米通信(まいつうしん)

米屋のじいじ独り言

トウモロコシ争奪戦

2007年06月28日 | Weblog
 米米(まいまい)周辺、今日【2007年6月28日(木)】の天気
   晴のち曇   最高気温:31℃

 昨日のつづき。茅野信行(ちののぶゆき)先生のお話。
質問③小麦が値上がりしているのは、オーストラリアが旱魃(かんばつ)になり在庫が急減したから。答えはその通りです。
質問④大豆が値上がりしているのに、豆腐が値上がりしないのはスーパーマーケットが値上げを認めようとしないから。答え=その通り
 お豆腐に使う大豆は北海道の札幌より南で出来たものです。アメリカではトウモロコシが高騰していて今まで交互に大豆とトウモロコシを植えてたのをトウモロコシの比率を上げて栽培しているので大豆が不足して高値で取引されています。
質問⑤原材料が値上がりしているのにビールが値上がりしないのはメーカーが利益を削っているから。答え=その通り
メーカーも問屋も小売りもそれどれ利益を削減している。
質問⑥トウモロコシが高騰しているのに卵や肉が値上がりしないのは、飼料代が安いから。  答え=どちらとも言えない
 トウモロコシが食糧と燃料に使われ、伝統的なトウモロコシの輸入国の日本、韓国、台湾それに中国の三つ巴のトウモロコシ争奪戦がおこるが肥料は安定している。トウモロコシ増産も新ハイブリッド種子の使用や蜜植して株数を増やしたり連作したりして増産している。
         以上、茅野信行(ちののぶゆき)先生のお話は終わり。


コメント
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