もう夏のど真ん中で熱い日差しの中
『一ちゃん』
がやって来てカブト虫を見せ廻っている。
その『カブト虫』どこで捕まえたのか？
これはもらった。
だれに！
『タケちゃん』
別名・・コウモリ男だ！
不断はコウモリを捕まえて
羽を伸ばしたり・驚かしたり！
「驚かすのは」
本当に天才だ！
並はずれている。
またあれんちの家に行って。
気持ちワルイ・・ワルイ！
奥に小屋みたいな奇妙な住まいだ！
夜行って見たが！
オバさんが出て来てよ。
それがよ！
トイレが外にあるんだ！
夜って言うのに！
うす暗くてトイレに行きやがんの？
トイレに中に落ちたらどうするだろう。
俺て勝手に他人の事心配してんの！
おー！
そんな場合じゃーなかった。
俺さあれん家にいったら
良いの見せるって付いていったら！
家の側に洞窟があってさ！
火を付けて洞窟を１０ｍ以上も掘ってやがるの！
一番奥にポッカリと明かりがついて
何か祭ってある！
その周りに「コウモリ」が真上に一杯
たむろしているんだ。
一匹のコウモリを捕まえて
全コウモリを脅してやがるの！
コウモリが飛びまわって
俺は腰を抜かしてからビビって外に逃げ帰った。
それからコウモリ男と呼ばれ様になった。
今日来たのは！
「カブト虫」の居場所を教えてくれ！
お前だけなら捕まえられないから
俺も一緒に付いて来てやら！
本当に強気な奴。
『一ちゃん』
今から山奥まで入ってから「カブト虫」を取りに行く。
今日は悪い予感がするから来いとは言えないが
自己判断にまかす！
悪い方向に行くかも
地獄を見るか！
さてはて？
いかん！？
悪い事言っちゃった！
『一ちゃん』
闘争本能が燃え始めた！
山の奥と進んでコウモリ男が大きな態度で
止まって指を指す。
木に少し穴があって
探偵じゃー在るまいし。
「バタバタ」
「スッスッー」
入る寸前に木を背にして構えた
『一ちゃん』
そこでピストルを出すのか？
それてテレビの見すぎだ！
早く覗ちまえよ！
しー！
あー！
ヘビが沢山たむろしていいる
コウモリ男にやられた！
一度ですんなり教えてくれない。
イジワルな天才は！
ここで発揮するのか？
ワルイ・・ワルイ！
今度は本当のカブト虫だ！
ここだ・・・！
いるだろう！
「カブト虫」
俺しか知らない！
誰にも言うな！
絶対に約束だ！
約束ヤブったら？
指を貸せ！
指を絡ませて！
『約束ヤブったら』
『1000本の針飲ます』
お前ら何やっているんだ！
．
．
．
俺はだんだんお前の頭が！
お前がオカしいのか
俺が可笑しいのか？
夢がうつろに！
まぶたを「パチパチ」！
俺は気分が悪くなったから
カブト虫もらって帰る。
明日は寝込むぞ
起こしに来るな！
この世は数々の苦しみ・苦痛等で住みにくい。
不景気のあおりで風が吹く。
今は安全と思われた会社も危ない危機。
この世の荒波にさらされている世界だ。
この世だからこそ。
ほんの些細なゆとりこそが一番大事な事と考える。
人は少しのユトリが『考えられない力』
思いもよらない発想が現実に現れる。
僕の体に脈々と血がたぎる感動が
全身へと熱く燃え上がる。
あなたは感じた事はあるか？
自分の才能は限りない！
『信念』と『熱い思い』から
僕のチッぽけな壁をブチ破って
海の壮大な！
イヤー
それ以上の広大な大自然の中に！
僕は立たずんでいる。
『坂本龍馬』の熱い思いに
あなたの気持ち次第で！
幾重にも！
自由変化していく。
明治維新前の幕末の世とあまり変わらない。
人身階級で人が次ぎから次へと
死んでいくのは無いかも知れない。
でも！
『坂本龍馬』が描いた世界が！
今の世界なのか？
今の時を考えて！
もっと素晴らしい世界にするべき！
考える！
ほんのチョットの考えが
バラ色の人生となる。