プラマイゼロ±

 某美少女戦士の内部戦士を中心に、原作、アニメ、実写、ミュージカル等問わず好き勝手にやってる創作、日記ブログです。

2011-09-19 23:58:20 | 小ネタ






「おはよう、まこちゃん」
「ああおはよう、亜美ちゃん!待たせちゃってごめんね!」
「いえ、私も今来たところだから…待ってないわ。大丈夫」
「そう?ならよかったけど…今日、ちょっと寝過ごしちゃってね…いやあ起き抜けに時計見てびっくりしちゃったよ。で、跳ね起きて慌てて準備して飛び出したんだけど」
「大丈夫よまこちゃん、私も本当に待っていないし、まだ始業には十分時間あるし…でもまこちゃん、本当に慌ててたのね」
「え、あたし、どっか変?鏡は見て出たんだけどな…なんかついてる?」
「いえ、髪の毛が」
「髪?え、そんなぼさぼさになってる?」
「いえ、単に、今日は今日は結ってないのねって思って」
「ああ…うん。変かな?」
「いいえ、全然変じゃないわ。でも、まこちゃんといえばポニーテールが特徴的だから、ちょっと気になっちゃって」
「時間なかったからなぁ…今走ってる時もやっぱりおろしてると邪魔だし…学校で結えたらいいんだけど、でもしばらく無理だろうなぁ」
「え、どうして?ゴム忘れちゃったとか?」
「いや、ゴムはあるけど…えっと、時間がないから結えなかったのもほんとなんだけど……その、痕、隠してるんだ」
「痕?」
「実は昨日レイの家に泊まってね…で、朝起きて鏡見たら、見えるところにすごいくっきり痕が残っちゃってて…もうびっくりしたよ」
「えっ……レイちゃんの家にお泊りして、見えるところに痕って…まこちゃん、それって」
「髪結っちゃうともうすごい目立つからさ、おろしてた方がちょっとでも隠せるかなって…早く消えたらいいんだけどなぁ…」
「ま、まこちゃん!そんな、恥ずかしいこと…」
「ああ、やっぱり亜美ちゃんも聞くだけで本当恥ずかしいよね…別にレイは悪くないんだけどさぁ……なんていうか、ちょっと、もう、恥ずかしいなって思っちゃうよ。ほんと困っちゃうよなぁ…ま、全部あたしが悪いんだけどね」
「そ、それは…まあ、ついてしまったものは仕方ないと思うけど……まこちゃんが悪いとかそういう問題じゃないと思うけど…」
「え?いや、わざとじゃないとはいえあたしが悪いよ」
「え、誰が悪いというか……でも、あまり大っぴらに言っていいことじゃないと思うわ」
「だよねえ。あたしも亜美ちゃんは信用してるから言っちゃうけど、ほかの人には言わないでね。痕のこと…そのうち消えると思うけど」
「え、ええ…」
「しっかしついてないよなぁ。畳の痕くっきりなんてさ」
「………え?畳の痕?」
「朝起きてたらあたしの頭布団からはみ出してたんだよね…ほら、レイの家ってあたしの家と違って畳にせんべい布団だろ?で、鏡見たら頬にすごいくっきり畳の痕残っててさぁ…なんか気持ち悪いことになってて、おかげで髪があげられないんだ」
「あ……痕って、そういうこと?」
「え、亜美ちゃん、なんだと思ったんだ?」
「え、そ、その……………えっと、何でもないわ」
「そう?まあ、何でもないならもう学校行こうか。あーあー学校着くまでに痕消えてくれたらいいんだけどなぁ。恥ずかしい」
「わ、若いから、そういう痕ってすぐ消えるものよ。だから大丈夫だと思うわまこちゃん」
「あれ、亜美ちゃん、顔赤いよ?どうしたのさ。熱でもあるの?」
「い、いえ、なんでもないの………その、急ぎましょ」
「そう?」
「(痕なんて言うから変な想像してしまって……畳の痕なんて、変な誤解した私の方が恥ずかしいじゃない…)」
「(昨夜はレイ変にスイッチ入ってたからなぁ……勢い余って布団はみ出して結局そのまま寝てしまったから………思い出すだけで恥ずかしいって……)」










          *************************


 結局いちゃいちゃしてたらしいです。
 最近脳内でまこレイがすごいことになってる…それもこれもついったーで神田さんと栗山さんがいちゃいちゃしてたのがいけない。実にけしからんもっとやってくれ頼むから。

 余談ですが、今日からアニマックスでセラムンSシリーズ放送ですね!再燃世代や大友に一切媚びない放送時間が大変潔くて素敵です。是非今の子ども世代の楽しみの一つになってほしい。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿