝日新聞の設問は、特に悪いとは思っていないので、念のため。

社説やコラムには酷いのも多いけど、なんやかんやいって、姿勢としては、朝日新聞が一番、大手マスコミの中で気骨があると思うな。


TPP解説画像

2011年10月27日 | abuku

いつ消されるかわからへんけど、面白かったんで(笑)

ユーチューブ動画

確かに態度や口調は荒いけど、僕はこういうん気にならへんから、面白い( ̄m ̄)

中身は論理的な話ができてるから、隣の解説員の話もわかりやすくなる。

こんなんをゴールデン番組でやりゃえーのに。


ポスト菅直人

2011年05月29日 | abuku
よく、ニュースに対するコメントなんかで、菅総理を辞めさせて次はどうするんだ、どうせ、誰がなったところで変わりはしない。こんな非常事態に、総理大臣を代えるべきではないという人がいる。

個人的には、「誰がなったところで変わりはしない」というところに異議を唱えたいんやが、こればかりは、主観的な話で、事前にはどうしても証明できないから、お互いに歩み寄りは難しいところやな。

また、「非常事態に、総理大臣を代えるべきではない」というのは、本来は全く同感やったりする。

ただ、今回の場合は、この常識が裏目になってしまったとこもあるな。

少し話がそれるけど、震災発生当初にあった、「色々と流言やデマが飛び交ってるけど、政府の発表を信じて、冷静に行動しよう」なんていう、これまた、本来は当たり前の常識が、結果的に失敗やったりもした(例えば、原発の危険範囲について、政府発表はむちゃくちゃやった。「外国は80km圏で避難させている、警戒範囲外の人でもとにかく、遠くに逃げろ」という、当時では「デマ」とされた言葉が、結果的には一番正しかった)。

まぁ、さすがに当時の政府に悪意があったとまでは言わへんが、その後も出てくる、国民の安全からほど遠い対応を見てると(校庭の敷地で20mmシーベルト以下まで許容とか、放射能の拡散予報の非公開とか、メルトダウン状態であったことがわかっていても黙ったままやったとか、現在進行形なら、海水にどれだけの量のどんな種類の放射性物質が流れているのかの詳しい発表がなされていないのも、ホンマにわかってないだけなんか怪しいもんや)、政府発表を信頼して行動しろていうんは、今では明らかに「デマ」やと言ってもいいと思う。

まぁ、本人がいくら信じようが勝手やが、他人さんにも勧めるんは、今では新興宗教の勧誘のたぐいとしか思えへんなぁ。

てな話はまぁ、少し置いといて、ここでは、タイトルにもしている、「ポスト菅直人」というものについて、考えてみたい。

とりあえず、僕自身の誰がなるべきだという考えは、置いておく。これは、無責任だというわけではなく、次の総理は、国会議員が決めるべきものだと思っているから。

いやいや、そんなん当たり前やん、今までもずっとそうやんてなことを言われそうやけど、そうではなく、今までの、国会で多数を占める政党の党首が自動的になったり、連立政権で多数を占める政党の合意で総理に選ぶ方式ではなくて、一切の党議拘束もなく、一国会議員が自分の信念を表明し、震災からの復興、原発災害に対する政策を、有権者たる国会議員に対して演説し、支持を得るという、本当の意味での選挙で決めてもらう。

自民党議員が民主党議員を支持しても構わない。共産党議員が自民党議員を支持しても構わない。とにかく、各国会議員が今後の震災復興を託したい議員を総理に選び、震災復興については、無条件で従う。立法に協力する。そして、一段落したら、解散総選挙をし、どの政党が勝利しても、この総理大臣を震災復興大臣に任命して、復興任務に継続してあたらせ、与党は協力する。

内閣の仕事というのは、経済、外交、安全保障、社会福祉といっぱいあるから、本来なら、大政翼賛的な多政党間の協力というものはできない。ただ、こと震災復興に関しては、全会一致で協力できると思う。

ならば、緊急避難的な措置として、本当の意味で震災復興に特化した挙国一致内閣というものを今回だけ、臨時に組閣して、本当に信念を持った政治家に、一生の仕事として取り組んで欲しい。それだけの熱意がある人でないと、この未曾有の大災害からの復興はなしえないかもしれない。

世間の、政治家というものに対する不信感というのは大きいし、僕も総体としては胡散臭いものやと思ってるけど、個々の政治家一人一人をとってみれば、正義感や誠実さに満ちた人も、まだまだいると思う。

そういった人たちが、いつの間にか汚れたり、埋もれたりするのかもしれへんけど、今こそ現れ、輝いても欲しい。

この選挙システムやと、総理といってもホンマに臨時のものやし、解散総選挙後は、総理ではなくなり、そのまま震災復興のみにあたるわけやから、私欲に満ちた者ではなく、真に復興に身を捧げたい人がなりやすいと思う。

これならば、次の総理大臣の決め方として、無責任な案ではなく、期待も持てるんやけどなぁ。

他にも案はあるのかもしれへんけど、僕としては、この案を提案したい。

尖閣諸島でのビデオ流出問題

2010年11月12日 | abuku
尖閣諸島沖における日本の領海内で、中国船が海上保安庁の巡視船にぶつかってきた問題で、その事件の映像をYouTubeに流出させた〝犯人〟を名乗る男性が、10日に現れ、事情聴取を受けているとのこと。


沖縄・尖閣諸島沖の漁船衝突事件をめぐる映像流出問題で、10日、神戸海上保安部の43歳の海上保安官が映像の流出に関与したことを認める話をしていることがわかった。警視庁は、国家公務員法の守秘義務違反の疑いで事情聴取を開始している。この海上保安官はNNNの取材に対し、「誰にも相談せず一人でやった」と話していた。

事情聴取を受けているのは、神戸海上保安部に所属する男性の海上保安官。関係者らによると、この海上保安官は9月、尖閣諸島沖で起きた中国漁船と巡視船の衝突事故をめぐり、海上保安庁が撮影したビデオ映像をインターネット上の動画投稿サイト「YouTube」に公開し、流出させた疑いが持たれている。

この海上保安官は10日午前、巡視船での勤務中、神戸市内の港に接岸した後、任意同行に応じ、第5管区海上保安本部で事情聴取が行われている。

この事件は4日、「sengoku38」を名乗る投稿者が衝突場面を含む約44分間の映像を公開したもの。東京地検はYouTubeを運営する「グーグル」から通信記録を押収して分析したところ、神戸市内の漫画喫茶から映像が投稿されたことがわかっている。

この海上保安官はNNNの取材に対し、映像の流出にかかわったことを認めた上で、「誰にも相談せず一人でやった」と話した。また、「映像は元々、国民が知るべきものであり、国民全体の倫理に反するものであれば甘んじて罰を受ける」という趣旨の主張をしていた。

海上保安庁の幹部に対し、すでに事情説明を終えているとみられ、現在は警視庁が取り調べを行っている(10/11/10 日本テレビ配信より引用)。



事前に読売テレビの記者に話している内容からも、確信犯である様やね。

今回のこの行為に関しては、もちろん、色々な見方があるんやろうけど、大雑派には、


A.この海上保安官は全く悪くない。そもそも、国民に公開すべき情報を隠蔽していた政府が悪いのであって、この人は、その政権の隠蔽から我々国民を救ってくれた英雄だ、当然、無罪ですぐに釈放するべきだ。

B.国家機密を勝手に、個人の判断で漏洩してしまうなんて、とんでもない悪党だ。この行為により、日本の国益がどれだけ冒されたかはかりしれない。厳正に処罰すべきだ。

C.流出させた気持ちはわかるし、国民にとっても知らせてもらえて良かった。ただ、罪は罪なので、その行為に対しての処罰は受けるべき。


てな、3パターンやろうか。ネットやら報道やらを見た感じやと、ネット上ではAパターン、民主党議員はBパターン、一般的にはCパターンてな感じかな。

自分個人の感想としては、是非とも国民に公開すべき、もっといえば、公開しなければならへんかった映像やと考えているから、我々国民の前に映像をさらけ出してくれたこの人の行為については、感謝したい。その上で、僕は感情論ではなく、法的にもこの人は無罪やと思うんやけど、それを公平、公正に世に知らしめるためにも、そして、この人の名誉のためにも、裁判で無罪を明らかにしてもらいたい。そう、思ってる。

今回のこの件については、いつものことやけど、どうも報道関連では好き勝手言ってて、なんか、色々とゴチャゴチャになってるねぇ。もちろん、大きな原因は、きちんとした法律の専門家の解説もある一方、なんの見識もない、聞きかじりの知識だけで偉そうに発言してるコメンテーターやらが自分の感覚だけで決めつけてたり、報道自体も、その新聞社やテレビ局の方針の下、直接には関係のない事実を織り交ぜていることにある。

例えば、海保の情報管理が杜撰だったとかいう話がしきりに喧伝されようとしてるけど、こんなもん、最初の段階は国民に公開したり、研修用に知らせたりする映像として取り扱ってたんやから、情報管理なんてしてへんで当たり前やん。それをあたかも、当初から機密情報やったみたいにミスリードする必要が、いったい、どこにあるんやろうね?なんか、それでマスコミ各社に利益があるんやろうか?

あるいは、中国の暴動の時に流行った「愛国無罪」という言葉を使って、批判する人もいる。愛国のために犯罪者を賞賛するんは、あの中国と同じやないかというんやけど、単なる暴動で日本の店や自動車なんかを破壊した粗暴犯と、国民の知る権利にも関わる政治犯とを一律に扱おうとする精神に疑問を覚える。そうまでして、この人の行為を貶めたいんかねぇ?まぁ、百歩譲って、行為ではなくて、精神面で比べているだけだという主張としても、公益のために*違法性が阻却されるんは、当たり前のことなんで、公益が認められるような余地のない行為(中国での暴動)と、公益が認められれば許される可能性のある行為(国家公務員の守秘義務)とを同列に比較するんはおかしな話やと思うな。

*違法性が阻却される…ようは、犯罪には当たるけれども、その犯罪が行使されることによる利益が大きいから、犯罪行為にはしませんよていうこと。例えば、テレビや新聞は、毎日のように名誉毀損ていう犯罪をおこなっているけど(何々の事件で捕まった犯人やと実名や顔を出して報道するなんていうのは、事実であっても名誉毀損になる)、こういった情報を公開することは公益にかなうから、原則的には許しますよていうことになってる。守秘義務についても、隠蔽する方が悪くて、内部告発という形で秘密を暴露することが公益にかなうならば、罪に問われないという可能性も出てくる。

さて、ここで話を、そもそも論に変えてみたいんやけど、Bの意見はもとより、一番多そうな意見のCなんやけど、果たして、本当にこの人の今回の行為は、そもそもが「犯罪」であり、彼は「犯罪者」なんやろうか?別に、某政治家の擁護論者を気取って、「推定無罪」の原則を持ち出すつもりはない。純粋に、法律論的に検討してみたい。

まず、今回の国家公務員の守秘義務違反に問われるためには、今回流出された情報が「公にされていないこと」、そして、仮に公にされていなかったとしても、その情報が「機密情報として保護されるに値する秘密であること」の2つが兼ね備えられていなければならない。すでに公にされている事柄なら、当然「秘密」ではないわけやし、仮に公にはされていなくても、そんなん、秘密にする必要なんてないやん、てな情報なら、わざわざ刑罰を科してまで守る必要はない。

その観点からすると、まず、第一の「公にされていない」という要件の時点で、僕は当てはまらへんと思う。なぜなら、今回の情報の中身は、中国船が海上保安庁の巡視船にわざとぶつかるという犯罪を犯したということであって、このことは最初っから公にされて報道もされている。さらには、その衝突時の様子も、この流出の少し前にビデオの一部を見た国会議員から、事細かに報告されている。今回のビデオは、その情報を映像として補完したに過ぎず、本質的な「情報」はすでに公にされている。であるならば、今回の映像自体はあくまでも補助的な証拠であり、秘密の暴露には当たらない。僕は、そう考えるのが適切やと思う。

この、前提条件の時点で当てはまらへんわけやから、第二論点の「秘密に値する情報かどうか」ていうのは、考える必要もなく無罪ということになる。まぁ、ただ、こちらについても一応検討してみると、従来、海上保安庁の取り締まりの様子は報道や海上保安庁のホームページでも公開されており、海上保安庁の活動状況が国民に公開されることは国民に資することなんやから、本来は秘密に値する情報でもないと考える。今回のこの映像についてだけ、唐突に秘密情報になる合理性は薄いやろう。ただ、それでも、今回だけ、なんらかの特別な理由があるのならば、保護するに値する秘密情報になる可能性もある。もちろん、巷間言われてるような、「映像を見せたら、なんでこんな悪質な犯人を釈放したんだと現政権に批判が起こる」といった情けない理由なら論外やけど、ひょっとしたら、他にまともな理由があるのかもしれへん。ただ、それならば、その納得のいく、合理性のある説明を現政権はせなあかん。単に、外交上の国益を優先するといった曖昧な説明では、国民の知る権利というものを制限するに値する根拠にならへん。

てなわけで、僕自身は、今回のこの保安官は無罪やと思ってる。もっとも、これはあくまでも刑罰としての話で、海上保安庁という組織の中での規律とかの問題は残って、それによる行政処分は、また別問題かもしれへん。その辺がごっちゃになって、この保安官にもなんらかの責任はあるはず、ていう人もいるんかもしれへんね。ただ、国が強制的に刑罰として身体の自由を奪うという行為と、服務規程違反による行政処分として減俸とかにするていうんは全くの別次元の問題であって、僕自身は、この保安官が法律で裁かれるような罪は犯していないという意味で、無罪やと言っている。

ドラマなんかでは、無罪の判決を受けて職場に復帰した彼に、上司が服務規程違反で減俸処分を言い渡した後、個人的には良くやってくれた感謝する、とポケットマネーや同僚のカンパでそっと補填する、といった感じでエンドロールになるようなシーンやな。

まぁ、事実はもっとドロドロとしたもんなんかもしれへんが、僕としては、彼には司法の判断という公明正大なもので堂々と無罪を勝ち取って、再び、国民を守るために職場復帰してもらいたい。

そして、あらためて言いたい、ありがとうと。

魚のあぶく「宴のあと」

2010年09月14日 | abuku
「宴のあと」と言えば、裁判などでも話題になった、三島由紀夫の小説のタイトルだが、長く続いていた国民不在の「宴(うたげ)」がようやく終わったようだ。

急激な円高や尖閣諸島での中国船による挑発など、喫緊の課題の真っ只中にある状況でなんとも悠長なことだが、何にしても、とりあえずは、総理大臣は菅総理大臣の続投で決まった。そうと決まれば、言うまでもなく、一刻も早く喫緊の課題への対処をして欲しいところだが、まずは色々と意見を聞きながら人事案を固めていきたいとのことで、返す返すも悠長なことである。

恐らく、自身が日本国の総理大臣という自覚がなく、単なる一政党の代表であるという意識しかないのだろうが、国民からすれば、ほとほと困ったものである。菅か小沢かと様子見モードであった円相場は、早速、急進している。菅総理ならば、所詮は見守ることしかしないから、与(くみ)しやすしというところであろう。かといって、小沢総理ならば薔薇色かと言えば、とてもそうとは思えないところも悲劇であろう。

さらに、今回の代表選では、民主党の党員、サポーターに国籍条項がないことから、裁判でもその効力が争われるかもしれないとの観測もあり、また、負けた小沢一郎氏にもいまだ強制起訴の可能性が残り、本家「宴のあと」以上にドロドロとした裁判が待ち受けている可能性もある。

いずれにしても、昨年の政権交代からほぼ1年。相変わらずの迷走ぶりは、「宴のあと」ならぬ「後の祭り」がふさわしかろう(10/09/14)。

魚のあぶく「塞翁が馬」

2010年07月12日 | abuku
「塞翁が馬」という言葉がある。中国の故事から来ている言葉だが、いいと思われることが悪いと思われることの前兆だったり、悪いと思われることがいいと思われることの前兆だったりと、禍福はあざなえる縄のように顕れるのだから、一つの幸不幸に一喜一憂せずに過ごすのがよいといった意味である。

昨年の政権交代が禍福の「禍」なのか、「福」なのかは、人によって違うであろうが、政権交代があったと思えば、様々な問題で鳩山政権の支持率が下がり、参院選直前に菅政権に変わって、支持率が上がったかと思えば、一ヶ月後には支持率が下がって参院選では民主党が敗北を喫す。民主党にとっても、国民にとっても、まさに「塞翁が馬」の十ヶ月であろう。

だが、政治の塞翁が馬は、まだ終わらない。参院選で民主党が負けて溜飲を下げている人にとっては、民主党が公明党と組んで衆参多数を占める状況になるとすれば「禍」の始まりであろうし、まだ民主党に期待している人々にとっては、もう少し様子を見ることができる「福」になるかもしれない。そして、その連立政権が上手く立ち行かず、次の衆院選では、再び政権交代が起こるかもしれない。

数多ある連立シミュレーションのほんの一つに過ぎないが、日本という国が続く限り、政治の塞翁が馬は終わることがないだろう。だから、我々有権者は政治においても一喜一憂せず、そのときのベストと思われる投票をし続けるしかない。

とはいえ、さすがに日本という国が終わってしまうような「禍」は願い下げだが(10/07/12)。

魚のあぶく 10/05/15

2010年05月15日 | abuku
天網恢々疎にして漏らさず、という言葉がある。天の神様の張る網の目は粗いようでいて、実は悪人をしっかりと捕らえて逃がさないという意味である。

その天網の補助とでも言うべき、人工の網は、最近至る所に張り巡らされた監視カメラの目であろうか。プライバシーの侵害だとの声もある中、一定の犯罪抑止や犯人逮捕につながることも多く、全体としては肯定的にとらえられているようだ。

ところが、監視カメラどころか、テレビカメラの目すら、大きな穴だらけの網に見えたのであろうか、民主党の議員が、その一部始終をテレビカメラにとらえられていたにもかかわらず、当時の出来事と矛盾する出来事を主張して、自民党議員に懲罰動議を申し立てるという、なんとも理解しがたい愚挙に出た。

カメラという「証人」がいなければ、その性根が腐りきっているというだけで、相手議員に濡れ衣を着せるという作戦自体は理解できるのだが、カメラという明らかな証拠があるにもかかわらず、冤罪を作り上げようとするその意図が全く理解できない。

さては、マスコミ各社と周到な打ち合わせをして、テレビでは証拠となる映像を流させないようにしたのでは、といった下衆の勘繰りもしたくなるところだが、日本テレビ系のニュースで早速とその映像が流され、民主党の主張に否定的なナレーションつきで報道されているようなので、それも違うようだ。

天網恢々疎にして漏らさず、民主党は支持率の低下を前にこの言葉を噛みしめた方がいいだろう(10/05/15)。

魚のあぶく 10/05/13

2010年05月13日 | abuku
子供だった頃、食パンによく青カビが生えていたのを思い出す。青いのはそれほど毒じゃない、という怪しげな理屈で、表面をこそぎ、青カビを落として焼いたパンを食べていた記憶があるが、それで、格別お腹が痛くもならなかったのだから、結果的には大丈夫ではあったのだろう。

ただ、最近は、食パンにカビを生やすことなど、滅多にない。なぜなら、食パンはすぐに冷凍庫で保存するようにしているからだ。冷凍保存するのは、食パンだけではない。スーパーで肉類に半額シールなどがついていれば、喜んで買い、ラップに包んで保存する。冷凍食品もセールの時に買いだめをする。家庭用の冷蔵庫の機能も充実し、便利になったものだ。

食品の生のままの状態が、ほぼ維持できるようになってきた冷凍技術の進歩は凄まじい。味や調理法に制限のある塩漬けや缶詰と違い、解凍すれば生の食材と同じようにいくらでも調理が可能だ。ただ、いくら冷凍といえども、家庭用の冷凍機能程度では、やはり限界はある。買い込んだはいいものの、油断をするとすぐに日が経ち、駄目になってしまう。

食材を冷凍庫に入れていても、先延ばしにしてグズグズしていると、腐らせてしまう。ましてや、何の工夫もなく、ただ、日付を先延ばしにするようでは、人の心も腐るというものだ。鳩山総理は当たり前のように、6月以降への先延ばしに言及し始めたが、普天間基地が今の場所で塩漬けにされ、危険だけが保存されるようでは目も当てられない(10/05/13)。

魚のあぶく 10/05/12

2010年05月12日 | abuku
いつもながらというが、いつも以上に参院選での著名人擁立が多いように思える。自民党不信が民主党不信に変わり、結果政治不信になってしまった現状では、政党を押し出すよりも、著名人の名前を前面に押し出した方が有利とのことなのだろう。

そんなことをしたら、むしろ有権者に不快感を与え、票が減るとの見方もあるようだが、過去の得票結果を見ると、依然、著名人の集票力は馬鹿にできないものがあるようだ。互いに落ち目の「二大政党」の看板よりも、金メダリストや元プロ野球選手の看板の方が、よほど信頼があるらしい。

少なくとも、これからは政策で政権を選び、政権交代を実現させていくと宣(のたも)うていた民主党ぐらいは、著名人の名前よりも自分の党の政策で勝負して欲しかったところだが、二大政党制、政権交代を叫び続けていた大幹事長が、満面の笑みでスポーツ選手や芸能人と出馬会見に臨むのだから、何をか言わんやである。

そんな中でも、現役の柔道選手が、柔道を引退もせず、政治家になってオリンピックでも金メダルを目指すと会見で公言したのには、さすがに驚いた。二足のわらじといえば、まだ聞こえがいいが、政治家を片手間にするのかという不快感を覚えるのも当然だろう。確かに、前回の衆院選で当選した民主党議員の面々を見れば、政治の知識がなくても、片手間でもできると思えて当然であろうが、だからといって、柔道界で頂点まで極めた人が、そこまで自分を貶めなくても良かろうに(10/05/12)。