暮らす三重☆時々京都

京都から三重県に引っ越してきました。
暮らす三重、大好きな京都、幼い頃育った瀬戸内海・・・
日本に暮らす風景を。

10月の朔日餅

2010-10-02 22:19:27 | お伊勢さん

10月の朔日餅をいただきました。

今月は栗餅です。


もち米で、栗きんとんが包まれています。

 

 

今までで、一番おいしい朔日餅でした。

私的には赤福の初めての味♪

この栗餅は重陽の節句のお供えだそうです。


ん??重陽??

重陽は9月9日でもう終わったはず・・・
と、思ったらどっこい旧暦では
今頃が重陽にあたるのですね。

 

重陽について

中国(陰陽道)では偶数は陰の数字、奇数は陽の数字とされ、月と日が同じ奇数の数字になる日は陽+陽=陰になるとして避邪の行事が行われていました。

特に9は一桁の奇数としては一番大きな数であるために「陽の極まった数」と考えられ、
「陽の極まった数の重日」ということで「重陽」と呼ばれます。パワーが大きすぎて不吉とされたのですね。

日本においても古来より「観菊の宴」などが開かれ、盛大にお祝いされてきました。難から逃れるための厄除けです。

 

 

陽極まれば邪と化す。

この世はなんでもバランスで出来ていますから、

プラス、マイナス、0くらいの人生がいいのかもしれません。