まさとん。のダイビング&ツーキニング

ダイビングやスポーツバイク、野球、本、映画、ゆるいエロネタなど
で固めた(?)アラフィフのひとりごと。

約束~書評

2009-08-22 | 
石田衣良サンの短編集「約束」という本を読みました。

最近読みたい本がなくて、いつも本屋さんで右往左往しながら結局手ぶらで帰ることが多かったときに、ちょっと目についた本でした。


面白かったです。読みやすい本でした。

逆境にあるのはジブンだけではないんだな、って勇気づけられました。


またいつか読み直したいと思いましたし、

このヒトの他のも読んでみたいと思いました。


帯封に書かれていたコピーです。

親友を突然うしなった男の子、
不登校を続ける少年と廃品回収車の老人、
モトクロスの練習に打ち込む少年を遠くから見守る一人の女性、
仕事を抱えながら女手ひとつで育てた息子を襲った思いがけない病…。

苦しみから立ちあがり、うつむいていた顔をあげて、まっすぐに歩きだす人々の姿を色鮮やかに切りとった、絶対泣ける短篇集。







読みながら、「これは面白い。blogに書こうっと」と思って、

改めて石田衣良さんのことをネットで調べ始めて、ジブンの知識のなさにが出ました。



石田衣良(Wikipedia) 。

「池袋ウエストゲートパーク」の原作者だったんですねー

直木賞作家でもあるし。

いかにジブンの関心がないことを無視しているかよーくわかりました


名前はどっかで聞いていたけど、このヒトのは読んだことがありませんでした。

そうです。ジブンは「偏読」です。

「読まず嫌い」でもあります。

特にベストセラーと言われるヒトのはなぜかナカナカ手にとろうとしません。

なんで?

あ、そーか。文庫になるのに何年もかかるからかー。

って超レベルの低いハナシですみません






ハナシを戻します...

このはまず帯封のキャッチコピーを見て、表紙カバーの裏側にあるあらすじを読んで、それから巻末の解説やあとがきを読んで...




つまらないを手にとってしまったときの失望はあまり味わいたくないので、

初めて読む作家のはだいたいこんなカンジで手にとることが多いです。


この本に出てくる主人公はみな厳しい状況に置かれています。

親友を殺された中学生、

夫が不倫旅行中に交通事故死した女性、

自殺しようとして片足が不自由になってしまった息子を持つリストラ直前の父、

夫を失った未亡人...



短編ですし、もちろん彼ら(彼女ら)に大きな幸福が訪れるワケではありません。

でも、

明日も生きていこっ!と思わせる光明が差し込むストーリーになっています。



今日は土曜日。

ツマは昨日から、毎年恒例の「新潟酒蔵めぐりツアー」に出かけています。

ひとりの土曜日。

洗濯しました。

タオルケット干してます。

このあとソージなんかしてみたりして。

夕方からは、前の会社の同期との飲み会です。

この年代、メンバーの誰かは単身赴任してます。

だから土曜日。

タノシミです。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
読みました! ()
2009-08-27 16:34:20
こんにちは!

私は、石田さんの本が好きで、ほとんどの文庫本読んでます。
約束は、グーゼンですが、今月読みました。
最近涙もろいせいもありますが、ポロっときましたね・・・
全部読み終わって安心感のある本でした。

石田衣良さんは、朝の番組でコメンテーターをしていて知りました。その時のコメントが 共感できるものがあったので、本を読み始めたんです。

池袋ウエストゲートパークも面白かったですよ。

40フォーティ翼ふたたびという本も、よかったです。
私のパートナーが40代なので、そういう気持ちがわかるかな?と思って読みました。
まさとんさんも同世代なので、共感できるものがあるかもしれませんよ(^_-)

  




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40フォーティ翼も、 (まさとん。)
2009-08-27 16:46:29
面白そうですね。

ま、主人公は40歳で、ジブンよりはちょっと年下ですけど^^;

「約束」はいい本でしたと素直に言える本ですね。

でも今月読まれたとは...

偶然とはいえスゴいカンジします(*^^)v

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