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中尾雅幸の人つなぎの旅

地域を元気に!と頑張っている方や子ども・若者の夢実現を応援中。手法は、あなたにとって最適な人との出会いのお手伝い

地元で生まれ育って、一度は外の世界に飛び出し、そして、地元に戻る街っていいな

2016-10-12 22:23:52 | 就職
 子ども・若者の未来を応援するみなさんこんばんは!
 久しぶりの更新です

 今日は仕事が終わってから車のオイル交換で武雄市山内町まで
 私がお店を選ぶ基準は「商工会青年部の会員さんがいるお店」です

 20代のころ、まちづくりの世界に入るきっかけをつくっていただいたのも
 商工会青年部の皆さん

 自営をしているときに仕事をいただいたのも
 沖縄の本部町商工会の皆さん
 (事業運営で青年部の皆さんにはお世話になりました)

 武雄に来てからも、青年部の皆さんの主催するイベントを
 お手伝いしたりして、お店にもおじゃまして
 交流が続いています

 今日の話題は、「中高生のころ地域の大人と交流がある方は
 Uターンする傾向にある」

 非常に興味深いお話ですね。
 スポーツや伝統文化保存活動を通じ
 中高生のうちに地域の大人とふれあいを持つことは非常に大切です

 そういう経験を持っていると、
 たとえ、一度、外の世界に飛び出したとしても

 武雄に戻ってきて、
 家業を継いだり、
 新しく仕事を見つけて、地域のために働く

 このような20代、30代の若者がいるというお話を聞いて
 地域の未来にとって対策なお話を聞いたと感じました

 私も、そのような大人になりたいと思いました

 そのあと、お隣の有田町へ
 (武雄市山内町からは、車で10分の距離です)
 
 今年は、有田焼400年祭で世界的に注目されており、
 新しいお店づくりの動きがあると聞き

 新しくできたカフェでは、
 地元の有田工業高校の生徒さんが
 ボランティアでお店のディスプレイをお手伝いしたとの事
 

 高校生が学んだ専門的な知識や技能を活かし、
 地元に貢献する

 このような経験が地元で生かすことができる場を
 もっともっとつくっていきたいと思いました
 


 

お仕事を体験している中学生を訪問する旅

2016-10-06 22:30:55 | 就職
 私が毎朝、挨拶活動(アイカツ)を行っている武雄中学校では
 今日から2年生が81の事業所に職場体験に行っています

 学校で集合したグループは、それぞれの職場を目指し
 私からの「いってらっしゃい!」の見送りの言葉で
 学校を飛び出していきました
 

 今の中学生は幸せだなあと思います
 我々のころは工場見学はありましたが
 仕事を体験するという行事はなかったですね

 父親が(祖父も)旭化成でアンモニアを製造していたのですが
 会社が主催で工場を見学するというバスツアーに参加して

 当時小学生だった私は、小学校の卒業文集に
 将来は「旭化成の社長になる」と書いた記憶があります

 しかし、当時は公害問題が叫ばれ
 瀬戸内海を油で染めた重油の流出事故などもあり
 「自然環境を守る」仕事がしたいと思い
 大学は農学部を選んだのですが
 もともと学びたかった自然環境を守る学問は
 当時、私が進んだ大学ではやっておらず
 もんもんとした学生生活を送り
 大学院も2度落ち、暗い学生生活を送った反省から
 中学、高校でのキャリア教育の重要性を訴えています

 武雄では、中学生は多彩な職場を経験します
 温泉の街らしく、温泉旅館の経験もできます
 旅館の女将さんからは、事前に全生徒がマナー研修も受けます
 


 JR武雄温泉駅では、入社3時間の中学生が
 お客様のお問い合わせに立派に応えていました
アナウンスでも大活躍です

 
 そして、私もギフトでいつもお世話になっている、多彩なグリーンが揃うguminokiでは
 毎年恒例の、私が電撃訪問して、生徒さんに私のイメージにぴったりのグリーンをチョイスしていただいています

 今日は、残念ながらお食事中で会うことができませんでしたので
 社長さんに宿題を言付けてきました

 お題は、「おっさんの一人暮らしの部屋をかわいく楽しくするグリーン。
      ①千円以下、②1,500円~2,500円」
 明日、受け取りに行きます
 中学生がお仕事を終えた時間にしたいけないのが残念です

 中学生がお世話になっている事業所さんのリストです
 クリックで、拡大します
 

 明日の最終日もたくさんの出会いと感動がありますように!
 


 
 
 

自分を見つめ、未来を見渡す旅(中1の秋)

2016-09-30 02:10:53 | 就職

 子ども・若者の未来を応援する皆さん、おはようございます!
 今週は中学生の未来を応援する取り組みに参加してきました。

 武雄中学校では、1年生の今の時期に「仕事」に関しての話を聞くことをスタートに
 10月には地域でお仕事をされている、概ね30代までの若手の方から
 実際、どのような仕事をしているのかを学校の教室で体験します。
 (1組は美容師さん、2組は消防士さん、家庭科室ではパティシエさん、美術室ではネイリストさん
  ・・・という感じて、2つの教室を選ぶことができます)

 そして、2年生になると、マナー講習があり、いよいよ職場体験へ
 (武雄中学校2年生も来週、市内の約70の職場で体験を行います)

 3年生では、1~2年での活動に加え、独自に調べた情報をもとに
 進路を決定していきます。

 この3年間の取り組みが評価され、キャリア教育の文部科学大臣表彰を
 いただいております。
 
 


 今週は、最初の取り組みである、働くということは?仕事とは?というテーマで
 1年生にお話をさせていただきました。

 伝えたことは2つ
 ● 今までの12年を振り返ってみよう、皆さんには12年間の蓄積がある
  まずは、今日の今のみなさん自身に自信を持ってほしい
  12年間の蓄積を持って、今日からお仕事探しが始まる
  皆さん一人ひとりの今日のスタートに拍手したい
 
 (下のワークシートの①、②を行います)

 
 ● 皆さんは、一人ひとりが無限の可能性を秘めている
  「どうせ自分は」と自分に制限をかけると可能性が低くなる
  好きなことをするのも仕事、人に感謝されることをするのも仕事
  この両面から仕事のことを考えてほしい
 
 (ワークシートの③、④を行います)

 最後に感想文を書いていただくのですが、
 今年は私自身への課題を課しました

 「質問や今抱えているお悩みがある方は、“お返事希望”と感想文に書いてください
  一か月以内にお返事します」

 これから、1か月忙しくなるか?それとも、反響がないか?

 嬉しかったこと
  ※ 最後のお礼の挨拶は、小学校時代からよく知っているAくんだったこと
  ※ ぜひ聞かせたい方がいるということで、ビデオ撮影が行われたこと
    ⇒ 別途時間を設けて、お話をしますと伝えています



 ※ 当日利用したワークシート(クリックで大きくなります)は、4年間700人を超える方に活用していただき
  中学1年生向けにアレンジを加えた私のオリジナルです
   興味を持たれた方は、遠慮なくお尋ねください

中学生の未来のお話をしていたら、アニメの聖地巡礼の旅のおススメに飛んでいきました

2016-09-25 10:10:26 | 就職

 今週はいよいよ武雄中学校でキャリア教育の一環で職業講話がはじまります。
 中学校の職業体験というと2年生が行う職場体験が有名ですが
 武雄中学校では、1年生で、学校に来ていただく地域の職業人のお話を聞いたり
 職場体験に行く前の2年生がマナー講習を受け
 3年生で独自に進路を調べるという
 体系づけられたキャリア教育が行われています

 私は3年間のキャリアスタートの一環で「仕事をするということは」という
 テーマでお話をさせていただきます

 だいたいのストーリーはできているのですが
 中学生の興味を惹きつける話題を探しています

 昨年は大分県で工業高校の先生をされている方からの情報
 を取り入れたところ、生徒の皆さんの目が急に真剣に
 さすが、高校生を惹きつける話題は中学生にも効果大きいです

 今年は、岐阜農林高校のお話を
 文化祭のポスター素敵でしょう
 

 でも、7つの科の行っていることを非常に的確に表現しているんですよ
 自分の行っていることを表現するのも難しいのに
 学校全体の取り組みを将来、進むべき方向も織り交ぜながら
 ご来場者に示している
 中学生や保護者の目を意識していることも、伝わってきます

 我々の頃は(今もそうかもしれませんが)
 高校選択は偏差値による輪切りで自動的に決まるという事もありましたが
 農業高校のみならず、工業、商業、福祉、家政等の専門高校で
 どのような教育が行われ、どのような生徒が育っているか
 じっくりと拝見することが大切だと感じています

 だって、地域の経済だけでなく、社会、文化を守り育てている方の
 大部分は専門高校の卒業生だからなのです
 (地域経済や地方行政に携わる方々はもっともっと
  専門高校卒業生の皆さんの就職やその後のキャリアアップを意識した
  地域社会づくりを行っていく必要があると感じています)

 ところで、岐阜農林高等学校のポスターにもあるように
 近年、岐阜を舞台にしたアニメが次々と制作され
 製作本数もさることながらヒット率がはんぱじゃないそうです
 シンゴジラをしのぐ勢いの「君の名は。」も飛騨が舞台です
 岐阜県立加茂農林高等学校がモデルとなった
 農業高校を舞台にしたラブコメディ「のうりん」も有名ですね
 アニメの舞台になるのもいろいろと理由があるようですが
 (制作会社の近くとか、名所が集積しているとか、岐阜の場合それにプラスして
  ヒットするという、げんかつぎの意味もあるそうです)
 
 アニメ化されると、アニメファンの皆さんによる
 聖地巡礼の旅がはじまるとのことで
 その後の経済効果は非常に大きいものがあると感じています
 
 日本全国の聖地が住所、番地まで掲載されている
 聖地白書は、こちらから無料でダウンロードできます

 あなたも、この白書を片手に聖地巡礼の旅に出ませんか?
 


 

 

今朝も特急かもめの中から投稿です

2016-09-23 06:31:44 | 就職
子ども、若者の未来を応援する皆さん、おはようございます

今朝は長崎行き特急かもめに乗車し
武雄に向かっています

佐賀駅の次の特急停車駅の肥前山口駅で
佐世保駅行きの普通列車に乗り換えないといけないのですが

武雄温泉駅まで乗り換えなしで行ける特急みどり号の始発では
8時半の始業に間に合わないのです

今のところ7時40分に武雄温泉に着くので
市役所とは逆方向の武雄中学校の正門に行って挨拶活動をして
それから出勤の予定です

昨夜は吹田市の公務員仲間が3名で
九州の元気公務員に逢う旅で
最初の予定地の福岡で合流させていただき
情報交換させていただきました

三人とも中央省庁への出向の経験者で
霞ヶ関の話で盛り上がりましたが
働き方など私が勤務していた四半世紀前とは
変化もあり、ちょっとは人間的な生活ができるように
なったのかなあと思いました

地方公務員、特に市役所職員は引っ越しを伴う転勤は基本的には無く
同じ人間関係の中で四十年前後暮らして行くので
一度はぜひ、他の団体への出向を希望されるよう
オススメします

私の公務員仲間でも出向をきっかけに
人生がガラッと変わった方々も多いので
ぜひぜひ!

そう言う私も出向で人生が変わった公務員の一人です

最初の公務員は農林水産省がスタートだったのですが
入って11年目に鹿児島県伊佐市(当時の大口市)にある出先機関に転勤し
一年後に新しく市長になった方からお声がかかり市役所に出向し
四年間、二十代、三十代の若手職員とともに市役所改革と市内外へのアピールを行い続けました。

その結果、教員の異動希望者ゼロ地帯だったその市に異動希望者が出始めるなどじわじわ成果が見えるようになってきたのです

その間に国の出先機関の統廃合も相次ぎ
私が署長を務めた営林署も廃止対象になりました

当然の流れとして反対運動が起こり
私のような出向者は国と自治体の間で調整役となるのですが

私は反対運動の先頭に立ってしまい
農林水産省の幹部はもちろん
当時、絶大な影響力を持っていた
二名の国会議員に目を付けていただき
このままでは先がないなと判断し
最初の辞表提出となりました

こんな感じで、出向は人生を変えますが
変わりすぎる場合もありますので
注意も必要です

その後の私は十年間福岡と熊本で
まちづくりのコンサルタントや経済団体勤務、
自営業、雇用促進協議会の仕事を行い
七年前から出戻り公務員として
武雄市役所で働いています
その時48歳

やっと落ち着いたと思ったら
入って八ヶ月後に佐賀県庁に出向となり
国際戦略策定ののち香港と瀋陽の事務所立ち上げに参画して
香港事務所勤務のお話も頂きましたが
やんわりとお断りして
現在に至っています