こう一気に寒くなっては、身体にもいろいろ不都合がでてきます。
特に、体力の弱いお子様はカゼなどは影響を受けやすいですね。
さて、すでにご存じだと思いますが、病院で支払う医療費についてのワンコメントです。
1.今は医薬分業で、病院でもらった処方箋を持ち込めば原則全国どこの処方箋薬局でもお薬を出してくれます。
ただ、病院で暗黙に指定した(明確に指定することはできないので)薬局や、病院近くの薬局の方が、病院の医師とその薬局の薬剤師の意思疎通も良く
薬剤師の観点からお薬の処方に疑義が生じた場合などのとき、医師と良好な会話が持てるのでスムースに問題が解決するという患者側の
利点もあります。
2.また、お薬の明細をプリントした紙をくれますが、これは無料です。
3.「お薬手帳」をもらうと、服薬指導料という点数が発生しますので、40円(たしか)位とられます。服薬した薬の履歴がわかるという利点はありますが
特に必要とするものでもないのでも断ることもできます、。お薬手帳は?といわれたら「いりません」、「もっていません」でOKです。
4.初診で大病院(病床200以上の病院)にかかると、初診料の特別加算が請求されます。これは病院によって異なりますが、1000~6000円とかとられます。そして、これは保険が効きませんので全額自己負担です。患者の大病院集中を避けるための策です。
5.先ずは、地域の病院(ベット数20未満が診療所、200未満が中小病院と区分けされていますが、、、どこでも可)で診てもらい、そこの病院で手におえないようですと医者が「紹介状」を書いてくれますので、それをもって大病院へ行けば特別加算はありません。ただ、若干の紹介加算という料金は取られますがこれは大したことはありません。
6.初診料は、今はどこの病院でも同一で2700円です。もちろん患者はその三割負担ですが、、、。
7.但し、「時間外」「深夜」「休日」はそれぞれ割増料金がかかります。
7-1「時間外」はおおむね、午前9時前と午後6時以降ですが、具体的にはその病院が表示している診療時間の外ということになります。
点数は85点で850円、なので本人負担は三割で250円が割増されます。
7-2「深夜」とは夜の10時から朝の6時まで、割増は480点(本人は1440円)、ただしこれも深夜を診療時間としている病院などは不要です。あまりありませんが、、、、。
7-3「休日」は日曜、振替休日、12/29-1/3の6:00am~10:00pmの間、割増点数は250点(本人は750円)となります。
8.なので、少しでもおかしいと思ったら早めに診療時間帯に受診するのが良いですね。
9.健康診断は保険がききません。ですから、ただ単に何かあると困るから血液検査をといっても実費を請求されます。
病院によって違いますが、2-3項目の検査で1万円弱は覚悟した方かよいと思います。
ですから、カゼとか腹痛などの時に血液検査もお願いして色々な項目を見てもらうとよいかも、、病気の治療ということで保険対象となりますので。
いま国の支払基金の審査がうるさいので、あまり関係ない項目はダメかもしれませんが、、、