今日は、鯖江市の嚮陽会館で第84回丹南地区メーデーが
あったので、参加しました。
900名を超える方が参加したそうです。
9:00開会だと思い行ったのですが、9:30開会。
おかげでゆっくりいろいろなブースを見ることが出来ました。
知合いのNゲージのブースもあり、プラカードも多く出されていました。
久しぶりに会う方もいて、同窓会のような感じでした。
連合福井の山岸会長や横山事務局長もお越しになり
デモ行進も、久しぶりに参加し、大きな声を出して私たちの訴えをアピールしました。
今まで参加したメーデーの中で、一番良かったと思います。
連合福井丹南地域協議会の福岡議長のあいさつの中で、
「働くことへの感謝」と「仲間の大切さ」の言葉が印象的でした。
大声大会もあり、毎年工夫されたメーデーになってきてることに
感心させられました。
抽選会もあり、若狭牛や国産焼肉セット、旅行券、ゲーム機、お掃除ロボットなど
いい賞品があったのですが、残念ながら当たりませんでした。
メーデーは、働く人たちが主役のイベントです。
「働く」から生まれる喜び・不安を共有しながら、声を一つに合わせて、
安心して暮らせる未来をみんなでつくっていきましょう。
主役は”働くあなた”です!
あなたの職場にも労働組合を!
希望と安心の社会づくり
みんなでつくろう!
働くことを軸とする安心社会
本日、私たちは第84回丹南地区メーデーを開催した。
東日本大震災からすでに2年が経過したが、被災された方々は、進まぬ復興、長期にわたる避難生活、不安定な雇用に今なお大変な苦労を強いられている。被災地の復興を加速するためには、何より被災地の方々の安定的な雇用が不可欠である。
私たちは、これからも被災地との絆を深め、復興と再生に向けて全力をつくす。
一方、わが国は、長引くデフレ経済、格差・貧困問題の拡大や不安定雇用の増大、将来不安を抱える社会保障制度など深刻な状況にある。今こそ、経済の中心に人をおくことを求め、雇用の安定と格差の是正、労働者保護の推進とディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の実現、社会的セーフティネットと所得再分配機能の強化など、働く者・生活者の立場からの政策の実現を強く求めていく。
同時に、「傷んだ雇用と労働条件」の復元に全力で取り組み、すべての労働者の賃金・労働条件の底上げをはかっていく必要がある。私たちは、「人への投資」を経営に求め、適正な成果配分を追求する。春季生活闘争を最後まで闘い抜き、消費と内需の拡大へとつなげ、ゆとりと豊かさを実感できる持続可能な社会を実現しよう!
労働組合は社会に不可欠な存在である。集団的労使関係をあらゆる職場で確立していくために、労働組合の社会的意義を積極的にアピールし、一人でも多くの仲間の結集を進めていく必要がある。人はひとりでは生きていけない。助け合い支え合う共助の輪を拡大し、連帯を強化していこう!
海外では、今なお自由と平和を脅かす状況が続いている。核兵器開発・核実験が強行され、地域紛争やテロもあとを絶たない。私たちは、いかなる国に対しても、これを許さず、核兵器廃絶と人権侵害救済、北朝鮮による日本人拉致事件の全面解決のため、力を尽くし行動していく。
メーデーは労働者の国際連帯の日である。世界では、労働者の基本的権利など人権の侵害や、労働組合活動家への厳しい弾圧と迫害は依然として後を絶たない。仕事に就けない若年者や非正規雇用の増加、社会的保護の未整備などにより貧困や格差は拡がっている。
私たちは、国際労働組合総連合(ITUC)や諸外国の労働組合と連帯し、自由と世界の恒久平和、そして、すべての人のディーセント・ワーク実現のために取り組みを推進し、格差を是正し貧困の撲滅を目指す。
メーデーは働く人たちが主役である。NGO・NPOや志を同じくする仲間との連携と、すべての働く者の連帯で、STOP THE 格差社会!暮らしの底上げを果たし「働くことを軸とする安心社会」を実現することを、今ここに宣言する!
2013年4月28日
第84回丹南地区メーデー