妻への告白

この三連休で里帰りしている子供と妻を迎えに行きました。

初めて会う子供に僕。はどうしてよいのかわからず、抱き上げました。

そのとき、感動と同時に悲しさが込み上げ泣けてきました。


この子が父親と呼んでくれるか？
など考え、今一度自分を見つめ直し、ギャンブル依存を治すぞ！と心に決める事が出来ました。


子供って、三キロぐらいしかないのに本当に温かく、ものすごく想いものだとわかりました。


そして帰宅し、片付けも終り落ち着いた時を見計らい、告白しました。


告白前には戻れない恐さから言い出せなくて、落ち着き無く、変な気持ちでした。
でも話さなくては前に進めず、勇気を振り絞り話をしました。


最初に自分が依存症であることを話、借金の告白をしました。

妻は気丈に振る舞っていましたが、やはり妻を泣かせてしまいました。

夫の病気、借金、裏切りを受け止められるわけありません。

妻は今後がわからない。と正面から答えてくれました。

僕は一番大切な人を泣かせてしまいました。

なにより妻は裏切られた気持ちでいっぱいになってました。


僕は今まで自分で考えていたが、妻にとっては後ろから刺された気分だと言われました。


僕のすべてがなくなりました。


つまらない意地のを張るために、僕は本当に大切なものを無くしてしまいました。

妻は、今、子供と二人で家にいますが、多分離婚も考えていると思います。

出来ることなら、離婚はいつでも出来るから、僕をもう一度見てほしいと思っています。

もう、目先の幸福は求めません。

将来の自分、家庭、その時、周りで関わっている人たちのために、僕は歩きださなくてはいけません。

依存症と認め、妻に打ち明け、自分勝手すぎてるのはわかっています。

でも、依存症と戦う為に、僕は犠牲を出さなくてはいけな状況になってしまいました。

告白するにも、前に戻ることができない決心をしなくてはなりません。

過去の自分には戻りたくありません。

前に進むしかないのです。

本当に妻には申し訳ないことをしてしまったと思っています。

今後どれだけ償えるか、今は、正直自分もわかりません。

裏切ってしまった僕の意見を信じてもらえるわけもありませんし。

自分自身、不安です。

ただ、そのままにしてはいけないのは事実です。

すべてを受け入れ、僕は、犠牲を選んで前に向くしかありませんでした。

こんな自分をほんとに後悔しています。


妻の涙を見たときに、僕は・・・

今の僕には、今後の誠意を見せ、父親らしく頑張らなくてはなりません。

それだけは、誓ってがんばれます。

ひとつひとつ前に歩きます。


依存症は本当に恐ろしい病気です。
すべてを壊します。

人間関係・家庭・人格・人生・モラルなど壊します。

ぼっこボコに壊します。


今、ギャンブルを止めようとして失敗している人、依存症を認めましょう。
相談しましょう。ブレーキかけましょう。

一人じゃ無理なんです！

絶対に無理なんです。

認めて、相談して、再出発しましょう。

僕は、これしか方法がないぐらい、ひどい依存症になってしまいました。

妻を傷つけてしまうことでしか、僕の回復手段が無かったのです。

こんな事にならないでください。

すでに借金をしている時点で依存症なんだと思います。

僕は、今後どうなるかわかりません。

離婚をするのか、またがんばるのか。

でも、これだけは守ります。

パチンコ・スロットはもう、しません。

永遠に。

僕の人生は、僕の甘さが原因で、電気の箱に壊されました。
あんな箱に。

もう二度としません。

妻を傷つけてまで、手にしたブレーキを壊すことないようにします。

生涯、永遠のブレーキになるはずです。

これから帰宅し、また話し合いをします。

また報告したいと思います。