TX-SA805を買った。
とりあえずの配線と簡単セットアップでのスピーカー設定を
済ませたばかりということもあって、まだ夜間のテレビ視聴で
控えめに音を出してみたり、家事のときのBGMとしてCDを再生する
ような、中途半端な使い方しか出来ていない。
それでも購入前、1か月にわたって綿密な検討をしただけのことは
あるのだ。マニュアルには載っていない、ビデオアップコンバーターの
設定項目らしきものを見つけてしまった。
それは電源ONの状態で本体前面パネルのAUX1ボタンを押しながら
STUNDBY/ONボタンを押すことで現れる。
これだ

設定項目の移動と値の変更は、本体前面扉内の十字ボタンで操作するが、
項目の移動は上下ボタンで、値の変更は左右ボタンだ。
最初に表示される設定項目はResolutionで、設定値はAUTOと720Pの
いずれかを選択できるようになっている。
AUTOでは、コンポジット(ピンプラグ)とS端子から入力した映像は
480p(我が家のS端子は525p)に、D端子とコンポーネント(青赤緑の
ピンプラグ)端子から入力した映像は720pにそれぞれアップコンバート
されるが、設定項目の値を720Pに変更すると、我が家のS端子入力映像は
750pになって表示された(アンプとテレビはHDMIで接続)。
Hueの項目に移動させ、値を変えてみた。
すると、S端子から入力した映像の色相が変わった(値を小さくすると、
白黒表示になった)ことから、今回見つけた設定項目群は、内蔵ビデオ
アップコンバーターを通る映像信号のイコライザーであると思われる。
Resolutionの設定値を720Pに変えた場合とAUTOの場合を、フルスペック
第1世代の液晶テレビで見比べたが、視覚的な差異は通常のアナログ放送
番組の視聴では感じられなかった。
Video Formatの設定値についても調べてみた。
設定値は601(24bit)との2択だ。
「601 656 ビデオ機器」などで検索して、たぶん「アナログビデオ信号を
デジタルデータに変換する際のデータ形式を規定した国際規格」のことである
とわかったのだが、設定値の変更により、具体的に何が変わるのか、
アナログ放送の番組を見る限りでは、視覚的な差異は感じ取れなかった。
真夜中をまたぐ何時間かを使い、そんなこんなの試行錯誤を繰り返した結果、
当面は初期値のままで使用することに決定。
来たばかりのアンプではあるけれど、様々な操作をすることで、少しずつ
自分の道具になってくることにぼくは充実感を感じていたのだが、
一足先に眠り夜中のトイレに起きてきた相棒には、そう思えなかったようだ。
まだ起きてたの。…で、どうなったの?ああ、そう…
まったく興味なしといった感じでトイレに入り、やがてよたよたと寝ぼけ気味に
寝室に戻っていった。
今回見つけた設定項目の情報に興味がある人もどこかにいるかも知れないので、
最後に列記しておく。
TX-SA805 ビデオアップコンバーター設定項目
設定項目は英語表記 ( )は初期設定値。
調整を確認できた設定項目は日本語訳を併記。
Resolution(AUTO) アップコンバートの設定
Video Format(656 (8bit))
Sharpness(12) 鮮明度
Saturation(50) 彩度
Hue(50) 色相
Contrast(50) コントラスト
Brightness(50) 明るさ