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Maladet de Sahara

~ 人とのつながり、出会いの広がり ~

モルドバから 新たな旅立ち・・・

ブダペストをゆく ~すさまじい旅の始まり~

2007-07-03 02:33:59 | ヨーロッパ旅行

5月31日に修了式を終え、6月1日の夜出発を迎える… はずだった。 予定では、キシナウからバスでルーマニアのブラショフを経由して、最初の目的地ハンガリーのブダペストへ。 チケットも予約したし、安心していた。 しかし、6月1日の朝電話があり、ブラショフ行のバスが故障して今日は走らないという知らせだった。 結局、チケットを買った旅行代理店に行って、話し合い、ブカレスト経由でブダペストへ行くことに。 ただそのおかげで出発の時間が2時間早まり、ばたばたの出発… まずはブダペスト行のバスが出発時間になっても来ず、30分後ぐらいにやっと姿を現した。 ブカレストでは駅で降りるはずが、みんなが降りたので何気なく降りたら、そこは空港。 来たことがあっただけに、油断して確認もせず。 そして、気づいたときにはバスはもう走り去っていた。 仕方なく、タクシーで駅まで向かう。 いきなり無駄な出費。 しかも、ブダペストの夜中は予想外に寒い。 早朝、無事にブダペスト行のバスに乗り込み、バスは順調に進んでいく。 国境を越え、ブダペストのバス・ステーションに着いたのは夜11時半だった。 時間はほぼ定刻どおりだったのだが、ここでも予想外の展開に… 誰か他にも降りるだろうと思いきや、降りるのは自分一人。 実は期末試験の添削、修了式もあり、チケットは取ったものの旅行の準備はほとんど何もしておらず、ハンガリーの地図も、お金も持っていなければ、ホステルも予約していない。 当然友達もいなければ、ハンガリー語もわからない。 その時間はもう地下鉄も動いていないし、普通のバスも走っていない。 バスを降ろされる前に、旅行者らしき人が立っているのを見かけたので、「きっと仲間だ!」という希望を胸にその人のところへ。 チェコ人の彼は来るはずのバスが30分過ぎても来ず、それを待っていた。 と、話していたら、何とバスが来た。 Eメール・アドレスを置いて、彼は去っていった。 そして、また一人。 ちょっと行ったところに女の子が二人いたので、だめもとで英語で話しかけてみる。 片言ではあるが、通じている様子。

質問①「街の中心部はどっちですか?」
答え①「あっちのほうですよ。」
質問② 「ここから歩いて行けますか?」
答え② 「いやぁ、歩いていったら、たぶん1時間以上かかると思います。」

さっきのチェコ人が乗り込んだバスからハンガリー人の女の子が一人降りてきて、タクシーで駅まで行くから、そこまでだったら、タダで乗せていってくれるということ。 その女の子はドイツ語はできるが英語はほとんどできず、無言のときが続く。(ちなみに大学時代の専攻はドイツ語だったのに、ドイツ語の勉強はほとんどせず、アメリカに留学したのが仇に…) 駅の近くのカフェでコーヒーまでご馳走してくれて、「もうこれ以上は面倒見られないから。 4時になったら、駅が開くから。」と言われ、お礼を言って彼女と別れる。 しかし、時刻は1時。 3時間も待ってるのはつまらないと思い、ATMを見つけてお金をおろし、夜更けのブダペストの街に繰り出す。 地図は持っていなかったが、タクシーでドナウ川を通過したので、街の中心部にいることはわかっていた。



これが夜中のブダペストの姿… 夜中の橋の上でおもむろに三脚を取り出し、ひたすら夜景撮影。 実はまだこのぐらいの時間には観光客らしき人々がたくさんうろうろしていたので、とりあえずそこまで危険ではないと確信。 どれが何の建物なのかはよくわからないまま南下。 できるだけ明るい道を選んで歩いていたが、さすがに朝方に近づくにつれて、人の数もまばらに… でも、せっかくだから朝日の写真を撮ろうと思い、うろうろしながら日の出を待つ。



朝日が教会のシルエットを映し出す。



ドナウ川を挟んで、ブダペストの象徴であるブダ城を朝日が照らす。 予想通りの美しさ… しかし、橋の上は強風でとにかく寒い! ブルブル震えながら、寒さしのぎとトイレのためにカフェへ。 温かいコーヒーで体を温めたあと、歩いてホステルを探したが見つからず、ネットカフェで検索して、やっと宿泊先を発見。 それから3日間はそのホステルに泊まりながら、平和にブダペスト観光を楽しんだ。



ホステル近くの教会



ブダペストの観光名所の一つ、「くさり橋」



川沿いにそびえ立つ美しい建物、国会議事堂



「ブダ城」と「くさり橋」の夜景



高台から臨む美しいドナウ川の景色



ここも観光名所の一つ、「漁夫の砦」



活気あふれる「中央市場」には地元の人も観光客も



公園でくつろぐ老夫婦



ハンガリー料理といえば、この「グヤーシュ・スープ」。 パプリカをたくさん使い、肉と野菜をじっくり煮込んだスープで、コクがあってすごくおいしかった。 隣にあるのは「パラチンタ」と呼ばれているハンガリー風クレープ。 ちなみにモルドバで「プラチンタ」というとパイで、こういうクレープのようなものは「クラティーテ」と呼ばれている。



ブダペストには3日間滞在していたのだが、2日目にバスケをしている人々を見つけ、ハンガリー人とバスケを楽しむ。 雪駄でしていたため、足の皮がめくれる。 3日目はバスケにも備えて靴で出陣。 違う場所でもバスケをしている人々を見つけ、そこでもバスケ。 しかも、何とそこで現地で働いている日本人の男の子にも出会い、その日の夜は二人で語り合い、楽しいひとときを過ごした。 彼曰く「ハンガリーに住んでいるアジア人だと思った。」(やはり日本人には見えなかったらしい…)