10月の朔日餅をいただきました。
今月は栗餅です。
もち米で、栗きんとんが包まれています。
今までで、一番おいしい朔日餅でした。
私的には赤福の初めての味♪
この栗餅は重陽の節句のお供えだそうです。
ん??重陽??
重陽は9月9日でもう終わったはず・・・
と、思ったらどっこい旧暦では
今頃が重陽にあたるのですね。
重陽について
中国(陰陽道)では偶数は陰の数字、奇数は陽の数字とされ、月と日が同じ奇数の数字になる日は陽+陽=陰になるとして避邪の行事が行われていました。
特に9は一桁の奇数としては一番大きな数であるために「陽の極まった数」と考えられ、
「陽の極まった数の重日」ということで「重陽」と呼ばれます。パワーが大きすぎて不吉とされたのですね。
日本においても古来より「観菊の宴」などが開かれ、盛大にお祝いされてきました。難から逃れるための厄除けです。
陽極まれば邪と化す。
この世はなんでもバランスで出来ていますから、
プラス、マイナス、0くらいの人生がいいのかもしれません。