梅さんのかわら版.umelog

我が家の琉球朝顔~オーシャンブルー

”大祓~大嶽山那賀都神社”

2017-08-07 00:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

青空の向うへ茅の輪くぐりけり
俳句の季語に「夏越の祓」というのがあり、多くの俳人が様々な句を詠んでいる。

この祓は、毎年の犯した罪や穢れを除き去るための除災行事でこの時期は夏越の祓と呼ぶ。
夏越の祓では多くの神社で「茅の輪潜り(ちのわくぐり)」が行われる。
参道の鳥居や笹の葉を建てて注連縄を張った結界内に茅で編んだ直径数 m ほどの輪を建て、
正面から最初に左回り、次に右回りと 8 字を描いて計3回くぐる。
半年間に溜まった病と穢れを落とし残りの半年を無事に過ごせることを願うものである。

大嶽山那賀都神社の大祓は8月6日に行われた。
清冽な山の空気、物音ひとつしない静寂の中、厳かに神事は進む。
参加者全員が茅の輪をくぐり、神事に法り形代などが笛吹川の清流に流される。

恙なく神事が終わると、佐藤一美さんのオカリナの奉納がある。
佐藤さんは6年前より毎年奉納している。

因みに、umeさんたちがスタッフとして開催している弓場さつきさんのコンサート会場である
”ダイニング大嶽”は、この神社の名前に由来している。シェフとの深い縁によるものである。
今年奉納の曲目は、クラッシク、日本の歌、アニメとバラエティに富んでいた。
一時間余り、樹々に囲まれた神社の境内にオカリナの澄んだ音色が響き渡った。
穢れを払い、半年又無事に過ごせますように…





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