12月30日午後、マイクロバスというより一般のワゴン車(おそらく個人の車)に乗り込み、同僚のN先生、N先生の学生、その妹とともにブカレストに向けてキシニョフを出発。 3時に出発ということだったが、他の客を乗せるために待っていたりして、結局キシニョフを出たのは5時近く… 待っている間も学生が持ってきてくれたプラチンタやジュースを味わいながら楽しく過ごせたからまだよかったのだが。 出発も遅れ、さらに何かと途中休憩も多かったが、思ったより早く国境に到着。 ここでかなり時間がかかるかもしれないという話だったが、モルドバ側ではパスポートを渡すと荷物の検査もほとんどなく、難なく通過。 そして、ルーマニア側へ。 国境警備員に日本のパスポートを渡すやいなや、笑顔で「イチバ~ン!」。 とりあえず、友好的でよかった。 運転手は新年のプレゼントだといって、一人10レイ(90円)ずつ徴収し、国境警備員にワインを2本プレゼント。 ふところにワインを1本ずつ抱えて歩いている姿… いかにも怪しい。 日本でこんなことをしたら余計に怪しいような気がするが、ここではそれが普通なのだろうか… このプレゼントの影響があったとは思えないが、国境は何事もなく通過。 時はすでに9時。 9時か10時にブカレストに到着すると、最初に聞いていたので、もう近いのかと思いきや、「Bucuresti 186km」の文字… 思わず「げっ、まだこんなにあるんだ…」。 それから、また何度も休憩をはさんで、11時半ごろやっとブカレスト市内に… 「あ、明るい!」 キシニョフと違って、街灯もたくさんあり、クリスマスと新年のイルミネーションで夜でも明るいブカレスト。 日本にいるときは、名古屋のクリスマスのイルミネーションにもそこまで感動を覚えなかったが、キシニョフからブカレストへ来ると、それだけで少し感動。
ブカレストにいる間は学生の友達のアパートに泊めてもらう。 前日は12時前に到着後、みんなでバーに行って、結局寝たのは午前4時すぎ… そして、大晦日の朝はゆっくり起きて、一緒にお昼ごはんを食べに行く。 行った先はなんとカルフール。 青島にいる間、ジャスコよりもよく行ったカルフール… 中国語の表示がない(それが普通!)のに違和感を感じながらも、懐かしさに浸る。 そして、ルーマニアに来てから初めてのちゃんとした食事… と思いきや、何とそこはKFC… 全然ちゃんとしてない!!! 今までの人生でもおそらくKFCのフライドチキンを食べたのは5回目ぐらい… ルーマニアに来て初めての食事、そして、大晦日のお昼ご飯がまさかKFCのフライドチキンになるとは… 全く年末という感じがしない。 間違いなくこんな大晦日は生まれて初めてだ。
午後からは一人で行動できたので、昨日初めに到着したブカレスト北駅に。
そこからはいいなと思ったものをカメラに収めながら、適当に進んでいく。 駅前の通りも派手さはあまりなく、どこか懐かしい感じがするような建物が並んでいる。 大晦日だからか、人通りもまばらでゆったりとした時が流れている。
そこを路面電車がゆっくりと走っていく。
またカメラを片手に適当に歩いていく。 そして、写真を撮る。
何せ適当に歩いていたので、途中から地図を見ても、自分がどこにいるのか本当にわからなくなる。 仕方がないので、車通りが激しい方に歩いていったら、それらしき場所に出たので一安心。
写真を撮るために手を出して歩いていたら、手が冷えてどうしようもなくなったので、カメラをかばんにしまい、再び歩き始める… かばんにしまったのもつかの間、夜景がきれいな所にすぐにさしかかり、結局三脚まで出して撮影。
今度こそカメラをしまって歩き始める。 大きなショッピングモールにたどり着いたので、そこにあったマックでトイレ休憩をしようと思ったら、レシートの番号を押さないと、トイレに入れない。 つまり、何か買わないとトイレを利用できないのだ。 体も冷えていたので、コーヒーとプラチンタを注文。 モルドバではほとんど外食したことがないので、久しぶりにサバイバル・ルーマニア語。 微妙に苦戦しながらも、注文することができ、笑顔。 マックでよくよく地図を見てみると、自分が思っていたのとは違う方向に歩いてきていて、実は泊めてもらっているアパートにかなり近づいていた。 しっかりトイレも利用し、今度は初メトロ。 再びサバイバル・ルーマニア語。 地図を片手に行きたい場所を言って、どっちの方向か教えてもらい、切符も無事購入。
地下鉄の車内は日本のものより広く、すごくきれいだったので驚いた。(何回か乗ってわかったことだが、新しい車両はとてもきれいだが、古い車両はそうでもない…) 地下鉄を降り、地上に出てみると、そこにはカルフールが。 ふう… 無事戻って来られた。
2007年の到来ももう間近…
つづく