月下に杯を重ね

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藤馬允則國

2006-01-07 18:29:28 | 刀工
 承久年間、山城の国の人。
 後鳥羽院御番鍛冶の一人である粟田口國友の子で、粟田口國吉の父と伝えられている。
 藤馬允(とうまのじょう)と号す。
 承久の乱で後鳥羽院は隠岐に流される。
 隠岐においても刀剣熱の冷めぬ後鳥羽院の求めに応じ、隠岐國御番鍛冶の一人(正月・二月を担当)として伺候した。