趣味人倶楽部

南海トラフ地震は…今、関西の地下で起きている「危ない異変」(3) 

 気になる現象として、「スロースリップ」が挙げられる。
 スロースリップとは10日間から1ヵ月ほどの長い期間をかけて、プレートが1cmほどずれていく現象のこと。それに伴って地震が発生するが、規模が小さいために「大したことはない」と見逃されてしまう。
 
だが、実はこのスロースリップこそが大地震の前段階に起きる警戒すべき「揺れ」なのだ。

実際、東日本大震災のときも、本震の2ヵ月前からスロースリップが起きていたことがわかっている。他国の例を見ると、'85年のメキシコ地震(M8・1)の際にも2ヵ月前にスロースリップが確認されている。

最近、関西を中心に起きている連続地震は、このスロースリップと捉えることができるだろう。

その意味で、現在起きている連続地震は南海トラフ地震の予兆と位置付けられる。

専門家によれば、南海トラフで巨大地震が起こった場合、関西のみならず関東にまで大きな影響をもたらすという。 By『週刊現代』2022年5月28日号より
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「日記」カテゴリーもっと見る