地球は太陽の光に満たされています。
太陽光のなかで波長の短いものは紫で、それよりも更に短いので紫外線と言われる。
ちなみに、波長が長いのが赤で、その赤より長いものが赤外線。
あの太陽が生み出す光ですから、もちろん強烈です。
波長が短いと隅々まで届きそうですですよね、もちろん人体の奥深くまで・・・
もちろん、ビタミンDをつくるなど良い点はありますが、人体にとっては15分も浴びれば
良い話で、基本的に殺菌に使われるように、紫外線は人体に有害と思ってよいですよね。
過去、紫外線はオゾン層により地表面まで多く届くのを防いでいました。
しかし、近年オゾン層の破壊もあり、紫外線が結構強烈に地表に届くような時代になってきました。
1. 紫外線量は年々増加
札幌とつくばの地表に到達する紫外線量は、1990年代初めの観測開始以降、増加傾向が明瞭に
現れていて、 増加率はそれぞれ10年あたり4.6%、5.4%。
つまり、紫外線量は年々増加しています。
2. 紫外線の、目に及ぼす影響
紫外線対策は、いつもお肌とかに重点を置いての紹介がされています。
お肌もとても大切ですが、でもその目に及ぼす結構シビアなものがあるとわかりました。
目に入る紫外線は、ところ、時間を問いません。
紫外線を多く浴びると、白目が充血する「結膜充血」、目の日焼けにあたる「紫外線角膜炎(雪眼炎)」
といった急性障害のほか、「瞼裂斑(けんれつはん)」という白目の一部がシミのように濁って盛り上がる病気、
「翼状片(よくじょうへん)」という白目が黒目の上に延びてきて視力障害を引き起こす病気、
水晶体が濁る「白内障」など、慢性の障害も引き起こします。要注意です。
3.サングラス
そんなことから、そろそろ日本でもサングラスは必須です。
私も、今まで持っていたサングラスがUVカットではなかったため、この度新たにUVカットの
サングラスを求めました。
私が買ったのは、ポラロイド(Polaroid)社のこのタイプ。偏光レンズで色はグレー。
価格は9,000円弱でした。
偏光レンズで紫外線もカットなので、光のぎらつきもいやな反射光もなく、単なるUVカット
加工のサングラスよりもずっと楽です。
光透過率が10%という事なので、暗さを心配しましたが、運転中このメガネをかけたまま
トンネルに 入っても問題ないくらいです。毎日、移動は車ですので、もっと高くて良い物をと
思ったのですが、けっこうこれで十分な感じです。
( 参考 )
日経ウーマンオンライン(目の紫外線対策)
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20140509/180262/?P=1&ST=health
環境省(紫外線環境保健マニュアル2008)
http://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_manual.html