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クロス豚がゆく

やりたいことは増える一方、しかし自分の時間は減る一方。
そんな中での悪あがきと迷走の日々。

前見ろ!ライト点けろ!!逃げるな!!!

2006-10-10 23:59:39 | 自転車
実は、きょうは結婚記念日である。

世の人々は、こんな日には何らかの贈り物を
相手に贈るというので、仕事の合間に
ちょこっと抜け出して、財布などを買っておいた。
火曜日はルーティンワークの残業がある。
責任範囲ぎりぎりで切り上げて、職場を飛び出した。

高田馬場近くに差しかかったとき
左前方から、無灯火の自転車に乗った若い女性が、
見事に真横を見ながらふらふらと進んでくるのが見えた。
危ないなぁ…
念のため、チーンとベルを鳴らして、右に大きくよけた。

なんと敵も呼吸ぴったり、大きく右に出てきやがった!!
急ブレーキ!後輪浮上!!!
右はガードレール、左はよそ見無灯火自転車!!!!

見事サンドイッチになったぼくは、
前転こそ免れたものの、左足を痛打。

―前、見てくださいよ!
痛みをこらえて、かろうじて訴えるぼく。
…はい
走り去る無灯火自転車。

見ていた歩行者の男性が歩み寄って、
「大丈夫ですか?」
―まぁ、大丈夫です。
答えながら、持って行き所を失った
怒りと理不尽を感じている、ぼく。

体は、とりあえず動く。
クロスライダーは、とりあえずチェーンが外れ、
LEDライトが壊れて消えている。

チェーンを入れなおして、ライトを分解して外れた部品を
取り付けなおして応急処置。
なにぶん夜道、破損の全容は分からない。
シフトから異音が出ているのが気になるが、走れなくはない。

手は油まみれ、左足は青あざ2箇所。

無灯火で、横見てた女の人!
ライトぐらい点けろ!!けが人置いて逃げるな!!!
そして、せめてひとことぐらい謝って欲しかった。

帰宅すると、相棒がステーキを焼いてくれていた。
ワインで乾杯、プレゼントを交換すると
相棒もまた、ぼくへのプレゼントに財布を買ってくれていた。

なんだか面白くない事件もあったけど、
それはさておき今日は結婚記念日、これからも宜しく…

遠雷を聞きながら

2006-08-13 23:20:52 | 自転車
土曜日、フュージョンを修理に出すため、
新しく見つけたバイク店に向かっていた途中で
夕立に遭ってしまった。

滝のような雨、そして厚い雲を切り裂く雷。
雨合羽は持っていたが、役に立たず。
濡れねずみになってたどり着いたバイク店には
「お盆で立て込んでいるから…」と修理を断られてしまった。
仕方なく、1度修理に出したことのあるバイク店へ。
そこの言い値は、リアタイヤの交換だけで13650円。
あきれるほど高いが、他の店を探す気力を失っていたので
「よろしく…」と預けてきた。

そんなわけでこの週末は、遠出する「アシ」がない。

こんなときに限って朝7時半に目が覚めてしまった。
お茶漬けで朝食、デロンギのミルでコーヒー豆を挽いて
ドリップ用のコーヒーカップいっぱいにエスプレッソコーヒーを点てる。

それでも朝8時、出かける予定は、ない。

午前中は部屋とエアコンの掃除、午後からは自転車で池袋に行き
夏休みの下調べとして、旅行パンフレットを集めてまわった。

そして夜、遠雷のような轟音が板橋の町に響き渡った。
近くのスーパーで出来合いのオードブルを買って帰宅、
東南方向の夜空を見ると、ビルの谷間に大きな花が咲いた。
たぶん、昨日荒天で延期になっていた東京湾大華火祭だろう。

マンションなので、見える花火大会は意外に多いが
音まで聞こえるものはほとんどない。
宅配のピザを注文して、ワインを飲みながら見物、
それからTSUTAYAでレンタルしてきたDVD「博士の愛した数式」の鑑賞へと
なだれ込んだ。

お盆であることを考えたら、遠出できなくてかえってよかったかもしれない。
明日から5日は会社、それで夏休みだ。

土用丑の日サイクリング

2006-07-24 23:42:39 | 自転車
梅雨の長雨とぎっくり腰のため、しばらく自転車から遠ざかっていたので
日曜日の午後、ヨメさんと荒川サイクリングコースに出かけた。

いつものように、中華そば伊藤で腹ごしらえ。
江北橋あたりからサイクリングコースに入り、川下に向けて漕ぎ出す。
日差しがないので、暑さは感じない。しかし湿度は高く、額にじわりと
汗がにじむ
25~26kmほどの平均時速、工事で立ち入りができなくなっている
手前まで走った。1時間弱ほどかかっただろうか。

帰りはコースを変えることにした。
営団東西線の鉄橋から荒川を離れ、葛西橋通り、四つ目通り、京葉道路などを
通って浅草へ。黒湯銭湯の「蛇骨湯」に立ち寄った。
ここには黒湯の冷泉があるので、夏のクールダウンには最適だ。
しかしこの日行った時間が夕方6時ごろのいちばん込む時間ということもあって、
混雑しすぎ。足を2回も踏まれてしまった。

汗を流した後はヨメさんの強い要望もあって、うなぎでシメることにした。
しかし人が多くモノは少ない東京―しかも土用の丑の日である。
浅草から遠くない南千住の「うなぎ尾花」に行ってみるも、売り切れ閉店。
トボトボと明治通りをたどって王子まで戻ってきたが、駅近くのうなぎ店
「川治」でもタッチの差で売り切れ。
「もう、うなぎは食べられんかも知れん…」と、激しく落ち込むヨメさん。
しかも折悪しく、空からはシトシトと雨が…
わが家の平和の前ににわかに立ちふさがった危機―
若干あせりつつ板橋まで戻ったが、幸いにも仲宿商店街で「うなぎ宮川」が
開いていたので、わが家の平和は辛うじて守られたのであった。
まずはめでたしめでたし。

男とうどんはコシが命

2006-07-12 00:12:51 | 自転車
やせるために始めた自転車通勤。

夏はもっともダイエット効果の上がるシーズンだ。

朝のニュースでは梅雨の中休みで、天気が夜半まで持つとのこと、
その日は久しぶりの自転車通勤可能日だった。

自転車通勤の基本は、自制にある。
もっと早くいけるけど、あえてゆっくりと…
そのためには、時間の余裕は必須条件だ。
池袋、高田馬場、西新宿そして参宮橋―
いつもどおりの時間に通過して、いつもどおり渋谷にある職場へ到着した。

そう、何事もないはずだったのに…

決して向いているとは思わないが、今の仕事、給料は悪くない。
その日も今の仕事の仕組みが抱える課題を検証し、自分にできる
改良を試みるうちに正午になった。
ヒルメシだ。
珍しく昼の電話番をしなくても良さそうな雰囲気に
やれうれしやと、自分の席から立ちあがった瞬間―
!○▲\(゜ロ゜)/!!!!!!!!!

コシが、
もとい!腰が…変

しかし外に出なければ、メシにはありつけない。
とりあえずあまり動かず、姿勢を変えずに食べられるところということで、
近場の立ち食いソバ屋に行き、食事。
そして午後をどうにかこうにか乗り越えて、退勤。
違和感もそれほどでもなかったので、自転車に乗って帰宅。

翌日、起き上がれない。
横を向き、手を床につき、呻りつつようやく起き上がる。

休もう。

会社に電話を入れ欠勤願いをしてから、整形外科へ行った。

足の痺れなどの問診とレントゲン検査の結果、腰部筋筋膜炎と診断された。
言われて分からなかったが、その後調べてようやくわかった。
ぎっくり腰らしい。

診断の後、端子部分が暖かくなる低周波治療器での治療を受け、
湿布薬を処方された。
床に座ることもままならないので、パソコンもお預け。
その日は1日寝て過ごすことになった。

さらに世間一般によくあることか、ぼくに限ったことか、
「悪いことは続く」ものである。
うちの会社の定期異動は、7月1日発令。
所属する部の部長が交代することになった。

零細企業の常で、異動に伴う荷物の運搬と処分は
各自がすることになっている。
しかしそこは、組織と言う名の理不尽がまかり通る世の中。
あろうことか部でいちばん若いのが、ぼく(36)である。

予想通り、新旧両方の部長から声がかかった
「クロス豚くん、悪いけど、これ(大人が入れる大きなロッカー)
ちょっと(障害物だらけの5m)動かしてくれんか。それと、あれはむこうに…」

いかなる権威にも屈するつもりはない。役員だろうが部長だろうが、
その気にならなければ、断る。
しかしどんなわずかであれ、そこに義理と人情があれば
とたんに弱くなるぼくである。そしてそれが、今回は不幸にもあった…

本来であれば鍼灸療法を受けるべきところが、
あろうことか新旧両方に使われてしまい、
当然の報いとして腰はさらに悪化、退屈と苦痛そして痛恨の日々が
続くことになった…

あれから12日、その間整形外科にもう一度、
念のために泌尿器科にも通い、
ようやくパソコンの前に座ることができるまでになった。
まもなく自転車通勤も再開できるだろう。

「男とうどんはコシが命!」
あの夜見たTBSのドラマ「弁護士のくず」で
九頭弁護士が叫んだセリフの真実をしみじみと実感した次第である。

電池式・USB電源兼携帯電話充電器

2006-05-28 00:54:20 | 自転車

土地勘のない東京暮らし、
自転車で出かけて(せっかくの休みに)道に迷うのはイヤなので、
GPS内蔵のPDAを使っている。 mio168RS BASIC+という機種だ。

この機種、ナビ機能はなかなかのものなのだが
バッテリーが2時間程度しかもたないという
アウトドア用途では致命的な欠点がある。
購入から半年、これからまさにナビに頼りたい…という
夕方になってバッテリーアウトを迎えるというシチュエーションが
何度かあった。

電池式の電源パックはないものか…と探したこともあったが、
mio専用の電源パックはなく、USB端子から電源供給する電池パックと
別売りの専用USBコードを組み合わせて使うことになるらしいと
分かった。買い揃えると、5000円ぐらいはかかってしまう。

たかが電池仕様にするだけなのに、高すぎ…

mioは専用の端子から充電とデータ転送を行う方式なので、
USBコードは仕方ない。
せめて電池式電源パックは何とか安くならないかと、
ネットで調べると、携帯電話充電器を使って
電池式USB電源パックを作る情報がいくつか見つかった。

これだ!

折角の週末が雨になってしまったのを機会に、
久しぶりの電子工作にトライしてみることにした。

部品調達のため、まずは100円ショップのダイソーへ。
単3乾電池×4本式の携帯電話充電器とUSB延長コードを
合計210円で購入。
そして秋葉原のPDAショップでmio用のUSB電源synkケーブルを
1764円で購入。

軽く1杯飲んでから帰宅、一息ついてから作業をはじめた。
USB延長コードを、メス端子側から10cmほどで切り、
ケーブルの中から(+側)と黒(-側)のコードを引き出した。
そして携帯電話充電器をこじ開け、
「表」のシールをはがして、バーナーで焼いたドライバーで穴を開け、
メス端子の付いたUSBケーブルを通す。
いよいよ肝心の配線である。携帯電話充電器の電話に接続する方の、
上側のバネ状の電池端子を抜き、その下にある基盤にUSBからの
コードを配線することになる。
バネ側(電池の‐が当たる側=基盤の抵抗を通る側)に黒コードを、
その反対側(基盤のダイオード(黒い部品)を通る側)にコードを、
ほぼ20年ぶりのハンダ作業でつないだ。
後は電池端子とカバーを元通りに戻し、補強のビニルテープを巻いて完成。

 単3のアルカリ乾電池を入れ、念のためテスターで電圧チェックした。
5.07V…mioの純正AC電源出力(5V)とほぼ同じ。
電圧的には許容範囲と(素人)判断して、mioをつないでみる。
mio本体の充電ランプ点灯したので、たぶん大丈夫だろう…
残しておいた電話端子も電話をつないでチェック、
電話機の充電ランプも点灯、ということは…

電池式のUSB電源兼携帯電話充電器、210円で完成!

mio用USB電源syncケーブルとあわせても2000円でおつりがくる。
(交通費は別ですが…)

「天下一品」でもらったストラップを、
自転車取り付け用にするため、充電器のキーホルダー穴につけた。

こうなると早速使ってみたいところだが、
明日も天気はイマイチの様子。
PDAの防水対策もまだだし、運用テストは来週末かなぁ…


久しぶりのサイクリング

2006-04-23 01:54:03 | 自転車

自転車で週末のお出かけを楽しんだ。

まずは腹ごしらえと言うことで池袋へ。
初めての店だが、サンシャインシティーにある
オイスターバー「ガンボ&オイスターバー」に入り、
980円のランチセットをオーダー。
サラダとカキフライ2個に、ピラフかパスタなど
メイン料理が選べるメニュー。
ぼくはピラフを選び、相棒はパスタを選ぶ。
ニュージーランド産の生がき1粒を追加して、
ドリンクなしでひとり1400円程度だった。
少食だがかき好きの相棒は大満足、ぼくにはボリューム不足かな…
食後、相棒はサンシャインシティーでショッピング。
自分用にエディーバウアーのシャツを買い、ぼくにも自転車通勤用にと
インディーズのTシャツを選んでくれたのはいいのだが、
選んだシャツの胸には「とっとと家にかえりてぇ。」とのプリントが…

会社に行くときに着せるんでしょ?それ。

スターバックスでコーヒーを飲みながら、これからどうするかを決め、
結局荒川サイクリングコースをたどることにした。

荒川行きのお約束といえば、中華そば伊藤への寄り道である。
先週末テレビで「東京を代表するラーメン店」と紹介されたこともあって、
午後3時前だというのに、麺売り切れ直前の駆け込みになってしまった。
しばらくは、たいへんだよぉ」と、珍しく厨房から出てきた店主がつぶやく。
お気に入りの店なので、テレビの影響に流されずがんばって欲しいと
ひそかに願いつつ、いつもどおりの「そば大盛り」をすする。

クロスライダーとルイガノTR-2を並べて、荒川を上流側へ走る。
相棒にとっては、まとまった距離を走るのは、ほぼ1ヶ月ぶり。
それでもアップダウンのないコースなので、30km/hオーバーの巡航も難しくない。
互いに抜きつ抜かれつで走った。

見慣れない風景の中で、「夕焼け小焼け」の町内放送が聞こえてきたのを機に
折り返すことにした。

そういえば、ここはどこだろう…
肝心のナビは、すでに電池切れである。
背後に鉄橋、目の前に橋がある風景と地図と照らし合わせて、
埼玉・志木市の秋ケ瀬橋付近にいることが分かった。
県道を東に走ると、新大宮バイパスに合流するらしい。
それで帰ろう。

荒川を離れてしばらく走るうちに、相棒が尾いてきていないことに気づいた。
東京と埼玉の境となる戸田橋のたもとで10分近く待って、ようやく合流。
相棒に聞くと、道路の段差を越える衝撃でライトが脱落して壊れてしまったとのこと。
拾えるだけの部品は拾ったとのことだが、肝心のハロゲン電球は見当たらない。
そのライトでは、電球が一番高い部品なんだけどなぁ…
幸いLEDのサブライトも持ってきているので、困ることはない。

運動の後は!」のセオリーどおり、
帰り道近くにある「前野原温泉さやの湯」に立ち寄って、夜10時ごろ帰宅した。

 本日の走行距離49.17km、走行実時間3時間34分。


池袋駅4番線にて

2006-04-15 21:39:30 | 自転車

天気に恵まれない1週間だった。

週はじめから通勤時間に雨が残る日ばかりで
仕方なく、電車通勤をする日が続いた。

電車通勤になると、気分は憂鬱だ。
なにせ悪名高い、埼京線である。
往きは新宿方面、帰りは埼玉方面となるので、
前に乗ろうが後ろに乗ろうが、
1日中すし詰め乗車からは免れない。

雨の日は当然、他人の傘と密着…
不快な時間は極力短く―ということで、
電車通勤では埼京線は1駅だけの乗車で済むように、
池袋駅乗換えを常としている。

週半ばの仕事帰り
池袋駅の4番線で、埼京線の乗り換え電車を待つ。
日々のお勤めを締めくくる
「最後の不快」が、ひたひたと忍び寄る時間。

感情のこもらない、女性の案内アナウンスがホームに響く。

「3番線は、高崎線直通、普通 高崎行き」

今日もだ…

過去2年、何度わが耳を疑ったことか。
このホームに流れる女声アナウンスの「普通」は、
ぼくには”ふつう”に聞こえない。

疲れMAXの状態がなせる業なのか、女性の発音が悪いのか、
何度聞いても”くつう”と聞こえるのだ。

 帰宅に宇都宮線は利用しないが、
埼京線にも当然「普通」はあるわけで、
運が悪ければ自分の乗る電車を
”くつう” と、他人に言われてしまうことになる。

毎日のお勤め、できれば「”くつう”電車」なぞ、乗りたくない。

今週金曜日、相変わらず日差しはなかったが
ようやく「深夜まで天気が持つ」との予報が出た。
喜々として、自転車通勤。
ペダルも軽く、明治通りの池袋を過ぎた辺りで
最高速47km/hをマーク、35分で渋谷の職場に着いた。
ずいぶん汗をかくようになった。
もう少し暖かくなると、また着替えが必要になるだろう。
それでも池袋駅4番線の女声アナウンスを聞くよりは
自転車通勤のほうが、はるかにいい。

来週は、晴れるといいなぁ…


自転車通勤で「ありがちなミス」

2006-03-28 21:11:39 | 自転車
自転車通勤でありがちなミスは、いろいろあると思う。
きょうは、ぼくの場合の「ありがちなミス」について書こうと思う。

月曜日は休みを取ったので、三連休明けである。
あ~きょうからまた仕事か…
勤続14年ながら未だ会社人間にはなれないワタクシ、休み明けはいつもけだるい。
こんな時は、通勤で乗る自転車が唯一の楽しみだ。

テレビで天気予報をチェック、夜遅くまで天気が持ちそうなのを確認してから、
愛車・クロスライダーにまたがり、ダラダラとしたペースで出発した。
自転車を漕ぐなら、ワイシャツ1枚でちょうどいい気候。
昨年6月から自転車通勤を始め、灼熱の夏を乗り越えた身としては
こんなに心地よい季節は、ダイエットにはならないが素直に楽しめる。
神田川沿いの桜も、つぼみをほころばせたものが目立つ。
暖かくなったわけだ…
ゆっくり漕いで40分の通勤路を無事走破、駐輪場に自転車を停めた。
額にわずかににじんだ汗をハンカチでぬぐいつつ、最寄のコンビニへ。いつもどおり
炭酸入りのミネラルウォーターと缶コーヒーを買おうとポケットに手を入れたところで
おのれのミスに気がついた。
忘れた…1円も、ないっ!
電車通勤なら最寄り駅で気づくところだが、自転車通勤では漕ぎ出してしまえば
とりあえず会社に行けてしまうのだから、始末が悪い。
30半ばを過ぎて、財布も持たずに会社に来てしまうとは…

「財布忘れ」はぼくにとって、自転車通勤でもっともありがちなミスで、
恥ずかしながら、これで2度目である。
本来なら、恥を忍んで同僚に借りるかヒルメシ抜きで空腹に耐えるか、
キビしい選択を迫られるところだが、前回の失敗を教訓に、今回は
「保険」を用意してあった。

1000円分のクオカード(画像左上)。
ご存知のとおり、コンビニなどで使えるプリペイドカードである。
知人の会社で作った記念品をもらったので、名刺ケースに忍ばせておいたのだ。
昼休み、セブンイレブンで弁当と缶コーヒーを購入、近くの公園に行った。
朝の通勤途上には咲き始めと思っていた桜は、ほぼ満開。
思わぬ「うっかり」の結果が、少し早い花見に。ま、結果よければすべて良し、か…

自転車通勤にカムバック!

2006-03-23 01:35:18 | 自転車
火曜日、久しぶりに「東京染井温泉さくら」に行った。
梅干のような香りのする塩気の強い温泉と
広くてテレビつきのサウナを存分に楽しんだ後、
何気なく乗った体重計に愕然とした。

…はちじゅうさんきろ!?

昨年6月、会社の春の健康診断で体重84kgをマーク、
K点越えの太りすぎとのショッキングな宣告を受けて一念発起、
猛暑にもめげず、毎日往復24kmを通勤し続けたかいあって、
今年1月時点で78kgになっていたのだ。
しかし1月末に風邪をこじらせ、順調な減量成果への油断もあったので、
冬眠と称して自転車通勤を休んでいた。
さらに体調の回復のため、飲み食いのたがを緩めたのもまずかった。

ここまで見事にリバウンドしてしまっていたとは…

気がつけば風邪はとっくに治り、世間では桜開花のニュースまで出始めている。
もう冬眠の必要はないのだ。自転車通勤を再開しよう。
しかし、今日夕方から明日午前にかけては雨。

相変わらず、タイミング悪いなぁ…

とりあえず、パンク修理キットを入れるためのサドルバッグを新調した。
そして壊れていたサイクロコンピュータのブラケットも交換。
チェーンと変速機へ注油し、サテンブラックの車体も拭き上げ、
タイヤ空気圧も調整した。
クロスライダーの準備は万端、あとはぼく次第…ということで、
今回はこのせりふで締めくくりたい。

“I‘ll be back!”


自転車冬眠中

2006-02-07 23:58:37 | 自転車
「埼京線の通勤よりはずっといいや」と、昨夏から続けてきた
自転車通勤をここ10日ほど休んでいる。
風邪をひいてしまったためだ。
熱を出したのは、先週の週末とその明くる月曜日ぐらいだから、
別に重篤というわけではない。
しかし、のどにたんが絡んでいる感じがなかなかとれず、
せきが止まらない。
30秒も会話が続けば、たんが粘って声が詰まるので、人と話すのも
億劫である。

「体力を付けるのは、まずは食から」と、栄養価の高いものを
しっかりと食べることを心がけてきた。
しかし、のどの不快感はなかなか癒えず、その代わりに
昨夏からの自転車通勤で、78kg前後まで絞れていた体重も
ついに80kgを突破、鏡に映る顔がすっかり丸くなった。

ここしばらくの天気も、自転車通勤復帰に味方してくれない。
ドカ雪が降り、残雪がいつまでも溶けないばかりか、
やや融けた後再び凍ってスケートリンクみたいになったりして、
安全面からも見送らざるを得なくなる状況だ。
しかも雪を見た相棒の単純極まりない思いつきで、この週末は
スキー旅行に行く予定まで組まされることになった。
したがって、体調の回復を最優先するしかない。

わが自転車冬眠いまだ覚めず、「豚肥ゆる冬」が続く。