とても面白いを読みました。
タイトルだけだと、最近ハヤリの草食系男子のことかと思ってしまうかもしれません。
「できそこないの男たち(Amazon) 」がどんなかと聞かれると難しいのですが、
Amazonのブック・レビューに「サイエンスエッセー」と名付けた人がいました。
「ノンフィクション科学小説」と言っていた人もいたので、
みんな、この本をどういうジャンルに入れようかジブン同様悩んでいるようです。
著者の福岡伸一氏(Wikipedia)は青山学院大学の分子生物学教授です。
京都大学院からハーバードに就職、京都大学の准教授を経て現職という、履歴書が書きやすいキャリアをお持ちのヒトです。
2007年に書かれた「生物と無生物のあいだ(Amazon) 」が
50万部を超えるベストセラーとなった(そう)くらいですから、
理系のくせに(失礼)文章力はあるヒトです。
メディアにも多く出演しているだけあって、批判も多く受けていますが、
こういう情報発信力のある理系は貴重です。
いるんですねー。こーゆーアタマの良いヒトが。
(ま、ルックスはちょっとザンネンなカンジですけど)
このは
男(♂)と女(♀)を分ける
遺伝子(DNA→Wikipedia)は何か
というテーマを軸に、DNAが引き起こす♂と♀との違いについて
書かれています。
このを読んで何よりビックリしたのは、
人間のデフォルトスタンダード(基本仕様)は女だった。
ということでした。
え~!!!
神が産み分け給うたのかと思ってた。
(オイオイ)
SRY遺伝子という1990年に発見された遺伝子が、
♀の中から運の悪いヤツを♂にする
のだそうです。
なにしろ、
受精後7週間の時点ではすべての受精卵は♀しかいないそうです。
(要は♂特有のアレがなく、ワレメしか見当たらない状態)
この受精卵を♂にするためには?
このワレメを縫い合わせること。
♂はみなジブンのカラダの微妙な場所に
一筋の「縫い目」があることを知っています。
それが、♂にカスタマイズするために
縫い合わせた跡だというのです
え~!!!
はい。
ジブンも子供のころから知っていました。
あのへんに縫い目らしいものがあることを。
「オトコはみんなぬいぐるみ」
(今日の名言)
このハナシは、よくも悪くも、久しぶりにからウロコでしたねー。
え、縫い目ってどこにあるのっ
なんておマヌケな質問をされているそこの奥サマ
今晩でもダンナ様をひっくり返して、
よ~くそので確認してみてください
(コラッ!)
いろんな理由でそれができない方には...
コメントをいただければ、コッソリお教えしますねっ
もうひとつ、動物のカラダの成り立ちについて、
とっても興味深い記述がありました。
受精卵が分裂を始めると、細胞塊はボールのように空洞の球状になっているそうです。
すると細胞塊の表面がボールの中心に向けてへこんでいきます。
そして向こう側に到達して、チクワのように変形します。
最初にへこんだ部分が肛門
になり、向こう側にできた部分が口となるそうです。
このほかにも、面白い(というか♂としてはもの哀しい)フレーズがちりばめられていました。
♂は母親のDNAを他の♀に運ぶ「パシリ」だと
♂は生命として完全ではないので、♀よりも寿命も短くて、病気にもかかりやすいとか
なんか、
♂って哀しいですよね。
(同情してねっ)
でも、福岡教授が書いた他の本も読んでみたくなりました。
タイトルだけだと、最近ハヤリの草食系男子のことかと思ってしまうかもしれません。
「できそこないの男たち(Amazon) 」がどんなかと聞かれると難しいのですが、
Amazonのブック・レビューに「サイエンスエッセー」と名付けた人がいました。
「ノンフィクション科学小説」と言っていた人もいたので、
みんな、この本をどういうジャンルに入れようかジブン同様悩んでいるようです。
著者の福岡伸一氏(Wikipedia)は青山学院大学の分子生物学教授です。
京都大学院からハーバードに就職、京都大学の准教授を経て現職という、履歴書が書きやすいキャリアをお持ちのヒトです。
2007年に書かれた「生物と無生物のあいだ(Amazon) 」が
50万部を超えるベストセラーとなった(そう)くらいですから、
理系のくせに(失礼)文章力はあるヒトです。
メディアにも多く出演しているだけあって、批判も多く受けていますが、
こういう情報発信力のある理系は貴重です。
いるんですねー。こーゆーアタマの良いヒトが。
(ま、ルックスはちょっとザンネンなカンジですけど)
このは
男(♂)と女(♀)を分ける
遺伝子(DNA→Wikipedia)は何か
というテーマを軸に、DNAが引き起こす♂と♀との違いについて
書かれています。
このを読んで何よりビックリしたのは、
人間のデフォルトスタンダード(基本仕様)は女だった。
ということでした。
え~!!!
神が産み分け給うたのかと思ってた。
(オイオイ)
SRY遺伝子という1990年に発見された遺伝子が、
♀の中から運の悪いヤツを♂にする
のだそうです。
なにしろ、
受精後7週間の時点ではすべての受精卵は♀しかいないそうです。
(要は♂特有のアレがなく、ワレメしか見当たらない状態)
この受精卵を♂にするためには?
このワレメを縫い合わせること。
♂はみなジブンのカラダの微妙な場所に
一筋の「縫い目」があることを知っています。
それが、♂にカスタマイズするために
縫い合わせた跡だというのです
え~!!!
はい。
ジブンも子供のころから知っていました。
あのへんに縫い目らしいものがあることを。
「オトコはみんなぬいぐるみ」
(今日の名言)
このハナシは、よくも悪くも、久しぶりにからウロコでしたねー。
え、縫い目ってどこにあるのっ
なんておマヌケな質問をされているそこの奥サマ
今晩でもダンナ様をひっくり返して、
よ~くそので確認してみてください
(コラッ!)
いろんな理由でそれができない方には...
コメントをいただければ、コッソリお教えしますねっ
もうひとつ、動物のカラダの成り立ちについて、
とっても興味深い記述がありました。
受精卵が分裂を始めると、細胞塊はボールのように空洞の球状になっているそうです。
すると細胞塊の表面がボールの中心に向けてへこんでいきます。
そして向こう側に到達して、チクワのように変形します。
最初にへこんだ部分が肛門
になり、向こう側にできた部分が口となるそうです。
このほかにも、面白い(というか♂としてはもの哀しい)フレーズがちりばめられていました。
♂は母親のDNAを他の♀に運ぶ「パシリ」だと
♂は生命として完全ではないので、♀よりも寿命も短くて、病気にもかかりやすいとか
なんか、
♂って哀しいですよね。
(同情してねっ)
でも、福岡教授が書いた他の本も読んでみたくなりました。