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なかなか勝てない馬がいる。今日もその馬が走る。
がんばれ、と声が出る。
まなざしは、ゴールの先を見つめている。

平山郁夫と玄奘三蔵法師ものがたり

2022年02月24日 12時03分05秒 | 読書・歴史


2001年1月1日、21世紀への幕開けの瞬間、奈良の薬師寺玄奘三蔵院伽藍では、日本画家・平山郁夫氏の手がけた『大唐西域壁画』が完成、公開されました。この壁画は、縦2メートル20センチ、横幅は49メートルにも及ぶ長大なもので、構想も含めて制作に30年以上も費やし完成された超大作です。玄奘の偉業を偲ぶこの大壁画は、玄奘の歩みを説明するだけのものではありません。平山自らが足を運んだシルクロードでのさまざまな体験や感動、思いが何層にも塗り重ねられ、描き込まれた集大成なのです。

口絵 薬師寺玄奘三蔵院伽藍「大唐西域壁画」全図
第1章 運命の見えざる糸(薬師寺と玄奘三蔵法師、平山郁夫との深い関係
二人の生い立ち玄奘三蔵と郁夫)
第2章 運命の作品「仏教伝来」誕生(絶体絶命を乗り越える)
第3章 シルクロードを行く(玄奘三蔵、国禁を犯して長安から天竺に旅立つ
郁夫、日本画の源流を求めてシルクロードに出発
莫賀延蹟
トルファン・高昌故城―砂漠の中のオアシス
楼蘭―幻の王国
屈支―豊かな風土と独特の風習をもつ国
バーミヤンからガンダーラへ―いよいよインド世界へ
ナーランダー寺とブッダゆかりの地)
第4章 故国から世界へ(玄奘の長安帰国と厖大な経典の翻訳
日本から世界へ、平和への祈りを込めて―文化財赤十字活動)

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