まもなく8年目を迎える相棒の愛車(ルイガノTR-2)のパーツをアップグレードすることにした。
週末にたまに乗る程度ということもあり、通勤の足となっている我がクロスライダーとは異なり、
ブレーキパッド以外はパーツを交換していない。
最低でも、タイヤとワイヤー類は交換する方が良いだろう。
さらに4月3日、相棒は誕生日を迎える。
本人が望むかどうかわからないが、自転車を相棒向けにアレンジすることをプレゼントにしてはどうだろうか。
後ろに付いたときに見ていると、相棒が平地走行で常用しているギアは2~3速、
これでは坂道を登るための軽い方のギアが1枚しか残っていない。
購入時に取り付けられていたギア(ペダルクランク42T 後輪12-28T)比が相棒に合っておらず
ペダルが重過ぎるようだ。
脚力に合わせてペダルクランクを小さいものに変えて全体のギア比を軽くするとともに、軽い方のギアをもう1枚追加してはどうか。
幸い、我がクロスライダーに付いていたAlivioの8速コンポとカセットスプロケット(11-32T)が余っている。
このパーツ交換で、ペダルが重い問題は多少改善されることになる。
平地での常用ギアも4~5速辺りになり、軽い方のギアが3枚残ることになり、坂道も多少走りやすくなるだろう。
このようにして、交換するパーツが決まっていった。
3月はじめに主なパーツを手配し、週末や夜間の主に相棒の居ない時間を活用して作業を進める。
最初に届いたのが8速化のためのホイールセットだったので、1回目の作業ではホイールを交換。
ホイールは、専門店の通販で、MavicのXC717をDeoreXTのハブで組んでもらったもの。
これだけで元々の自転車の購入費の4分の〇…(勿体ないとバカにされるので、言わない。)
元々のホイールからタイヤを外すとき、タイヤビートから固くなったゴム片がぱらぱら落ちる。
タイヤの溝は残っているが、本人の好みで選ばせて、最後の段階で交換することに。
そして、リアディレイラーは元々はTourneyが付いていたが、クロスライダーに付いていた
8速対応Alivio(RD-MC20)が余っていたのでこれを移植し、ブレーキとディレイラーのワイヤーも交換。
ただし、相棒に気付かれないよう、後輪のカセットスプロケットは元々の7速(12-28T)のまま、
変速シフターも元々のリボシフトのままにした。
そして、平日夜間にハンドルグリップを合皮タイプに前後のブレーキパッドを新品に交換しつつ、
相棒にネット通販でタイヤを選ばせた。
こうして、いよいよ作業の総仕上げ。
この土曜の朝、相棒の選んだタイヤとともに注文したペダルクラクのギアTiogaの36Tチェーンリングが到着したことを受けて作業開始。
ペダルクランクのチェーンリングを元々付いていた42Tから36Tに交換、これで全てのギアが従来比約15%軽くなるはず。
チェーンリングが小さくなったことで、11Tにシフトを入れるとチェーンがチェーンリングのカバー(今回知ったが「バッシュガード」というらしい)に
干渉するようになったため、カバー側にワッシャー(内径10mm、厚さ1.6mm)を入れて、チェーンリングとのすき間を拡げて対応。
かなり激しくシフトを変えてもチェーン落ちしないので、これで様子を見て、問題があればチェーンリングのサイズに合ったものを購入すればいい。
後輪にクロスライダーに付いていた8速カセットスプロケット(11-32T)を移植し、
リボシフトをクロスライダーに付いていたAlivioのシフター(ST-MC20)に交換。
そして今朝、相棒が選んだタイヤ(IRC METRO 26×1.50 スカイブルー)を
ホイールに取り付けて作業完了。
ブレーキレバーが左右で違うのは、ご愛嬌。
あり物も使いつつ、体力のない相棒に多少は合わせられたのではないか。
幸い雨は降っていない。
試走を兼ねて、昼食に、庚申塚の相棒お気に入りの餃子店へ
果たしてヤツは「違いのわかる女」だろうか…