ゆーです
南区主催の「まちゼミ」に参加してまいりましたので、ご紹介させていただきます~
~~「まちゼミ」とは~~
商店街など、その街のお店の方々から、
“プロならではのコツ”や“使い方や考え方”を学ばせてもらえる少人数制のミニ講座。
なんと無料!(別途材料費のかかる講座あり)
商店街の活性化策として、全国で行われている活動のようです。
今回私が参加させていただいたのは
「手網焙煎」
講座。
読んで字の如し、手網を使ってコーヒー豆を煎るという焙煎方法を体験しちゃいます
開催のお店は、蒔田駅すぐのうかいビル1階にある『蒔田のコーヒー屋さん』。
入り口が大通りに面していないので分かりづらいのですが、青い看板が目印です。
オーナーの岩本峰雄さんと奥様のお二人が先生となり、まずは器具と手順の説明です。

今回使用した手網は、銀杏を炒る為の器具だそうです。そんな専用器具があったのね!
そしてコーヒーの生豆。
今回はブラジル産の物です。少し平たい形をしていて、初心者にも煎りやすい種類の豆とのこと。
あとはガスコンロ、急速冷却の為のドライヤー、ザル、網が熱くなるので軍手、タイマーです。
家庭でも気軽にできますね~。
※銀皮と呼ばれる豆の薄皮の燃えカスが大量に舞うので注意!
ちなみにフライパンでもやろうと思えばできるそうです。
手順は……。
豆を入れた手網を火にかけ振る!ひたすら振るんです!
一度火にかけはじめたら、出来上がるまで(約15分)手を止めてはいけません

ハタから見ていれば、ただ振っているようにしか見えないかもしれませんが、
豆の状態を目で見、耳で聞き、火との距離を微調整しながらのとても繊細な作業なのです。
コンロの火が風で揺らいだだけでも、焙煎に影響が出るんだそうですよ!
さて、豆の変化ですが、焙煎を始めると先ずはほんのり茶色くなり、
あおっぽい、緑茶
のような香りがしてきます。←意外!!
12~13分経つと、パチパチと音がし始めます。
コレを爆ぜる(はぜる)と言います。★1爆ぜ
この頃にはだいぶ茶色くなってきていました。
更に2分。一旦止んでいたパチパチ音が再び始まります。★2爆ぜ
煙
が出始めるので初心者はヒジョーに焦ります笑
今回の講座ではこの時点で焙煎を終わらせました。
これはシティローストという段階の焙煎だそうです。
先生が焙煎した豆

とっても綺麗!
色の均等さと、豆のふっくら感。
このままポリポリ食べてみたところ、なんとも軽い歯ざわりとコーヒーの良い香りでした
生徒が焙煎した豆

手前が私のグループが炒ったもの。
色、ムラムラです
ふっくら感もありません
作業としては簡単なのに、この結果……。
難しい!としか言いようがありません
先生曰く、何十回とやってみて、コツや好みの煎り具合を習得してくのだそうです。それが醍醐味!
何事も一朝一夕にはいかないのは同じですね
継続はちからナリィ
講座の後は、先生が手網焙煎した豆のコーヒーを頂きました
これがまた、なんともすっきりとした香りと味わいでとても美味しい!
正直、コーヒー知識はあまりないのですが、
煎りたて、挽きたてのコーヒーにこんな軽やかな美味しさがあるとは驚きでした

次は夫を連れて、お客さんとして『蒔田のコーヒー屋さん』を訪れたいと思います~