一時よりは有効求人倍率が上がってきました。
でも、この産業が今良いと言っても、将来はどうなっているかわからないし、
この産業が良いと言っても、個々の企業で様子は異なります。
また、今良い会社でもいつどうなるかわかりませんし、又悪い (?) 会社でも良くなる可能性もありますよね。
そんなことを言い出したらきりはありませんが。
人生歩んでいく中でさまざまなことがおきます。ずっとこのまま幸せという事もないでしょうし
又ずっと不幸という事もありません。
とにかく、日々前向きに明るくしぶとく、です。良き事も悪しき事もすべてを人生の土台にして・・・です。
さて、ご主人でも、或いはあなたでも、転職をという方がいるかもしれません。
一時と違い、転職も普通になってきました。
学校を出たばかりで右も左もわからず入った会社、仕事が、
本当に自分が求めていたものなのか、、、などいろいろ考える時もあると思います。
でも、次の会社が決まるまでは、いまの会社をやめてはいけません。
仕事をしながら探すのです、忙しいとか夜遅いから、、、やめてゆっくりとは通用しません。
やめた当座は良いのですが、当然すぐには決まりませんから、そのうち焦りがでて
それが態度や顔にもでて決して良い結果は生まれません。
現職で再就職活動は時間的制約などもありとても大変だと思いますが、でもその方が
集中力も生まれ結果良い方向にいきます。
転職の手立ては、人材紹介会社、志望する会社のWebで直接、雑誌の順で
ハローワークは役に立たないと思ってよいです。
人材紹介会社は、派手に宣伝している処よりも、なるべく老舗を利用すべきで
また、得意とする分野もありますので良く調べて。
人材紹介会社は企業からの紹介の依頼がないと、その会社に紹介ができないので
若し、自分が生きたい会社を取り扱っていなければ、取り扱っていそうな他の人材会社
へ登録することも必要です。
また、紹介会社によっては、紹介する担当者にノルマや歩合があるケースがあり
面接を終えて会社が良いと言えば、色々な言葉を使い無理やり入社させようとするところがありますから
要注意。そんな人材会社はさっさとサヨナラです。
極端に言えば、人材紹介会社の選択が転職活動の成否を決めると言って過言ではありません。
また、会社との間の雇用契約書に署名するまでは、何回面接しようといつでも断れますよ。
口約束でも、いざとなると無視、です。
もめれば、即労働基準局に相談に行ってください。親切に応対してくれます。
転職活動は場合によると1年くらい要すると覚悟しておいた方が良いです。
倒産やリストラなどの場合は焦るでしょうが、着実に一歩ずつです。
友人などから会社を紹介される場合がありますが、その友人にとっては
相性の(会社の雰囲気の)良い会社かもしれませんが、自分にとっては全く違うかもしれません。
くれぐれも、ジョブホッピングにならないように慎重に考え調査し、良いとなると
精一杯、背伸びせず、自分が成し遂げたことや得意とすることをアピールしましょう。
履歴書の他に職務経歴書は必須で、自分のやってきた仕事の幅と深みが分かるように
つくることが大切で、A41枚にまとめる、、なんてことは必要なく、2~3枚にはなると思います。
職務内容や職位のタイトルだけでなく具体的な内容に踏み込んで。ただ、取引先や営業数字などは
仮称にしたり、数字を大きくまとめるとか、パーセントに置き換えるとかの注意は必要ですね。
人材を求める会社は、あなたが何をどのくらい、どのようにやってきたのかを、知りたいのです。
そのためには、ここの業務ごとに、主題があり、アブストラクトがあり、詳細が箇条書きにある、
というように作ると分かりやすいです。
それと、どんな会社に行っても人間関係や組織の問題などは大なり小なり同じようにあります。
そんなことは凌駕(surpass)して、新しい環境で思いっきり、、仕事をする
という気持ちに切り替えてが肝心ですね。
どんな理由で転職するにせよ、転職活動は人生の大仕事、いっぱい準備をして・・・という気持ちで。
ヘッドハンティング業務に携わっていた経験から色々見てきたちょっとした思いです。