図書館で借りてきた「鉄道ものしり大図鑑」「鉄道ジャーナル9月号」
に、蒸気機関車「SLやまぐち号」が結構取り上げられていました。
牽引するのは、優雅な佇まいから”黒い貴婦人”とも称されるC57。
現役のC57形1号機は、1937年に製造。
もともとスピード重視の特急列車などに用いられたテンダー機関車。
テンダー機関車とは、炭水車(テンダー)を機関車に連結したもので、
炭水車がなく、機関車に炭車と水槽を備えているものを「タンク機関車」と呼ぶそうです。
勾配の続く山口線は、D51のように速度は出なくても牽引力の強い
機関車があっているのですが、C57は空転しないように注意して運転しなければならないそうです。
通常は、2人乗車で、運転士と機関助士。
機関助士は片道2時間で1tの石炭を人力で投入する。
摂氏50度を超える機関士たちの戦場です。
正面の顔と展望デッキ付は、「SLやまぐち号」売りですね。
プラレールの「SLやまぐち号」よくできています。
ヘッドマークも展望デッキ側のマークもどちらも「やまぐち」と書いてあるようです。
運転台の窓や除煙板の周囲などの金の縁取りがかっこいいですね。
「SLやまぐち号」の詳しい内容は、こちら。
新山口~津和野の片道1620円で、比較的お得な運賃です。
新山口10:48発 津和野12:46着
津和野15:20発 新山口17:04着
1日1往復です。
そして、ここまで調べたら乗りたくなりますね。