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犬とハナウタ

山歩きブログだった「山とハナウタ」改め「犬とハナウタ」として再スタート。雑種犬ゆめとの暮らしや日々のことなど。

【7】金峰山(熊本県)と、ヤマガラ。

2012-10-06 | 九州の山歩き

金峰山は標高665M、熊本市内のどこからでも見ることができる。仙台でいえば太白山にあたるような山。

阿蘇が火の国熊本のシンボル的存在なら、金峰山は熊本市の象徴的な山であるという。

もちろんうちからも見え、自転車でも行こうと思えば行ける距離にあるので、行ってみた。

登りはさるすべりコースで30分、下りは整備された自然歩道を歩いて15分ほどでおりてこられる。

峠の茶屋の上にも登山者用駐車場があるが、もうすこし車で登っていくと、もうすこし整備されて広い駐車場がある。

(左下)スタート地点の鳥居。山頂には、「金峰山神社」がある。

 

整備されたゆるやかな自然歩道と、勾配のキツいさるすべりコースの分岐。トレーニングのため、ここはさるすべりコースで。

 

(右下)あれ?栗ってこういう形で森に落ちてるものなんだっけ?(笑)

 

さるすべりコースの勾配は34.2%。 分岐から山頂までは、580M。 体力つけるのにはいい練習コースになりそう。

(下)展望が開けた気持ちのいい山頂に鎮座する金峰山神社。神社は全国のどこにいっても、私のもともとの出身地三重の、

「伊勢神宮」という文字がみられるので(伊勢神宮大麻あります、とか)、そのたびにちょこっとだけ、ぴょこん と心が嬉しい。

 

 

西に有明海、海に浮かぶ雲仙普賢岳(右手)。

 

東に熊本市街地を望む。

特筆すべきは、山頂にいる野鳥のヤマガラ。

山にいけばその声を聴き、枝から枝へ飛び交う姿を一瞬垣間見て、「あ!」と指さすことがある。

ふつう、野鳥との接触はそんな程度だろう。

でもここのヤマガラは、山頂に設置されたベンチに腰掛けたとたん、あっちからこっちからわらわら飛んできて、

掌を差し出すと、その上にちょこん、と乗ってくる。

彼らのお目当ては落花生。神社前の売店で売っている。

落花生の殻をむいていると、「はやくはやくー」と頭の上やら肩やらに止まって、じっと待っているのだ。

小さな生きものを手のひらに乗せるのって、とっても幸せな感じ。

私のことを信頼しきって、乗っかっているその小さな鼓動に、なんだかすごく感動してしまった。

私はヤマガラに落花生をあげたいがために、

これからひまさえあれば何度も金峰山を登るかもしれません、いやほんとに。

鳥居の前には、参拝記録〇〇回、と成績優秀者(?)の名前が貼り出されていて、中には「5000回以上」というひとも。

一番下は50回からだけど、50回なら、なんか行けるんじゃないか?

ヤマガラ逢いたさに「50回参拝者」としてめでたく鳥居の前に名前を残す可能性が、あったりなかったり・・・(笑)。

 

(左下)この子たちに、バターピーナッツやパンなどを与えると

死んでしまうからやめて、という注意書きがあった。注意してください。

 

下りは自然歩道で。 整備された歩きやすい道で、下まで15分。気持ちのいい森歩きです。


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