goo blog サービス終了のお知らせ 

中尾雅幸の人つなぎの旅

地域を元気に!と頑張っている方や子ども・若者の夢実現を応援中。手法は、あなたにとって最適な人との出会いのお手伝い

90人、原稿用紙225枚分のお返事が完成しました

2016-11-09 02:40:01 | 就職
 子ども・若者の未来を応援するみなさん、
 おはようございます!

 9月の終わりに地元の中学校で1年生を対象に
 お仕事についてのお話をさせていただきました。

 私の話を聞いて、書いていただく感想文に
 質問やお悩み相談を受け付けますよと
 言ったら

 220名中90名の方から質問をいただきました。

 質問で一番多かったのは、●●になるには
 どうすれば良いのですか?という質問

 中には今はやりのユーチューバーになるには?という
 質問も

 お悩みでは、家の仕事を継ぐべきか、なりたい仕事がない
 など中学1年生のお悩みがずらり

 一人ひとりに向き合っていたら、1か月を超えていました

 再質問、追加質問OKと言っていますので
 今後の反応が楽しみです

 このような感じで、武雄中学校のキャリア教育は
 進んでいきます
 

時々、自分を振り返ってみることも大切だ

2016-11-03 09:05:32 | 就職
 子ども・若者の未来を応援する皆さん、おはようございます。
 今日は文化の日ですね。
 
 文化の日らしいことは何もしていないのですが、
 先日、武雄中学校で行った、絵本の読み聞かせの写真を
 お届けします。
 
 

 この日は、3年生のクラスに入ったのですが、
 ご覧のとおり皆さん、真剣に聞いていただきました。

 読んだ本は、「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」です。
 ブラジルのリオデジャネイロで開催された「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」での
 ウルグアイのムヒカ大統領のスピーチが絵本になっているのです。

 ここ一か月、ブログの更新が毎日ペースから週に一度ペースに落ちています。
 実は、9月29日に武雄中学校の1年生に「お仕事をするとは?お仕事を見つけるには?」
 というテーマでお話をさせていただき、感想文をいただくのですが、
 「質問やお仕事選びに関するお悩みがある方は、お返事希望って書いてくださいね」と
 お話の結びでお伝えしたら、

 なんと、100名を超える方からのお返事希望が!!!

 嬉しい悲鳴でしたが、毎晩、一人ひとりにお返事を書いては
 クラスごとにまとめて学校にお届けしています。

 実は、まだ、一クラス残っているのですが、
 今日は、私に関する質問が届きましたので、
 私からのお返事を公表します。

 お話の中で、「私は、転職と人事異動で20の職場を経験しています
 そして、今は、武雄市役所に勤めています」と伝えたのですが
 仕事はひとつのところでずっとするものと思っていましたという感想が
 多く寄せられたですね。

 その中の一人が、このように聞いてきました。
 ● 中尾さんが行った仕事の中で、一番やりがいがあった仕事は何ですか?
 ● 中尾さんは、どうして、今は、市役所で働いているんですか?
 ● 僕は、まだ、ぜったいになりたいという夢はありませんが、
  今日のお話をきっかけに、これからじっくりと考えていきたいと思います

 中尾雅幸からのお返事
 ● この前も皆さんの前でお話をした通り、私は、今まで20の部署で仕事をしましたが、
  一番のやりがいがあった仕事と質問されると迷いますね。

 ● 最初に入った農林水産省で、5つめの仕事で、大きな仕事に巡り合いました。
  当時は、外国からの農産物がどんどん日本に輸入されはじめ、
  日本の農業や農村をこれからどうしていくかという計画をつくるため、
  農業や農村、そして、食料の未来を考えるプロジェクトチームが結成され、
  メンバーに選ばれました。
  そこでは、農業を行う人のためだけでなく、食料を食べる人(全国民ですね)や
  農村に暮らす人のために、これから、どんなことをするのが一番良いのかという議論を行い、
  農業団体や生産者の皆さんや農村で暮らす方々、消費者の皆さん、研究者、
  そして哲学者のお話を聞きに全国を飛び回りました。
  そして、工業分野の方々や世界の動きも調査しながら、1年かけて、計画が完成しました。
  この計画は、高校の社会科の副読本でも取り上げられるなど、
  大きな注目をいただいた仕事でした。

  やりがいという意味では、非常に充実した毎日でしたが、
  その1年間は、夜中の12時過ぎまで仕事をして、
  電車で1時間かけて帰宅するという日々が続き、家族と一緒に過ごす時間もなく、
  趣味に費やす時間もなく、ましてや地域の活動を行うなんて、全く縁のない毎日でした。

 ● その次に経験した仕事は、鹿児島の山の中の小さな市が勤務先。
  家から仕事場までの時間は徒歩1分。
  仕事の内容は、その町の周囲にそびえる山々を育てたり、伐採したりする方々が、
  安全に気を付けてお仕事ができるためのお手伝いをすることです。
  そこに住む人々のため、どんなことをすればよいかというテーマで仕事をするので、
  そこに暮らす皆さんからの反響がすぐ返ってきます。
  皆さんの喜ぶ顔をみながら仕事ができるという充実感がありました。
  暮らしは、五時過ぎに仕事が終わると、家族や仲間と自然の中で遊んだり、
  地域の行事に参加したりして楽しく暮らしました。

 ● 次にまた、東京に戻るという時、私は、地方都市での生活を選び、
  福岡・熊本で10年仕事をして、今、武雄市役所で働いているのですが、 
  私は、武雄の皆さんと一緒に、武雄の未来のため仕事をしている楽しさがあります。
  また、仕事場と家と学校が近いので、ご存じのように仕事の前に皆さんとあいさつしたり、
  学校の行事に参加したりすることもできます。

 ● 3つ目の質問ですが、ぜったいになりたい夢は、まだ、今の時点では絞らなくて良いですよ。
  これから、ゆっくりと「▽▽の分野でお仕事をしたい」と
  いうようなイメージで探していきましょう!

 このような感じで100人の夢とお悩みに向かい合っています
 現在、追加質問を受け付けており、最終的には230人全員と
 向かい合えたら良いなと思っています

 こんな感じで、担任の先生のお便りしています
 クリックしてみてください。
 それでは、今から、お返事の続きに戻ります
 


国勢調査から人の動きとつながりが見えてきた!

2016-10-29 08:12:05 | 就職
 子ども・若者の夢実現を応援されている皆さん!
 おはようございます。

 10月26日に、平成27年実施の国勢調査確報値が発表されました。
 総務省が全市町村のデータを県ごとに公表していますので
 ご覧になってみてください
 “都道府県結果”の左側の+をぽちっとしてみてください

 私が気になるのは、人口の減少以上に各年齢階層の方々がこの5年間で
 どういう動きをしたかということ

 早速、グラフをつくってみました
 

 一番、左が、平成22年の0-4歳が5年間で約50名増えています
 一方、15-19歳が5年間で、735名減少しています
 (この層の減少は、進学や就職によるもので、ある程度の減少はどこでも起っています)

 問題は、その右の層です
 20代後半で転入が増えているものの
 30代では社会減となっています

 この時期に移住を担当してきたものとして
 大いに反省させられる結果です
 (統計で出てこない、移住者の皆さんのご活躍はここでも
  何度か紹介させていただきました。
  数値がすべてでないことは分かっています。)

 ただし、一つ言えることがあります。
 5歳~14歳の層で5年前と比較して、増加しているという事は
 武雄に戻ってくる、20代~30代の方々が
 お子さんとともに戻ってきているという事です

 子育て世代に皆さんに、もっともっと魅力的なまちを
 作っていく必要があると感じました

 さて、そろそろ中学校の土曜学習会のボランティアに
 でかけてきます

大谷翔平選手のものすごさの秘密を中学生に伝えています

2016-10-25 23:10:10 | 就職
  子ども・若者の夢の実現を応援する皆さん、
  こんばんは!
  今夜のプロ野球日本シリーズは、
  大谷翔平選手がバットで見せてくれましたね。

  この一か月は毎晩、中学生からのお仕事など将来の夢実現の
  質問やお悩み相談にせっせとお返事を出していますが、

  スポーツ選手を夢見る中学生から
  「将来、スポーツ選手になるにはどうしたら良いのですか?」との
  質問も多いですね
  私はスポーツ関係は、ほとんど知識がないのですが、
  お返事には、私が使わせていただいている、
  大谷翔平選手が高校1年生の時に書いた
  目標達成のための“マンダラート”が役に立っています 

  大谷翔平選手が高校1年生の時の目標は「ドラフト一位指名、8球団!」
  「プロ野球の選手になる」ではなく、数値まで示しているところがすごいですね

  注目すべきは、その達成のために行う事
  野球(特に投手としての目標達成のため)はもちろん、
  「体づくり」「メンタル」「人間性」「運」!なんです
 
  そして、それぞれに具体的な行動を描いていますが、
  これがまたすごい。「ごみひろい」や「あいさつ」
  「審判さんへの態度」「愛されること」・・・
  これって、スポーツ選手だけでなく、
  すべての職業に言えることだ

  実は、このマンダラート
  私のfacebook友達の大分の工業高校の先生から
  紹介していただきました
  工業高校などの専門高校の魅力を発信し続けている方です

  そして、先生の教え子の一人と高校時代からお友達になっていたのですが
  彼は、現在、佐賀で大学生をしていて
  将来は、バレーボールの指導者を目指しています
  私の佐賀の知り合いの先生がバレーボールの指導で悩んでいて
  彼を紹介させていただきました

  冒頭にもお伝えした、中学生へのお返事も、
  大谷翔平選手のマンダラートの活用以外にも
  指導者を目指す学生さんの視点からのアドバイスも必要だと感じ

  そこで学生さんにお願いして、将来の指導者から見た
  アドバイスをリクエストしたところです

  facebookでつながった先生と先生の教え子さん
  私はそのお二人から情報をいただいて
  地元の中学生の未来を応援しています

  人のつながりに感謝です
  

働き方改革は、地域の未来のためにも必要だ

2016-10-23 14:52:49 | 就職

 子ども・若者の未来を応援する皆さん、お久しぶりです。
 ここ数日は、先日、お仕事に関するお話をさせていただいた
 中学生からの質問やお悩みにお返事を書いていました。

 やっと半分が終わりましたが、再質問や追加質問を受け付けているので
 これから益々忙しくなりそうです。

 今日の新聞には、働き方改革で兼業・副業容認への記事が
 専門的なお仕事をされている正社員の方々が
 将来の独立を目指して、兼業副業する道を切り開くもので
 なかなか進まない、起業を促進することが目的との事です

 我々公務員の世界でも、民間の世界でも
 異動により、それまで培ってきた経験や人脈を
 活かすことができず、ボランティア活動として進めている方々も多くいます

 しかし、それらの活動は地域や市民のために行っていても
 かなりの自己投資や出費がかさんできています

 このような方々のためにも、この仕組み改革は進めてほしいと思います
 地域とそこに暮らす方々の未来のためにも
 ※ 新聞記事は、平成28年10月23日付、朝日新聞朝刊の記事です
   (クリックで大きくなります)