骨董品収集品の記録

自分の集めたアンティークを載せてます

古伊万里鉢

2024-03-17 10:17:00 | 日記
この鉢?も最近購入したものです。
ヤフオクですが、なんとなくウォッチにいれていおいたのをふと見ると時間ギリギリであまり値段上がってないのと、なんかよく見えてしまって衝動で札を入れたら落札してしまいました。
いつもある程度調べたり札を入れるべきか素人なりに考えるのですが、ぱっと見で購入してしまったのでまずいなと自分で思いました。
遅生さんの瓢箪形のお皿を出品しているところだったのと江戸期保証の文言あったのでまあ大丈夫かと思いました。
送料入れて昼飯5回分なので中途半端ですが色絵の勉強にいいかなと。


口径15.9高さ6.9底径6.4
品を見た瞬間おっ!いいんじゃない??と思いました。
いつもヤフオク等写真で買うときは想像通りのものか箱を開ける瞬間の緊張感があります。笑

銘が嘉晴年製
晴バージョンです。
以前から萬歴年製や嘉晴年製は1700から1750くらいのイメージをなんとなく持っていました。
少し読んだ本を思いだすと、海外輸出の全盛から衰退の期間にあたるように思います。つまり中国ものの贋作を作っていたことなのでしょうか??笑
この辺の解釈をまだまだ勉強中です。
それでもこの辺りの銘は時代推測の一つの要素なのかなと。

裏の模様は表に比べてあっさりしています。手抜きでしょうか。

朝顔型のやや皿気味の鉢です。



縁にのみホツありました。これでやすかったんかい!と後で気づきました笑

絵の具を付けてしまった跡もあります。

時代は1720から1760辺りと適当に推測しました。
柴田コレのパート4あたりの後をさっと読んだのですが色絵も色々年代推測できる要素があり面白いと思いました。

ただ厄介なのは1700年代後半あたりでも元禄期の写しもあるようですし、さらにその後、大聖寺伊万里の写しもあります。
ちょっと難しすぎませんか??と笑

因みに大聖寺は陶石の違いで薄手でつくれるようです。多少高台に特徴があり石の色も違うようです。


光を当てると透けて見えるくらい薄いです。。。

お前は誰なんだ。笑