俺らは、食事に来たんだ
他の者にかまつちやおれん！
『やあ、久しぶり』、よくとおる明快な声で
楽しそうな若者の話し声がつたつてくる。
本当にコキミよい会話が、ポンポンとながれる。
話の早さも遅すぎず⁉️
早すぎず、声が小さかったりすると
何、何と？
耳の一点に集中して
おい、少しボリュームをあげろ
ここは食道で大きな声でチャチャが入って
ヤイ〜！ 娘ちやんよ！
ビールとホルモン定食
俺は、あつさりして、あぶらこいのゴメンだ。
あの兄ちゃんはなにしてた。
他の者に気にしてさ。
娘ちやんよ、俺もビールとつまみ。えら豆だ！
雑音の中から、ひとりの声が発する。
それは一度聞くと簡単に忘れられない。
甲高い声！
彼の笑顔、メチャ、けヘラ？
顔はすごくくずれているが、それがよ
簡単に忘れられないのだ。
おれつちの頭の中‼️
思い出したくない奥底からよみがえつてくる。
だから、ひとことの言葉もかけず、すつーとす通り。
そのうしろ姿で、ちよつと待て！
ギーク、だからいつたんだ！
この場所だけは入りたくなかつた！
この世は、いらぬところで、でくわすんだ
お、おれて。
この時ばかり、神さまにこ願いしたね。
心の底で願ったね。抜き出し先出し
俺が悪んじゃない。とうに時効だ（笑）
