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ソ・ラ・ノ・ヲ・ト最終回♪カナタは俺の第三婦人(はーと

2010年03月24日 01時15分06秒 | レビュー/ソ・ラ・ノ・ヲ・ト






い…いきなり…どーしたんだ…??


なんで泣いてんだよ??おい・・・??大丈夫か…??



ちくしょおおおおおおおお!!



誰だよぉおおマジ、ゆいイジメた奴はあああああああああああ!!!!!!



澪信者かぁ?イヒ厨かぁああ?泣かすなよ!この野郎っ!!!!!



俺の唯、イジメる奴、マジ許さんからな!!マジ全力でいくぞおおお!!!




















ああ。花粉症でしたか… (おい、鼻水赤いぞ…)




いやあ、最近、ホント目が痒いですね。無意識にコシコシしてしまう。

なんか、あいなまさんも花粉症大変みたいですね。
そういえば、目薬指すとき目をパチパチしたら逆効果だって
どこかのニュースサイトに書いてたんで、注したあと目あけっぱで我慢してたら
全部こぼれ落ちてくるんですけど…それ、ホント意味あんのかな??












さて。
今日は、ソラヲトの最終回レビューですね。


アニプレ&テレ東共同「アニメのチカラ」第一弾。
「他では絶対できないことをやる!!」という目標を揚げ、
1クールでどこまでやるんだろう??っという当初の期待感wktkの思いを引きずり
とうとう、最終回を迎えたソラヲト。


ハッキリ言って感想から述べると…



カナタ~よくやったwwwwww



の一言です。。。






今回、最終回で、全てがまとまったということで、いちいち追って考察することはせず
感想だけ述べときましょうか。




とりあえず、簡単にストーリーおっておくと


先週、突如の急展開を迎え、走り気味に淡々と事は進み、逐一緊迫感に包まれながら
今回の纏め回へ向けて一気に突入!!ってな感じで、
OPも無く、そのままシリアスな世界から始まります。


先週、ホプキンスが砦にやってきて、アーイシャと共に隠れていたノエルが飛び出してしまい
銃声が響くところで終了。


結果、撃たれたのはアーイシャ。


ノエルにしろ、アカデミー史上最高の天才、このアーイシャも
「捕虜にする、生かしておけ!」っていう、人質としての重要人物なのに、
ただ見つかっただけで、攻撃体制を取ってない中で、安易に発砲ってありえないですよねw

結局は、人質とって、目の前で虐殺して相手を煽るっていう鬼畜っぷりから判断すれば
人の命なんてどーだっていいんですよね。
そんな絵にかいたような悪役のホプキンスさんに、意を決して謀反をおこしたのがフィリシア。

















上官に銃を向け監禁。まさに謀反です。
ありえない話ですね。

戦時中においては、上官の命令は絶対であり、意と反する令であろうと行使しないといけない。
そりゃあ高校野球だって戦いの場では、監督のサインは絶対ですよ。
2アウトから送りバントのサインだした宮原監督…おかしいと思えど律儀に送りバントをした選手…
案の定、即刻3アウト…。熱いバトル…忘れないぜ…。





まあ、フィリシアの意向としては、リオならどーしていたか?っていうモノが根底にあって
戦時中にも関わらず、人命を尊ぶという甘ちゃんなわけですよ。
衛生兵でもやればよかったのに、何でまた前線に従事するんだろ…って思ったりもするんですが
各々が戦うために、国を守るために頑張ってるわけでもなく、あくまでも仕事っていう
サラリーマンと似てますよね?(またその例えかw)

戦争に特化したホプキンスが悪者で、ラッパ吹きたいだの居場所がないだの
別に人殺しなんかしたくないのに、なくなく現場にいるっていう、そういう職場・・・w
上司の命令は、矛盾してようが首を縦に振って、熱さもなくただ業務をこなす。
まあ、僕に限っては、後先考えずに上司であろうが、おかしいと思えば
首根っこ掴みながらよく喧嘩してましたよw結果残せば文句言えない。
やる気はないんですが、その向かってくる行為を熱さと勘違いして
「こいつはやる気がある!」って、気に入られるっていう、おかしな現象が起こってましたけど
フィリシアも、謀反を起こすことで、自分の信じた事を通して、結果出せばいいって話ですよ。

フィリシアって、結構、過去に色々と修羅場くぐってそうだし、強い(クレハ曰く黒い)女性ですw
安心して任せられるっていう、優秀なタイプですね。
嫁は「こういうしっかりした女性!」にしたいっていうのは、成功者に多いですよね。
僕は、性交者なんで、こういう女性は苦手です… (゜Д゜)ハァ?


それに比べて、カナタですよ。
おっちょこちょいで、能天気で、田舎娘で色気もなくて、こんな現場でよく頑張ってるなあって
思うんですけど、思いやりがあって素直で天真爛漫で純粋な気持ちっていうのは
人の心を動かすことができるんだっていう事で(いつになく3倍プッシュだな)
ただ、こういうタイプって、騙されそうで怖いですよね…。

事実、フィリシアとかリオとかの年長組に気に入られてはいるけど
毎回うまいこと転がされてる感じで…w
上司から「ちょっと今夜、仕事で大事な話あるから一緒に食事でもするか?」って言われたら
ホイホイ着いて行きそうなそういう感じの子で…いつのまにか…怪しい裏道なんかに入っていって…
そこんとこどーなの!!大丈夫なの!?やっちゃうの??

















でしょ・・・。


まあそういう子が最後まで残るっていう話で…  (ってなんの話をgdgdしてんだよ)











えーっと。どこまで話しましたっけ?
そうそう。ホプキンスを監禁したところですね。
撃たれたアーイシャをかくまって、上官を監禁して「これからどーすんだろ?」っていう話。

基本的には、リオに全てを託してるフィリシアなわけで、
停戦交渉に決着がつく!っていう前提なんで、まあ、それまで引っ張ればいい!っていう思惑なんですが
砦の現場では一触即発状態で、事実、カナタがローマからの天声慎吾…いや、停戦信号を聞いたのに
ホプキンスの馬鹿は「戦争こそ至極だぜwwww」っていう信長みたいな事を申すわけです。






じゃあどーすんだよ!!ってなって、フィリシアが下した決断は・・・
「タケミカヅチを使って脱出し、両軍に停戦のお知らせをする」っていうwwww
まあ、砕いていえばそういうことでしょ。


















クレハはやっぱ髪おろした方がいいですね。
アヘ顔になっても、顔が崩れん…。



ここで、ユミナさんが、語るわけですね。
フィリシア達を砦の乙女達に見立てて「ローマ」で語られている方の伝承を…。。。


って、先週、危惧した通り、ストーリーまるごと変えちゃってるじゃねえかよwwwwwww


後付けって卑怯だぞ!!そんなのなんとでも出来るじゃねえかよ!!
「国」を守るんじゃなく「命」を守るだと?
そんな、伝承を変えてしまったら第一話のインパクトの意味がねえよwwwww
じゃあなんでヘルべチアとローマの伝承が異なってるのか?どちらが発祥でどこで歪曲されたのか?
っていうのを、解説しろよwwwwそんなモヤモヤ感は嫌だあああwwwww






僕がへこんでいるうちに、旧式であり最強兵器のタケミカヅチは、
なんか恥ずかしいトラディショナルな歌と共に飛び立っていく・・・




















おお!タケミカヅチ動いとるwww戦ってるぞwwww


蜘蛛、きんめええwwwwww





って、天使を救うのか…。突然、良い話だな…。

神様が遣わしたと言う天使って??


















こんなの、天使じゃねえよwwwww
右のユミナさんの方が天使じゃねえかよwwwww

もっとそこは…キャラデザ考えろと…。かけ離れすぎだよ…。

つか、伝承、物凄く変わってますね…。そんなのアリなの…(;^ω^)




















カナタがアメージング・グレースを吹くと、熱くなっていた両軍の灯火が消え…



何故か戦場は静寂に包まれる…。



意味わかんねえええよwwwww



こんなの製作者の欺瞞だろwwwww


今まで「考えることが出来ない者が想像力無いだけで楽しめてないだけさ!」なんてフォローしてきたけど
僕自身、今まで一番期待してた、この「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」の部分で
こんなそのままで唐突で、釈然としない光景出されて
感動なんて愚か、納得自体するかよwwwごまかし以外のなんでもないぞwwww
まだ、ラリホー使って、眠らせた!って言う方が、しっくりくるわいいいいいwwwwww


こんなもんで、感動する人っているのかよwwwww























なかなか話のわかる奴が居て、よかったなカナタ・・・。



(カナタが死ななくて良かった…。正直、ずっとカナタが死ぬって思ってましたから…)













そして、最後は、リオですよ。

主役の登場ですよヽ(`Д´)ノウワァァァーン!! 

カナタが主役で、カナタが右を向けば物語も右を向く!!
カナタを中心に最後は纏まるんだ!!!!って先週、書きましたが…
リオに全部、食われちまったじゃねええかよおおお(´;ω;`)ブワッ





















ヘルベチア共和国太閤継、継承権第二位にして
ローマ帝国、皇帝の婚約者であるリオの登場。


かっけえぇw


リオのおかげで両国の講和が成立。
君主の名のもとの勅命という形で、速やかに陣を解け!!と。


はい。戦争終了!


何気に、あっさりしてますよね・・・(;^ω^)

こんなことなら、あれこれ考えなくても、リオの登場を待てば良かったんですよ。
リオ一人でなんとかなる…
今までのやりとりに因果関係のない出来レースみたいな最後に、若干、凹み気味です…w





最後は、当然の如く、大団円♪


















リオが砦に帰ってくる。

ローマ皇帝は、よほど女に飢えてないのか…タイプじゃなかったのか…
3番目のリオを手放すことを容易におk・・・。
なんか、死別のごとく感動的な別れをしたのにすぐ帰って来ちゃって、
リオには妙に照れ恥ずかしい空気がありますが、年少組は「わーーーい」てな感じで
見事なまでの大団円w


いやあ、感動したなあwww 



うん・・・。



ちょっとは・・・。



先日の美琴が黒子を呼んで黒子がテレポートしてきた時の方が
鳥肌たったよなあ…って・・・w



やっぱ、ちと感情移入ができない演出だったかな・・・・・・。
















というわけで、ソ・ラ・ノ・ヲ・トも終了ですね!! (これはまだ1クールだから充実してたかなw)



最後の2話で、急に慌ただしくなって、トントントントン!!!って事が運び
たった2話前の10話の老婆の死の話とか、何なんだ…って思ってしまいます・・・。

それほどに、終盤の濃すぎる内容に、今までじっくり世界を楽しんでたのに
そのギャップに付いてけないぞ…っていう思いも強くありますね。
やられやくの意見とか見てると「2クールなら凄いことになりそう」とか言う意見も多かったですが
1クールで尺が足りないというよりは、全体的に「シナリオが足りない」印象の方が強かったですね。
2話にして幽霊探しに丸々1話使ったり、半ばダレダレでw電話当番だけしておしっこする回とか
意図としては、きちっとしたテーマの世界観に固執せず、キャラ付けだったりアニヲタ層や盛り上がりの
獲得っていう部分において緩急つけるってのはわかるんですけど
8割型、読み手に伏線とキャラや世界の雰囲気を与える構成の印象しかなかったんで
そんなものは、3割程度でいいんですよ!って考えれば、やっぱ、シナリオが足りなかったんでしょう。

全12話あるのに、10話までが必要だけど大して必要じゃないっていうgdgdのオンパレードで
11話と12話で詰め込み過ぎて最後、息切れしてまとめキレなかったっていう構図が
どうしても見えてしまうんで、原作無きアニメのチカラの限界が見えたかなあと。。。
基本、起承転結の構成は「結」があって、転・承・起って遡っていく作り方になるんで、
タイトルにもなってる「ソラノヲト=結」というテーマを第一に逆算して配置した結果、
どうしてこんな結が走り気味になってしまうんだろう?…っていう凡的な話もあるんですがwwww

まあ、けいおんなんかも、いわばオリストで完結してるようなもんですけど‥w
1話完結の日常4コマモノと、最終話への伏線という目的をもった作品の内容では
何年も掛けて連載され、結果を残してきた「原作というモノの価値」は随分と違ってきますよね。


良く言えば、ひとつの壮大な世界観を、あらゆるニーズに応えるべく短期間でまとめ仕上げたその労力。
悪く言えば、過去作品のいいとこ取りをしたフリーゲームのRPG程度のシナリオ・構成かな…?ってww


まあ、チャレンジ精神は凄いし、何十、何百万と売れた原作を元にありきなキャラ重視に特化して
オリジナルに精を出す作風が多いなか、そういうのをふまえれば割と評価は高くなると思います。



でも、こう考えると、ナウシカとかラピュタとか、あんな1時間半くらいの尺の中で
物凄くまとまったクオリティの高い構成に仕上げるなんて、すごいですよね。



やっぱ天才はいますよw


勿論、天才にも、ただの天才とか異色の天才とか色々あるだろうけど、
真の天才は、自作で、すでに世界を渡り成功してるでしょうし
吉野は、ただの天才ではなく、ただの「変態」だったと言うことでしょう・・・w



まあ、総じて、印象は一般受け(ここで言う一般とはアニヲタ)しない作風でしたよね。



主流とする萌豚層には、完全なる駄作で終わるだろうし
軍モノマニアやロボット層にも、煮えたぎらん消化不良、
ジブリや大作映画好きな人にも、見たことあるような配置ばっかで斬新さを感じられず、
構成重視のシナリオマニアにも、11話の急激な展開から最後のオチへの流れが…
っていう纏まりの無い後付説明の大団円。


結局、面白い面白くないは、いつも言うように「個人の嗜好」によるものなので
好きな人は好きだし、上のような例の人たちには駄作となってしまうし
僕個人の嗜好としては、満足度で言うと、10点満点なら6点ですか。


さっきも書きましたが、結果を残した優れた原作のなき中で、色々と試行錯誤するも
いたって半ばダレダレで、興味や意欲っていうポイントでは、そこは2、3点ってなモンですよw
ただ、作画や音楽はもとより、その世界観、真似しようとしてもなかなか真似できない配置的見せ方、
考えさせる構成、キャラという意味でのカナタの可愛さw
やろうとした事と完成したモノの達成度なんかを考えていくと
鳥肌も立たない、後付説明の締りの悪いシナリオが胸糞悪さを残しますが
満足度って言う意味では、半分以上は満たされてます。



何よりも、やっぱり「考える事」が楽しかったし、脳波の使い方というか
画面見てニヤニヤする脳波とは、また全然違った集中力をもって
毎回レビューできたかなと思いますね。
少なくともビリビリよりは良かったですwww
(レビューする上では、こういう作品の方が断然いいですよ♪)










というわけで、アニプレとテレビ東京共同企画、アニメノチカラ第一弾であるソラヲトも終了。




話題的にも中身的にも色々な意味で裏切られた作品でしたけど
そういう他にない位置づけの作品って、必要だと思います。
若干、話題先行というか「今までにできないことをやる!」みたいに大口で持ち上げすぎた反動が
大きかったってのもありますよね。ハードル上げずに普通に見てたら結構すごいなあってなってますよこれ。
(そういう意味ではABも怖いですねw一般受けする作りではないだけに‥)


まあ、今冬は、他が悲惨で、特にこのソラヲトにはどっぷり浸かってましたし
レビューすることで毎週4、5回も見直してきっちり見れたことで
愛着もわいたし、ひときわその世界観の奥深さっていうのを体験できた気がします。

このソラヲトは1回見て満足してちゃ駄目ですよ。
1回見た時と、後でもう一回見た時と「発見」が全然違ってくるんですよね。
見れば見るほど、二重も三重もその旨味が滲みでてくる作品なんで
ネットして鼻くそほじほじしながら、さらさら~と1回だけ見たところで
カップラーメン程度の表面的な化学調味料のスープ味しかわからないですw



(何度も見ること=DVDを買わそうっていう浅はかな狙いなんでしょうけど…)







まあ、印象という意味では、他にはない挑戦と位置づけで、ひとつ歴史に名を残した感はありますが
なによりも、この作品の核は「カナタ」なんで (←やっぱり結局はそこかよ!)
マナヤン帝国の第三婦人として共に一時代を築いていこうと思います♪




(゜Д゜)ハァ?





おっちょこちょいで、忘れっぽいし、ガキっぽいし、色気とか全然無いけど
嘘付かない思いやりのある純粋なカナタは…




信用できる…




一生、安心できる存在なんです(キリッ





ソラヲトに光あれ!!カナタに光あれ!!楽しかったぜ♪
















やぱこれだなwwさすが俺の嫁wwww









「うぐ・・・」

















誰だよぉおおマジ、ゆいイジメた奴はあああああああああああ!!!!!!




ああ。俺か…。



なら仕方ない。(余裕のファーストレディだぜ)








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2 コメント

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Unknown (通りすがりです)
2010-03-25 04:01:04
レビュー感動しました。
表面的な感想ばかりでうんざりでしたがこれを読んでスッキリしました。
ソラノヲトは奥が深いですよね。コダワリを詰め込んだ数少ない作品だと思います。

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Unknown (まなやん)
2010-03-26 00:34:19
そうですね。楽しかったですよw
音楽でいえば、嵐とジャズどっちが?っていう話と一緒で
売れ筋は大事ですけど、こういう作品がないと
偏食飽和では文化は崩壊しますから!
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